昔の淋病が気になる男性は、治療が終わっているか、精巣上体炎などを経験したか、今の精液所見はどうかを分けて確認します。感染歴だけで不妊とは判断できません。
淋菌の治療と生殖機能の評価は別
淋菌感染症は抗菌薬で治療します。ただし、治療は感染を取り除くことが目的で、すでに起きた損傷を必ず元に戻すものではありません。妊活への影響を知りたい場合は別の評価が必要です。
当時の痛みや腫れを診察で伝える
淋菌は精巣上体の炎症に関係することがあり、まれに不妊につながる場合があります。陰嚢の腫れ、発熱、強い痛みを経験した場合は、治療歴と一緒に医師へ伝えてください。症状がなかったことだけでは評価を省略できません。
尿の陰性だけでのどや直腸を判断しない
淋菌は感染した部位に応じて検体を選びます。以前の感染部位や、その後の口・肛門を介した接触も相談材料です。現在の感染を確認する検査で、過去の精巣上体の障害を判断することはできません。
男性の検査を、ふたりの妊活の中で考える
精液検査では複数の項目を評価し、診察と合わせて原因を調べます。女性側の排卵や卵管の評価も別に必要になることがあります。どちらか一方の感染歴だけに理由を決めつけず、ふたりで相談することが大切です。
症状・感染の指摘があるときは受診を先に
痛み、膿、発熱、ただれがあるときや、パートナーが陽性のときは、郵送キットの結果を待たず医療機関へ相談します。急に強い精巣の痛みが出た場合は、精巣捻転など急ぐ病気もあるため、すぐに受診してください。
自宅で精液の一部の項目を調べる選択肢
症状がなく、まず精液量・精子濃度などを確認したい場合は、郵送の精液検査も選択肢です。EggLinkの郵送検査は精液量・精子濃度・総精子数・正常形態率の4項目で、運動率や生存率は含みません。
この検査で過去の感染による損傷や精巣上体の通り道を診断したり、妊娠できるかを確定したりはできません。感染歴や不妊の心配が主な理由なら、検査を買う前に泌尿器科で必要な評価を相談できます。
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参考情報
公的機関・学会の公開情報をもとに編集しています。個別の診断・治療方針は医療機関で相談してください。

この記事を書いた人
EggLink編集部
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