性病検査を受ける方法には、医療機関、保健所・自治体の検査窓口、郵送キットがあります。費用だけでなく、症状があるか、何を調べたいか、結果後に診察が必要かで選びます。
三つの窓口を比べる
| 窓口 | 向いている相談 | 費用・条件の確認 |
|---|---|---|
| 医療機関 | 症状、パートナーの感染、診断や治療 | 診療内容・保険の取扱い・予約 |
| 保健所・自治体 | 対象の感染症を確認したい | 無料の対象、匿名、実施日時、予約 |
| 郵送キット | 自分で採取し、指定項目を確認したい | キット代、送料、返送、結果後の受診 |
何科を予約するか
泌尿器科、婦人科、皮膚科、性感染症を扱う外来などが候補になりますが、施設ごとに対象や対応部位が違います。「この症状がある」「この感染症の検査を受けたい」と伝え、受付可能か確認してください。のどなど性器以外の相談も、予約時に伝えると行き違いを減らせます。
無料なのは、すべての項目とは限らない
厚生労働省は保健所等の無料・匿名のHIV検査を案内しています。梅毒など他の検査を同時に受けられるか、予約制か、結果を別の日に聞くかは窓口で確認します。無料の検査があることと、そこで診察や治療まで受けられることは別です。
保険診療か自費かは受診時に確認する
症状や診療目的、必要と判断された検査などによって取扱いが異なります。単に安心のために一通り検査したい場合と、症状の原因を診断する場合を同じ料金と考えないでください。窓口では検査料だけでなく、初診と結果説明を含む費用を確認できます。
キット代以外の費用を数える
送料、返送、支払手数料、検体を採り直す場合、結果後の医療機関受診を分けます。商品名が総合検査でも、自分が気になる部位が含まれなければ目的に合いません。項目の多さを比較する前に対象を揃えましょう。
受ける前に伝えること
気になる接触があった時期、症状と始まった日、調べたい感染症や部位、使用中の薬を伝えます。感染直後には検査で分からない期間があるため、「今日陰性ならすべて問題ない」とは言えません。不安が強い場合も、時期を待つしかないと考えず相談窓口を利用できます。
費用比較で対象を揃える具体例
同じ「クラミジア検査」でも、性器だけか、のども含むかで対象が変わります。検査法や結果説明の有無も異なるため、商品名と価格だけでは比べられません。見積もりは病名・部位・採取方法・結果説明を一組にして依頼します。
症状の診察を含む場合は、検査を受ける前に診療の費用について相談できます。追加の検査が必要と言われたら、その目的と料金を確認し、キットの代金とは別に記録しましょう。
本人が相談しにくいとき
恥ずかしさや、受付で何を話せばよいか分からないために迷う方もいます。問い合わせでは「性感染症の検査を相談したい」「症状があるので診察を希望する」と短く伝えられます。詳しい問診をどこで行うか、プライバシーが気になることも窓口へ確認できます。
無料・匿名の電話相談などを先に利用する方法もあります。検査をどこで受けるか決める相談と、病名を診断する診療は別なので、相談の結果必要になった場合は医療機関の案内を確認してください。
参考情報
2026年9月25日に確認。費用・提供条件は変更されるため申込先の最新案内をご確認ください。比較表と質問例はEggLink編集部による整理です。
次に確認したいこと
検査・診察の窓口を探す
気になる感染症と部位に合う方法を選びたい方へ。
郵送キット・医療機関・公的な検査窓口を、検査範囲と結果後の対応で比較できます。

症状がある場合やパートナーの感染が分かっている場合は、医療機関へ相談してください。

この記事を書いた人
EggLink編集部
医療・婦人科専門メディア
公的機関や医学会などの情報をもとに、女性の健康と医療の選択に役立つ情報を整理しています。