DFI検査は、精子DNAの損傷に関わる情報を調べる検査です。精子の数や運動率などをみる一般の精液検査とは異なります。追加できるから全員が受けた方がよい、と考えるのではなく、結果を何に使うのかを確認しましょう。
最初の検査として全員に勧められるものではありません
AUA/ASRMのガイドラインは、精子DNA断片化検査を不妊カップルの初期評価で一律に行うことは勧めていません。一方、反復する妊娠喪失など、評価を検討する状況があります。AUA/ASRM:男性不妊ガイドライン2024
これは、検査に価値がないという意味でも、希望すれば必ず適応があるという意味でもありません。これまでの経過と、検査で答えたい疑問を医師と共有します。
予約前に、検査方法と説明の範囲を聞きます
| 確認項目 | 質問の例 |
|---|---|
| 目的 | 今回、一般の精液検査だけでは分からない何を調べますか |
| 方法 | どの測定方法を使い、どう結果を解釈しますか |
| 準備 | 禁欲期間、採取場所、持参条件は何ですか |
| 料金 | 精液検査とのセットか、診察料は別か |
| 結果後 | 結果に応じて、何を変更する可能性がありますか |
別施設の基準やインターネットの数値をそのまま当てはめず、自分が受けた方法の説明を確認します。
高い結果が出ても、責任を一人に帰しません
検査結果は、妊娠に関わるすべてを一つで説明するものではありません。結果を根拠に、過去の治療結果や流産を本人の生活態度のせいにしないでください。必要なら二人で説明を聞き、分からない点を整理しましょう。
改善をうたう商品を購入する前に、医師が提案する対応の根拠、期間、費用を聞きます。「数値の変化」と「妊娠・出産への効果」が同じ意味で語られていないかも確認したい点です。
追加検査の区切りを決めます
次々に検査を足す前に、今回の結果で治療方針がどう変わるか、変わらない場合でも知る意味があるかを話します。再検査する場合は、時期と条件を聞いておきましょう。
施設を探すときも、一般の精液検査に対応していることからDFI対応を推測しないことが大切です。公式にDFI検査を案内しているか、単独で受けられるか、結果説明を担当する医師がいるかを確認してください。
関連する疑問を読む

この記事を書いた人
EggLink編集部
医療・婦人科専門メディア
公的機関や医学会などの情報をもとに、女性の健康と医療の選択に役立つ情報を整理しています。