初めてナプキンを選ぶときは、薄さや商品名だけで決めず、経血量、使う時間帯、動いたときのずれ、肌触りを確かめましょう。最初からたくさんの種類をそろえる必要はありません。少量のパックで試し、使ってみた感覚に合わせて調整すると選びやすくなります。
昼・部活・夜で、確認するポイントを変える
| 場面・確認項目 | 選び方・相談のポイント |
|---|---|
| 普段の授業 | 製品の「ふつうの日」「多い日」などの用途と自分の量を合わせ、長さ・羽・厚みを確認する。 |
| 体育・部活 | ショーツに安定して付くか、動いたときにずれたり当たったりしないかを確かめる。 |
| 夜・就寝時 | 夜用などの用途表示と、長さ・後ろの広さを確認。昼と同じ形で漏れるなら別の形も検討する。 |
| 持ち歩き・費用 | 個包装とポーチの大きさ、1枚当たりの価格、学校で交換しやすいかを確認する。 |
羽つき・羽なし、厚め・薄めのどちらが合うかは人によって違います。短い・薄いほどよい、決まった長さ以上なら漏れない、と一律には考えないでください。
肌に合うかは、素材名だけで決めない
肌触りや香りの有無も選ぶポイントです。「オーガニック」「天然素材」という言葉だけで、自分の肌に合うことや、かぶれを防げることは分かりません。かゆみ、赤み、ヒリヒリ感が出たら、使った製品と症状を保健室や医療者に伝えて相談しましょう。
かゆみがあるからと強く拭いたり、香りのあるシートやクリームを次々に加えたりせず、使い方と肌の状態を確認してください。
交換は、量・蒸れ・汚れと説明書を確認してこまめに
吸収量が多い製品でも、長時間付けたままにするためのものと考えないでください。休み時間などに量や汚れを確認し、製品の説明に沿って交換しましょう。テストや部活でトイレに行きづらい場合は、事前に先生や保健室へ相談すると準備しやすくなります。
使ったナプキンは包んで、学校の決まりに沿って捨てます。トイレには流さないでください。処理する場所が分からなければ、保健室などで確認しましょう。
学校に持っていくものを、普段の量に合わせて準備する
- 替えのナプキン。自分の量と、学校で過ごす時間に合わせて用意する。
- 替えのショーツや、汚れたものを入れる袋。
- 持ち運びやすいポーチ。必要なら個室に持っていきやすい形を選ぶ。
- 困ったときに相談できる保健室や先生の確認。
足りなくなった、買うのが難しい場合は、学校の保健室や信頼できる大人に相談してください。すべての学校に無料の用品が常備されているとは限らないため、用意があるかを確認します。自治体の支援も、居住地域の公式情報で調べられます。
タンポン・月経カップ・吸水ショーツは、本人が選んでよい
NHSは、初めての生理でナプキンから始める方法や、本人に合う用品を試すことを案内しています。体内に入れる用品は、使い方を理解し、無理なく使えるかを確認します。使いたくない場合に無理に選ぶ必要はありません。
タンポンを使う場合は製品の説明書を守ってください。ソフィの公式説明とFDAは、1回で8時間を超えないよう案内しています。痛みや違和感、急な発熱・発疹・めまいなどがあれば使用を中止し、速やかに医療者へ相談してください。
生理で学校生活がつらいときは、用品選びと別に相談する
痛みや出血で授業・部活を続けられない、めまいや強いだるさがある、何度も漏れて生活に困るなどの場合は、保健室や婦人科などへ相談してください。用品を大きくするだけで我慢し続ける必要はありません。
生理でプールを見学したいときの伝え方も整理しています。
確認した資料
2026年10月24日に確認。海外の患者情報を含みます。製品は手元の説明書を読み、体調や治療については医療者へ相談してください。

この記事を書いた人
EggLink編集部
医療・婦人科専門メディア
公的機関や医学会などの情報をもとに、女性の健康と医療の選択に役立つ情報を整理しています。