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トリコモナス腟炎|おりもの・かゆみの検査、治療とパートナーの相談

2026/4/14

更新:2026/10/28

トリコモナス腟炎は、腟トリコモナス原虫による感染症です。おりものの変化、かゆみ、排尿時や性交時の痛みが出ることがありますが、症状がない人もいます。色やにおいだけでは診断できないため、婦人科などで検査を相談してください。

気になるときに、まず相談したいこと

いまの状況受診で確認すること
おりもの・かゆみ・痛みがあるほかの原因も含めた診察と検査
パートナーが感染した症状がなくても、本人の検査・治療の必要性
妊娠中・妊娠の可能性がある本人に合った検査と薬の選択
治療後も症状が残る・再び出る治療の経過、再感染やほかの病気、再検査

おりものの見た目だけで、原因を決めません

東京都性感染症ナビは、悪臭のある白色から黄色の泡状のおりもの、かゆみ・痛み、性交時や排尿時の痛みなどを挙げています。ただし、必ずこのような症状がそろうわけではありません。男性は無症状のことも多く、本人や相手に症状がないだけでは感染を否定できません。東京都:トリコモナス症の症状・検査・治療

似た症状は、ほかの感染症や皮膚の刺激などでも起こります。カンジダだと思って市販薬を繰り返したり、腟内を洗って治そうとしたりせず、症状が初めて・いつもと違う・続く場合は診察を受けます。発熱や下腹部痛がある場合も、早めに医療機関へ相談してください。NHS:腟炎のさまざまな原因と受診の目安

おりものなどを採り、原虫や遺伝子を調べます

検査には、おりものや尿・尿道分泌物などを顕微鏡で調べる方法、採取した検体の遺伝子を調べる方法などがあります。何を採り、どの方法を使うかは医療機関へ確認します。

顕微鏡で見つからなかっただけでは感染を見逃すことがあり、症状や検査法によって追加確認が必要になる場合があります。子宮頸がん検診の細胞診は、トリコモナスの確定診断用の検査ではありません。結果の意味と、追加検査が必要かを聞いてください。CDC:トリコモナスの診断上の注意

治療薬は医師が選び、自己判断で中断・共有しません

原虫に対する薬で治療します。薬の種類や使い方は、妊娠・授乳、アレルギー、ほかの薬などによって確認が必要です。受診時に伝え、処方された指示どおり使ってください。症状が軽くなったからと自分だけで中断したり、残薬を相手へ渡したりしないようにします。

妊娠中の感染は早産などとの関連が報告されており、症状がある場合は検査・治療を相談することが大切です。薬が不安だからと放置したり、妊娠しているから治療できないと思い込んだりせず、担当医に本人に合う方法を聞きます。

パートナーも同じ時期に、対応を相談します

治療しても、相手に感染が残っていれば再び感染する場合があります。現在のパートナーも、症状の有無にかかわらず医療機関へ相談し、同時期の治療が必要か判断を受けてください。本人だけが治療すれば終わりとは限りません。

本人とパートナーの治療が終わり、症状がなくなるまでは性交を控えます。再開の条件を医療者に確認してください。症状が現れる時期には差があるため、症状が出た日だけで感染した時期や相手を決めつけないことも大切です。CDC:治療と再感染の予防

治療後の確認と、再び症状が出たときの相談

治療後の検査が必要か、いつ受けるかを医師へ聞きます。再感染の確認と治療効果の確認は目的が異なり、検査法によっては早すぎる再検査で判断しづらいことがあります。米国CDCは、治療した性的活動のある女性に約3か月後の再検査を推奨していますが、本人の再診は症状と治療内容に合わせて確認します。

症状が残る・再発する場合は、その予定まで待たず受診してください。薬の使用状況や性交の再開時期を伝え、再感染、治療の効き方、ほかの原因を調べます。追加の性感染症検査が必要かも相談できます。

参考資料

2026年10月28日に資料を確認しました。症状だけで自己診断せず、本人とパートナーの対応を医療者へ相談してください。

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この記事を書いた人

EggLink編集部

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公開:2026/4/14更新:2026/10/28