生理でプールを見学したいときは、体調と希望を先生や保健室へ伝えて相談しましょう。友達の前で詳しく話したくない場合は、個別に話す時間をお願いできます。無理に別の病名や、実際には受けていない医師の指示を作る必要はありません。
短く伝えて、必要なら個別に相談する
次は、相談を始める言い方の例です。学校の連絡方法や自分の状況に合わせて使ってください。
| 相談する場面 | 伝え方の例 |
|---|---|
| 体調も含めて伝える | 「生理で体調がよくないので、今日の水泳は見学したいです」 |
| 人前で話したくない | 「体のことで相談があります。少し個別にお話しできますか」 |
| 言いづらいとき | 「保健室で相談してから、参加方法を決めたいです」 |
| 見学が続きそうなとき | 「参加が難しい日が続きそうです。課題や評価について相談できますか」 |
口頭で難しければ、連絡帳や学校のアプリ、保護者からの連絡を使えるか確認しましょう。誰にどこまで情報が共有されるかも、気になる場合は相談できます。
見学時の課題や成績は、学校へ確認する
見学すれば必ず成績に影響しない、レポートを出せば必ず補える、とは言えません。参加方法や評価、必要な連絡は学校・授業によって異なります。
体育の先生へ、見学中にできる学習や別の課題があるか、連絡や記録で必要なことは何かを聞いておきましょう。体調が悪い場合は、プールサイドでの役割より休養が必要かも相談してください。
月経中に水泳できる場合もあるが、体調を優先する
スポーツ庁の「女子/女性のための運動の効果がわかるベーシック・ガイド」は、水中で使える月経用品があることと、痛みがひどい場合は無理せず休むことを案内しています。生理中なら必ず参加する、必ず休むという一律の判断ではありません。
本人の希望、痛みや出血の状態、使い慣れた用品、学校・施設のルールを合わせて相談しましょう。用品を使うことを、授業に参加するための無理な条件にしないでください。
水中で使う用品は、使い方と時間を確認する
タンポンや月経カップなどを検討する場合は、手元の製品の説明書を読み、挿入・取り出し・交換が無理なくできるかを確認します。初めての製品を授業当日に急いで使うのは避け、使いたくない場合は保健室などへ別の参加方法を相談しましょう。
タンポンは経血量に合うタイプを選び、説明書どおりに交換してください。ソフィの公式説明とFDAは、1回で8時間を超えないよう案内しています。急な発熱、発疹、嘔吐、強いめまいなどがあれば、使用を中止して速やかに医療者へ相談してください。
水中で使えると説明されていない用品を、そのまま水泳用と考えないでください。学校で交換する場所と、授業前後の着替えも確認しておくと準備しやすくなります。
持ち物と、困ったときの連絡先をそろえる
- 授業後の着替えと、替えのショーツ。
- 普段使っている生理用品と、必要に応じた予備。
- 汚れたものを入れる袋。
- 保健室や担当の先生へ連絡する方法。
中学生に合うナプキンの選び方も参考になります。
痛みや出血で何度も困るときは、医療者へ相談する
授業を休むほどの痛みや出血、めまいなどがあれば、保健室や婦人科へ相談してください。大事な行事と月経が重なる場合も、薬の名前や開始日を自分で決めず、早めに医師へ相談します。年齢や受診に必要な手続きは施設へ確認しましょう。
友達へ詳しい理由を話したくないときは、「体調のことで先生と相談している」と伝えるなど、自分が話せる範囲で構いません。
確認した資料
2026年10月24日に確認。海外の患者情報を含みます。製品は手元の説明書を読み、体調や治療については医療者へ相談してください。

この記事を書いた人
EggLink編集部
医療・婦人科専門メディア
公的機関や医学会などの情報をもとに、女性の健康と医療の選択に役立つ情報を整理しています。