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精液検査の基準値|WHO第6版の目安と結果の読み方

2026/4/19

更新:2026/9/24

精液検査の基準値は、妊娠できる・できないを分ける合格点ではありません。まず検査項目と単位を確認し、基準を下回る項目があれば、採取条件も含めて医師に相談します。郵送検査と医療機関の検査では、測定できる項目にも違いがあります。

WHO第6版の下限参考値を確認する

項目下限参考値見る内容
精液量1.4mL採取した精液の量
精子濃度1,600万/mL1mL中の精子数
総精子数3,900万/射精1回の射精に含まれる精子数
総運動率42%動いている精子の割合
前進運動率30%前方へ進む精子の割合
正常形態率4%形態の評価基準を満たす割合

出典は横浜市立大学附属市民総合医療センターのWHO 2021年版の掲載値です。検査報告書の測定法・参考範囲と照合してください。正常形態率4%は「残り96%では妊娠できない」という意味ではありません。

結果は一つの値だけで判断しない

精子濃度と総精子数は別の指標です。例えば濃度2,000万/mL、精液量2mLなら、総精子数は計算上4,000万になります。濃度だけを見ず、量・運動率などとあわせて確認します。

基準を上回っても妊娠は保証されず、下回っても妊娠できないとは限りません。年齢、妊娠を希望している期間、パートナー側の検査結果も判断材料です。数値から自己判断で治療法を決めないでください。

再検査では、採取条件も一緒に残す

精液の所見には変動があります。禁欲日数、採取時刻、全量を採れたか、発熱や服薬の有無、提出までの時間を記録すると、結果を比較する助けになります。

再検査の要否と時期は受診先へ確認してください。初回の異常値が強い場合や症状がある場合に、「2回目まで待つ」ことを一律には勧めません。前回の報告書を持参して相談しましょう。

自宅で採取する方法は2種類ある

医療機関に持参する自宅採取は、指定された時間・容器・運搬条件を守って提出します。一方、郵送キットは郵便で検査機関へ送る方法で、測定項目が限られます。

EggLinkのプレグナクトは精液量・精子濃度・総精子数・正常形態率の4項目。運動率・生存率・pHや感染症は調べられません。運動率を含む評価や原因の診察が必要なら、男性不妊を扱う医療機関を選んでください。

受診先で聞いておきたいこと

  • この結果で再検査や診察が必要か
  • 検査時の採取条件が結果に影響していないか
  • パートナーと並行して確認すべきことは何か
  • 追加検査が必要な理由と費用は何か

診察が必要な方は医療機関一覧で候補を探し、男性の検査対応を確認してください。

参考資料・確認日

確認日:2026年9月24日。個別の検査・治療は、症状や検査結果を踏まえて医療機関にご相談ください。

自宅から精液検査を受ける方法もあります

通院の前に精液量・精子濃度・総精子数・正常形態率の4項目を確認したい方へ。

プレグナクトは自宅で採取し、郵送してWebで結果を確認するキットです。運動率の検査や診察を希望する方は、医療機関での検査を選んでください。

プレグナクト精液検査キット
検査できる項目・料金・商品を見る

妊娠の可否や不妊を判定する検査ではありません。感染症検査は含みません。症状や異常値がある場合は受診を優先してください。

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この記事を書いた人

EggLink編集部

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公的機関や医学会などの情報をもとに、女性の健康と医療の選択に役立つ情報を整理しています。

公開:2026/4/19更新:2026/9/24