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アッシャーマン症候群(子宮内癒着)|月経の変化、検査と治療後の確認

2026/4/12

更新:2026/10/28

アッシャーマン症候群は、子宮の内側に癒着が生じる状態を指します。子宮内膜が傷つくことなどにより、内側の壁同士が瘢痕組織でつながります。月経が少なくなる・来なくなる、不妊や流産などがみられる場合がありますが、症状が目立たないこともあります。

子宮内の処置後に月経が変わったら相談を

流産・出産に伴う子宮内容の除去、子宮内の筋腫の手術や内膜の感染などが、癒着に関係する場合があります。ただし、そのような処置を受けた人全員に起こるわけではありません。月経の変化には妊娠、ホルモンの状態、薬など別の理由もあるため、過去の処置だけで自己診断しないでください。

月経が来なくなった、急に少なくなった、周期に合わせた痛みがある、妊娠しない・流産が続いたなどの場合は、婦人科へ経過を伝えます。妊娠の可能性や使用薬、過去の手術・処置を整理して持参すると、必要な確認を相談しやすくなります。

検査と治療の前に確認すること

相談する段階確認したい内容
症状の相談最後の月経、量や周期の変化、痛み、妊娠・処置・感染や服薬の経過
検査子宮鏡・造影検査・液体を使う超音波のうち、何の目的でどれを行うか
手術癒着の場所と範囲、はがす目的、痛み・麻酔と手術のリスク
治療後薬や一時的な器具の目的、再癒着を確認する診察・検査の予定
妊娠を希望する場合治療後の見通し、妊娠を試みる時期と、妊娠後の管理を相談する

子宮鏡では、子宮の中を直接見て確認します

米国生殖医学会の患者向け資料は、子宮鏡を子宮内癒着の評価・治療で最も正確な方法と説明しています。子宮口から細い器具を入れて子宮内を観察する検査です。子宮卵管造影や、子宮内へ液体を入れる超音波検査も、内部の形を調べるために使われます。

検査の必要性と、検査だけか同時に処置も予定するかを事前に聞いてください。子宮鏡の痛みへの対応や麻酔の選択肢は、検査・処置の内容と施設により異なります。つらさや不安を伝え、途中で止めたい場合の伝え方も相談できます。ASRM:子宮内癒着の症状・検査・治療

癒着の治療と、不妊治療の方法は分けて考えます

治療が必要と判断された場合は、子宮鏡で見ながら癒着をはがす手術が行われます。子宮内膜の状態や癒着の範囲によっては、複数回の処置が必要になることがあります。手術の目的と期待できること、起こりうるリスクを確認しましょう。

体外受精をすれば癒着そのものが解消するわけではありません。妊娠希望と、ほかの不妊要因も踏まえ、子宮内の治療と妊娠に向けた計画を相談します。「この手術で必ず妊娠できる」とは言えず、重症度や内膜の状態などで見通しは異なります。

再癒着の確認と、妊娠後の診療も大切です

治療後に再び癒着する場合があります。術後に使う薬や、一時的なカテーテル・バルーンなどの器具、再検査の必要性と日程は担当医へ確認してください。他の人と同じ薬・期間や器具を自分で選ぶものではありません。

治療後も月経の問題や不妊が残る場合があります。また、妊娠した後には流産・早産や胎盤の付着の問題などへの注意が必要となることがあるため、産科へ治療歴を伝え、管理を相談してください。掲載された集団の妊娠率を、そのまま本人の予測には使えません。

検査・処置後の痛みや出血などの連絡基準は施設で確認します。突然の強い腹痛や呼吸の異常などは次の予約を待たず緊急の診察を求め、動けない・呼吸が苦しい場合は119へ連絡してください。

参考資料と確認日

2026年10月28日に採用した説明を照合しました。個人の診断や治療の代わりではなく、本記事の個別の医師監修は行っていません。

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この記事を書いた人

EggLink編集部

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公開:2026/4/12更新:2026/10/28