BT5は、胚盤胞を移植した日を0日として数えた5日目を指す言い方です。今日の症状や日付だけで、体内の着床がどこまで進んだか、妊娠したかを知ることはできません。判定までの予定、薬、症状があるときの連絡を確認しておきましょう。
今日、確認しておきたい予定と連絡先
| 項目 | 確認する内容 |
|---|---|
| 妊娠判定 | 指定された検査日と、採血か尿検査か、結果を聞く方法。自分でBT10〜12などに変更しない。 |
| 処方薬 | 薬の名前・剤形・量・回数と残り。使い忘れや不足があるときの相談先。 |
| 症状の相談 | 診療時間内と時間外に連絡する方法。出血や強い痛みなどがある場合の受診先。 |
| 次の生活予定 | 仕事、通勤、運動などで気になる負担を、個別の治療内容と合わせて確認する。 |
症状がある・ないで、着床の段階を決めない
眠気、胸の張り、おりもの、下腹部の感覚などが気になることがあります。ただし、薬の影響を含め原因は症状だけでは特定できません。日付ごとの体内段階表や体験談を、そのまま自分に当てはめないでください。
症状がない、前日より軽いことだけで、治療が不成功だったとは判断できません。反対に症状があることも、妊娠の証拠にはできません。
BT5に自宅検査をした結果は、どう扱うか
指定日より早い検査の陰性は、治療結果を確定するものではありません。陽性の場合も、hCG注射などの薬が影響することがあるため、検査した日・製品・結果と使用中の薬を通院先へ伝えます。
検査は、通院先の指定する日と方法で受けてください。血液検査が陽性でも、それだけで妊娠の場所や、その後の経過まで分かるわけではなく、次の診察や必要な確認につながります。
薬の使い方や不足は、次の診察まで待たず確認する
早い検査の結果や出血だけで、処方薬の中止・増減を決めないでください。使い忘れた場合や、薬が足りない場合は、薬の名前と最後に使った時刻を伝え、処方元へ対応を確認します。まとめて追加するなどの自己調整は避けましょう。
腟剤と内服薬を取り違えず、手元の説明書を確認してください。ルティナスは腟内に使う製剤で、内服しません。挿入時の痛みや出血がある場合も、具体的な経過を伝えて相談します。
少量の出血も、色や日数で安全と決めない
出血があれば、始まった日時、量と変化、痛みやふらつき、薬の使用状況を通院先へ伝えてください。「BT5だから着床出血」「ピンクで短時間だから接触出血」と自分で判断し、判定日まで待つ条件にはしないでください。
胚移植後の出血を伝えるときの確認表も利用できます。出血があっても、指定された妊娠検査が必要かを確認し、自己判断で取りやめないようにします。
強い症状がある場合は、BT5かどうかより受診を優先する
多量の出血、強い腹痛、片側の下腹部や肩先の痛み、強いめまい・失神、息苦しさ・胸痛などがあれば、緊急の診察を求めてください。意識が遠のく、動けない場合は119へ連絡します。急な腹部の張り、吐き気、尿量の減少、発熱なども速やかに相談してください。
自分で日数や症状を換算せず、そのまま伝えてよい
初期胚移植と胚盤胞移植では条件が違います。移植日と胚の段階をそのまま伝えれば、無理に別の人のBTへ換算する必要はありません。
判定まで症状を探し続けるのがつらい場合もあります。検査の予定と連絡先を確認し、必要なら不安についての支援も通院先へ相談してください。
確認した資料
2026年10月24日に確認。海外の施設の検査日・薬の期間を、そのまま日本の全員の指示には当てはめていません。

この記事を書いた人
EggLink編集部
医療・婦人科専門メディア
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