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卵巣炎・卵管炎の症状|骨盤内の感染と、早く相談したい腹痛

2026/4/11

更新:2026/10/28

下腹部の痛み、おりものの変化、月経以外の出血や発熱があるときは、卵管・卵巣などに広がる感染や、ほかの病気を確認するために受診します。「卵巣のあたりが痛い」という場所だけでは原因を特定できません。妊娠の可能性も含めて医療者へ伝えてください。

強い腹痛や体調不良は、待たずに医療へつなぎます

症状・状況対応
突然の強い痛み、悪化する痛み、失神や強いめまい、多い出血を伴う痛み救急を含む医療機関へ直ちに連絡・受診する
高熱や悪寒、嘔吐、ひどい体調不良を伴う急いで医療機関へ連絡し、受診の指示を受ける
妊娠している・妊娠の可能性があり、下腹部痛などがある妊娠の可能性を伝え、速やかに受診する
痛み、おりもの、不正出血などが軽くても続く・繰り返す症状だけで診断せず、早めに婦人科へ相談する

強い症状があるときは、自分で運転することを避け、周囲や救急の助けを求めてください。痛みの原因を調べ続けたり、手元の検査キットの結果を待ったりして受診を遅らせません。NHS:骨盤内炎症性疾患の症状と緊急対応

卵管や卵巣の炎症は、骨盤内の感染と関係します

骨盤内炎症性疾患(PID)は、腟や子宮頸部からの感染が、子宮・卵管・卵巣や骨盤内へ広がる病気です。卵管炎や卵巣周辺の炎症も関わります。クラミジアや淋菌などの性感染症だけでなく、腟にいるほかの細菌が原因になる場合もあります。

症状がはっきりしない人もいます。また、同じような痛みが別の病気で起こることもあるため、性生活の状況や症状の強さだけで病名や原因を決めつけないでください。

診察と、必要な検査を組み合わせて判断します

受診時は、いつ始まった痛みか、おりもの・出血・発熱、妊娠の可能性、最近の処置や使っている薬などを伝えます。診察のほか、感染症の検査、血液検査、妊娠反応、超音波などを状況に応じて行います。全員に不妊検査一式を行うという意味ではありません。

RCOGは、感染を調べる採取検査が陰性でも、感染を完全には否定できないと説明しています。妊娠の可能性がある場合は、似た症状を起こす異所性妊娠なども確認します。一つの結果だけで自己判断せず、症状の変化を伝えてください。RCOG:骨盤内炎症性疾患の診断と検査の限界

治療は早めに開始し、改善しないときは再相談します

PIDの主な治療は抗菌薬です。診察で必要と判断された場合は、医師の指示に従って治療を始めます。重い感染や膿がたまる状態などでは、入院や追加の処置が必要になることがあります。薬を飲めない、治療後も症状が悪化する場合は、次の予約を待たず連絡してください。

治療を始めて48〜72時間ほどで改善しない場合は再評価が必要です。悪化や強い症状がある場合は、その時間を待つ基準ではありません。よくなったと感じても自己判断で抗菌薬を中止せず、指示された治療と再診を受けます。

パートナーの確認と、今後の妊娠の相談

性感染症が関係する場合は、パートナーにも検査や治療が必要になることがあります。いつから性行為を再開できるかも含め、受診先で説明を受けてください。症状がないことだけで、相手に感染がないとは判断できません。

PIDは治療が遅れたり、重い感染や再発があったりすると、妊娠しにくさ、異所性妊娠、長引く骨盤痛などにつながる場合があります。ただし、診断された人が必ず不妊になるわけではありません。まず現在の感染や痛みの治療を優先し、妊娠の希望や過去の治療についても相談します。

出典と確認日

2026年10月28日、NHSの症状・緊急対応・診察・治療、RCOGの診断・治療・再診・長期的影響の節を確認しました。英国の薬剤・用量・診療体制を国内共通の処方にはしていません。本記事の個別の医師監修はありません。

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EggLink編集部

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公開:2026/4/11更新:2026/10/28