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3Dエコーで子宮の形を調べる|中隔子宮の診断と、治療を相談する前に

2026/4/19

更新:2026/10/28

子宮の形を調べる3Dエコーは、超音波の情報から子宮を立体的に評価する方法です。不妊や繰り返す流産などの診療で、中隔子宮などの形の違いが疑われた場合に使われます。形の診断がついたことと、妊娠しなかった原因や必要な治療が決まることは別です。

検査結果の説明で分けて確認すること

確認する点聞きたい内容
子宮の内側と外側の形どちらも評価でき、何という形が疑われるか
診断の確かさ今回だけで判断できるか、別の画像や専門の診察が必要か
本人への影響妊娠しにくさと、流産・妊娠中のリスクをどう考えるか
治療の選択手術・経過観察などの利益、不利益、まだ不明なこと

中隔子宮などの区別には、外側の輪郭も大切です

中隔子宮は、子宮の内部に仕切りがある形の異常です。子宮の上部の外側の形などが異なる双角子宮と区別するには、子宮の内側だけでなく外側の輪郭も評価する必要があります。

子宮卵管造影(HSG)や子宮鏡は内側を調べる手掛かりになりますが、それだけでは中隔子宮と双角子宮の区別が難しい場合があります。検査が増える理由を、同じことを何度も調べていると決めつけず確認してください。ASRM:中隔子宮の診断と画像検査(2024)

3D経腟超音波は、有力な評価方法の一つです

ASRMの2024年ガイドラインは、子宮形態の評価で3D経腟超音波を最初の非手術的な検査として勧め、生理食塩水を使う方法を含めています。ただし、本人にどの方法が適するか、追加の検査が必要かは医師が判断します。

同ガイドラインは、研究の対象数や実施施設が限られ、画像の解釈に診療者の経験が関わる点も指摘しています。どこでも必ず一度で正しく診断できる、MRIなどが常に不要になる、という説明ではありません。診断がはっきりしない場合は、子宮形態の診療経験がある医師への相談も選択肢になります。

不妊との関係と、流産などのリスクは分けます

中隔子宮は流産や妊娠・出産に関する合併症との関連が報告されています。一方、中隔子宮と不妊そのものの関係には、十分な根拠がないとASRMは説明しています。形が違うことだけで、今回妊娠しなかった原因を確定するものではありません。

過去の妊娠経過、流産や出産の経験、ほかの検査も含めて、本人にとってどのような意味があるのかを聞きます。画像や仕切りの大きさだけで、自分の将来の妊娠結果を予測しないでください。

診断されたら、全員がすぐ手術というわけではありません

ASRMは、中隔子宮と反復流産がある場合の手術や、不妊治療中に手術を考える場合も、本人と医師が説明を共有して判断する方針を示しています。不妊の場合には、手術で出産に至る率が高まるかには不確実性があるとしています。

手術で何を改善しようとしているか、期待する利益と合併症、手術をしない場合の計画を確認します。妊娠を希望する時期や、検査・処置の負担も含めて相談してください。

予約と結果説明の前に準備すること

過去の画像や結果票、妊娠・流産の経過、手術歴があれば持参が必要かを聞きます。経腟の検査への不安、痛み、出血、妊娠の可能性は事前に伝えてください。当日の準備、検査方法、同意の確認、費用に診察や追加検査を含むかは施設へ相談します。

出典と確認日

2026年10月28日、ASRMの中隔子宮に関する2024年ガイドラインの推奨・診断の節を確認しました。海外の推奨を国内の全施設の手順や、一律の手術指示にはしていません。個別の医師監修はありません。

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この記事を書いた人

EggLink編集部

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公開:2026/4/19更新:2026/10/28