男性の性感染症検査に、すべての項目に共通する「何日後なら確実」という時期はありません。症状があるときの受診と、症状がないときの検査計画を分け、接触日・検査方法・部位を確認しましょう。
症状があるなら検査時期まで待たない
排尿時の痛み、分泌物、性器のただれ、発疹などがあれば医療機関へ相談します。「検査は数週間後」と聞いたからといって、症状があるまま待つ必要はありません。医師は症状と接触の経過を踏まえて、その時点で必要な診察や検査を検討します。厚生労働省:性感染症の検査・相談。
感染直後に陰性でも結論を急がない
感染した可能性のある接触から、検査で分かるようになるまでの期間は、感染症と検査方法によって異なります。ひとつの商品の採取時期を別の感染症に流用せず、検査会社がその項目・方法について示す案内を確認してください。早い時期の陰性は、必要に応じて再検査や診察を相談する材料になります。
直近のHIV曝露は別の対応が必要
HIVに感染した可能性のある接触から72時間以内なら、PEPの適応についてすぐ医療機関に相談してください。検査結果を待つ手順とは違います。72時間を過ぎていても、その後の検査と対応は医療機関へ相談します。CDC:HIV曝露後予防。
接触日だけでなく部位も整理する
膣性交、オーラルセックス、アナルセックスなど、感染の可能性がある接触部位を伝えます。尿検査を受けた結果だけでは、のどや直腸を調べたことにはなりません。検査日・検査項目・採取部位を一緒に記録し、結果を見返せるようにしておきましょう。
治療後の検査時期は担当医に確認
治療後の確認検査と、新しい感染機会の確認は目的が違います。治療歴がある場合は、薬の名前、治療が終わった日、再び接触があった日を整理してください。自分で短い間隔で同じ検査を繰り返すより、何を確認する検査なのかを医師と合わせておくことが大切です。
採取前の確認リスト
症状がないか、相手が陽性と分かっていないか、希望する項目と部位が含まれるか、その検査方法の採取時期に合っているかを確認します。時期が分からない場合は、発送後ではなく採取前に検査会社や医療機関へ相談すると、検体を取り直す手間を減らせます。
症状がある・パートナーが陽性なら受診を優先
痛み、膿、ただれ、発疹などがある場合や、パートナーの感染が分かった場合は、医療機関へ相談してください。郵送検査の到着や結果を待つことで受診を遅らせないことが大切です。
症状がなく、自宅で検査したい方へ
EggLinkの男性向け商品は感染症検査と精液検査4項目のセットです。感染症だけの単品ではありません。6種・10種の検査項目と採取部位を確認して選びます。
検査できる時期は項目・方法によって異なります。感染の可能性があった直後の陰性では感染を否定できません。尿の結果だけではのどや直腸の感染は判断できず、精液検査も性感染症検査の代わりになりません。陽性・判定保留の際は受診が必要です。
関連する疑問を読む
参考情報
本稿は公的機関・学会・医療機関の公開情報をもとに作成しています。個別の診断・治療は医療機関で相談してください。

この記事を書いた人
EggLink編集部
医療・婦人科専門メディア
公的機関や医学会などの情報をもとに、女性の健康と医療の選択に役立つ情報を整理しています。