性病検査のセットは、「何項目あるか」より先に、知りたい感染症と部位を確認します。「全部」「総合」という名前の商品でも、すべての感染症・すべての部位を調べるわけではありません。
感染症名・部位・検体を一組で確認する
| 比較する欄 | 質問の例 |
|---|---|
| 感染症 | 何を対象にしていますか |
| 採取部位 | 性器、のどなど、どこを調べますか |
| 検体 | 尿、血液、ぬぐい液など何を採りますか |
| 方法 | 遺伝子や抗体など何を調べますか |
| 時期 | 心配な接触から、いつ採取しますか |
のどの検査は、性器の結果から代用しない
淋菌などは性器以外に感染することがあり、症状が出ない場合もあります。性器の検査が陰性でも、のどを調べたとは限りません。自分がどの部位の検査を必要とするか分からない場合は、心配な接触や症状を医療機関・検査窓口へ伝えて相談します。
血液を採れば全項目が分かるわけではない
同じ採血でも測っている対象は検査によって違います。AMHの採血を受けたことや健康診断で血液を採ったことは、そのまま性感染症の検査を受けた意味にはなりません。検査票に記載された項目名を確認してください。
セット数の数え方も確認する
同じ感染症を違う部位で調べる場合や、同じ病気に関連する別の測定項目が数えられる場合があります。6項目と9項目という数字だけでは、必要な範囲が増えるか判断できません。各社の一覧で、同じ目的に必要な項目を一つずつ照合します。
追加する前に、症状と目的を伝える
症状があるときは、セットに含まれる項目を増やすだけで十分とは限りません。感染症以外の原因を含めた診察が必要になることもあるため、窓口へ症状を伝えます。パートナーの感染が分かっている場合も、本人が選んだ一般的なセットだけで済ませず医療機関に相談しましょう。
比較表の埋め方
「気になること/対象感染症/部位/検体/時期/結果後の窓口」の欄を作り、分からないところを空欄にして問い合わせます。少ない項目が悪い、多いセットなら安心と考えるのではなく、今回の目的を満たすかで選びます。必要な範囲が決まってから、送料を含む総額を比較してください。
例:二つのセットが同じ項目数の場合
Aセットが性器の検査を複数含み、Bセットが性器と咽頭の検査を含むなら、どちらも同じ「○項目」でも範囲が違います。個々の病名と部位を一行ずつ書くと、重なっているものと含まれないものが見えます。
感染症の種類を自分で推定して選ぶのが難しい場合は、症状や心配な時期を窓口へ伝えて相談します。「項目数が同じだから安い方」という判断は、必要な範囲を揃えてから行いましょう。
採取に不安がある場合の確認
尿やぬぐい液、血液など、自分で採れるか不安な検体があれば、採取手順の公式動画や説明書を先に確認します。自分で対応できない場合、医療機関で採取する方法があるか相談できます。
器具の使い回しや別の部位で採った検体の代用はせず、検体の識別と記入を含め説明書の指示に従います。一部の項目を採れなかった場合は、セット全体をどう扱うか検査窓口へ確認してください。
参考情報
2026年9月25日に確認。費用・提供条件は変更されるため申込先の最新案内をご確認ください。比較表と質問例はEggLink編集部による整理です。
次に確認したいこと
検査項目と受け方を確認する
気になる感染症と部位に合う方法を選びたい方へ。
郵送キット・医療機関・公的な検査窓口を、検査範囲と結果後の対応で比較できます。

症状がある場合やパートナーの感染が分かっている場合は、医療機関へ相談してください。

この記事を書いた人
EggLink編集部
医療・婦人科専門メディア
公的機関や医学会などの情報をもとに、女性の健康と医療の選択に役立つ情報を整理しています。