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ひどい生理痛で病院に行く目安|何科・初診の流れを医師監修で解説

2026/5/14

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【この記事のポイント】

  • 生理痛で病院に行くべきタイミング: 鎮痛薬が効かない/寝込む/性交痛がある/年々悪化
  • 受診は婦人科(産婦人科・レディースクリニック)。初診は月経終了後5〜10日が理想
  • オンライン婦人科でも初期相談可能だが、内診・超音波検査は対面が必要

「これくらいの生理痛で病院に行っていい?」「初診で何をされるか不安」——本記事ではひどい生理痛で受診すべき目安、初診の準備、検査の流れを解説します。


病院に行くべき7つのサイン

以下のいずれかに該当する場合、婦人科を受診してください。

  1. 鎮痛薬を飲んでも効かない、または飲む量が増えている
  2. 生理のたびに寝込んで仕事・学校を休む
  3. 性交時に痛みがある
  4. 排便時に痛みがある
  5. 不正出血がある
  6. 経血量が多く貧血気味(10日以上続く・大きな塊が出る)
  7. 年々生理痛がひどくなっている

これらは子宮内膜症・子宮筋腫・子宮腺筋症などの疾患の兆候の可能性があります。


何科を受診する?

第一選択: 婦人科・産婦人科

#### 婦人科クリニック
内診台での診察可能経腟超音波・MRI等の画像検査治療まで一貫対応
#### レディースクリニック
婦人科+内科+皮膚科等を併設するクリニックピル処方・月経関連の相談に強い
サブ選択: オンライン婦人科
初期相談・ピル処方は可能内診が必要なケースは対面紹介
大学病院・総合病院は?
かかりつけのクリニックでは対応できない重症ケース(子宮内膜症の重症・手術検討等)の場合に紹介される流れが標準。最初から大学病院に行く必要はありません。


初診のタイミング

理想: 月経終了後5〜10日

#### 理由
内診・超音波検査が行いやすい経血で検査結果が判別しにくくならない子宮内膜の状態が観察しやすい
生理中は避けるべき?
緊急性が低ければ生理中は避ける方が無難。ただし強い症状で受診する場合は遠慮せず行きましょう。

緊急性が高い場合

  • 大量出血
  • 失神するほどの痛み
  • 発熱を伴う腹痛

→ いつでも受診を。救急対応も検討。


初診で聞かれること

事前にメモを準備しておくと診察がスムーズです。

月経歴

  • 初経年齢
  • 月経周期(日数)
  • 月経期間(日数)
  • 経血量(普通・多い・少ない)

痛みの詳細

  • 痛みの場所
  • 痛みの始まるタイミング(月経前/中/後)
  • 痛みの強さ(10段階)
  • 痛みが日常生活に与える影響

服薬・治療歴

  • 使用中の鎮痛薬と量
  • 過去の婦人科治療歴
  • 服用中の薬・サプリ

既往症

  • 子宮筋腫・卵巣のう胞等の指摘歴
  • 手術歴
  • 他疾患

ライフプラン

  • 妊娠希望の有無・時期
  • 避妊の希望

その他

  • 性交歴の有無(内診への配慮確認)
  • 喫煙・飲酒
  • 家族歴(子宮内膜症・子宮がん等)

初診で行われる検査

問診(10〜15分)

症状の詳細を聞き取ります。

内診

  • 内診台での外陰・腟・子宮の観察
  • 性交経験のない方は腹部超音波で代替可能(事前に相談を)

経腟超音波

  • 子宮・卵巣の構造を画像で確認
  • 子宮筋腫・卵巣のう胞・子宮内膜症の所見を確認

血液検査

  • 貧血の有無(経血量が多い場合)
  • ホルモン値(月経不順がある場合)

必要に応じて

  • 子宮頸がん検診
  • MRI(子宮腺筋症・大きな子宮筋腫の評価)
  • CA125(子宮内膜症マーカー)

初診の準備

持参するもの

  • 健康保険証
  • お薬手帳
  • 月経周期記録(手帳やアプリ)
  • 症状日誌(あれば)

服装

  • ストッキングを脱ぎやすい服装
  • 内診のためロングスカート/ワンピース等が便利
  • 取り外しやすいタイツ

心構え

  • 性交歴・避妊歴等を聞かれる
  • 質問は事前にメモ
  • パートナー同伴可能なクリニックもあり

初診で受ける可能性のある治療提案

軽度: NSAIDs早期内服指導

鎮痛薬を月経前または痛み初期に内服する方法を指導。

中度: 低用量ピル(LEP)

月経痛・PMS両方に効果。3周期で効果判定。

子宮内膜症等の精密検査

画像検査・血液検査で疾患を評価。

紹介

重症例・手術検討・不妊治療連携が必要な場合は専門医療機関へ紹介。


オンライン婦人科の活用

オンラインで可能なこと

  • 問診・症状相談
  • ピル処方
  • 副作用対応
  • 服薬指導

対面が必要なこと

  • 内診・経腟超音波
  • 子宮頸がん検診
  • 緊急の出血対応
  • 手術

使い分け

初回相談はオンライン → 必要に応じて対面紹介、という流れが現代的。


クリニック選びのポイント

立地・通院利便性

  • 自宅・職場から通いやすい
  • 駐車場の有無
  • 診療時間(平日夜・土曜対応)

専門性

  • 月経困難症・子宮内膜症の治療実績
  • 日本産科婦人科学会認定医

設備

  • 経腟超音波・MRI
  • 検査結果の即日対応

雰囲気

  • 女性医師希望の場合は事前確認
  • スタッフの対応

複数のクリニックを試してみて、自分に合うところを見つけてください。


FAQ

Q1. 性交経験がなくても内診できますか?

A. 内診の代替として腹部超音波・経直腸超音波があります。事前にクリニックに相談しておくと配慮してもらえます。

Q2. 生理痛で病院に行くのは大袈裟ですか?

A. 大袈裟ではありません。月経困難症は治療対象の疾患です。生活に支障があれば受診を。

Q3. 初診の費用は?

A. 保険適用で3,000〜5,000円程度(検査内容による)。

Q4. パートナーに知られたくないのですが?

A. 個人受診が基本で、家族にも本人の同意なく情報が伝わることはありません。

Q5. 受診から治療まで何日かかる?

A. 多くは初診当日にピル処方等開始可能。精密検査が必要な場合は1〜2週間後に再診。


まとめ

ひどい生理痛は治療可能な疾患かもしれません。鎮痛薬で対処できないレベルなら婦人科を受診してください。初診は月経終了後5〜10日が理想、症状メモを持参すると診察がスムーズです。

我慢する必要はありません。


次のステップ

免責事項: 個別治療は医師にご相談ください。 監修: PLACEHOLDER(産婦人科専門医) 最終更新日: 2026-05-15

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この記事を書いた人

EggLink編集部

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公開:2026/5/14