子宮内膜症の治療中に妊娠を考え始めたら、その希望を現在の主治医へ伝えましょう。痛みを抑えること、病変に対応すること、妊娠に向けて進めることを、どの順番で考えるかが相談の中心になります。
妊娠したい時期を、できる範囲で伝えます
「今すぐ」「半年後を考えている」「まだ迷っている」など、現在の気持ちで構いません。薬の処方を受けている場合は、薬をやめてから相談するのではなく、継続中に計画を話してください。
子宮内膜症の診療では、痛みや妊娠希望などを踏まえて方針を考えます。一律に薬か手術かを決められるものではありません。日本産科婦人科学会:診療ガイドライン
診察では、現在の状態と選択肢を分けて聞きます
まず、病変の場所やこれまでの変化について説明を受けます。そのうえで、今の治療を続ける場合、変更する場合、不妊診療へ相談する場合の見通しを聞きましょう。「妊娠希望がなければ選ぶ方針」と「妊娠希望を踏まえた方針」に違いがあるかを尋ねると、選択理由を理解しやすくなります。
すべての疑問を一度に解決しようとせず、次回までに決めることと、まだ保留できることを明確にします。
手術を提案されたら、目的とその後を確認します
| 確認したいこと | 質問の例 |
|---|---|
| 手術の目的 | 今回、手術を勧める主な理由は何ですか |
| 別の選択肢 | 今すぐ手術をしない場合はどう管理しますか |
| 妊娠への計画 | 術後、いつ妊活や不妊診療を相談しますか |
| 卵巣への影響 | 自分の状態では何を考慮する必要がありますか |
| 連携先 | 不妊診療の医師と一緒に相談できますか |
他の人と同じ大きさの嚢胞だから同じ治療になるとは限りません。前回の画像や手術歴も含めて判断してもらいます。
痛みの我慢を、妊活の条件にしません
仕事を休むほどの痛みや、性交時の痛みがある場合は具体的に伝えてください。「妊娠を希望しているから薬の相談をしてはいけない」と考える必要はありません。使える方法や受診の目安を医師と確認します。
病院を変える場合は、検査結果と治療経過を引き継ぎます。妊活の相談先では、子宮内膜症への対応を院内で行うか、手術施設と連携するかも確認すると、通院の全体像が見えやすくなります。
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この記事を書いた人
EggLink編集部
医療・婦人科専門メディア
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