BT14は胚盤胞を移植した日を0日として14日後です。判定日に当たる方もいますが、検査の日と方法は通院先の指示で確認します。症状がないことだけで陰性とは言えず、症状が強いことだけで陽性とも言えません。すでに判定を受けた方は、その結果と次の予定、薬の扱いを確認してください。
まだ検査前の方:指定された方法で判定を受ける
出血があっても、自己判断で判定を取りやめないでください。移植後に出血した方も、医療機関の予定に沿った検査が必要です。自宅の検査を使う指示がある場合は、その日付・製品・結果の報告方法を確認します。
市販の検査薬を早く使った結果と、治療を把握した医療機関の正式な判定は分けます。予約日に行けない、休日と重なる、薬がなくなりそうなときは、通院先へ連絡して調整してください。
陽性と言われた方:妊娠の場所・経過の確認へ
陽性の結果は、妊娠の場所や今後の継続をすべて確定するものではありません。次の採血や超音波で何を確認するのか、受診日と連絡先を聞いておきます。hCGが増えていても、それだけで異所性妊娠を完全に除外できるわけではありません。
陽性でもつわりなどの症状がまだないことがあります。一方、出血や腹痛が出た場合は、妊娠に伴う変化と決めつけず連絡してください。薬をいつまで使うかは、薬の種類や治療方法によって異なるため、自分で終了日を決めないようにします。
陰性と言われた方:医療機関の説明に沿って次の予定を確認
予定された検査を受け、医療機関から今回の治療は陰性と説明された場合は、その判定に沿って薬の終了・再診・今後の治療を相談します。インターネットの体験談から、必ず後で陽性に変わると思って処方を延長することは避けてください。
自己検査だけが陰性で、まだ通院先へ報告していない場合は、先に連絡してください。今回の治療の整理や次の治療を決める面談、気持ちの支援を受けたいときも相談できます。すぐ次の周期を決めなければならないわけではありません。
再検査・判定保留と言われた方
何を確かめるための再検査か、次の採血・超音波の日、薬をどう使うかを確認します。hCGの値や増え方だけから、自分で流産や妊娠継続を確定しないでください。
妊娠の場所が分からない間は、指定された診察を受けることが大切です。新しい腹痛や出血、症状の悪化がある場合は、前の数値や次の予約日にかかわらず連絡します。
症状と、薬の副作用をどう考えるか
眠気、胸の張り、下腹部の違和感などは、黄体ホルモンを補う薬でも見られることがあります。例えばルテウム腟用坐剤には、乳房の痛み・傾眠・腹痛などが記載されています。症状だけで妊娠との違いを判断せず、つらい場合は薬名と症状を処方元へ伝えてください。
出血も、色や量だけで着床出血や月経と確定できません。症状の有無から薬を中止・追加することは避け、結果の説明と処方元の指示に従います。
判定結果にかかわらず、早く相談すべき症状
- 大量の出血、強い腹痛、発熱や体調不良。
- 片側の腹痛、肩先の痛み、ふらつきなど。
- 以前に診察を受けた後、新しく出た・悪化した症状。
突然の激しい腹痛に、強いめまい・失神などを伴う場合は、救急車を呼ぶなど緊急の対応を求めてください。妊娠反応がまだ確認できていなくても、気になる症状は相談できます。
結果を聞いたら、4点をメモする
- 今回の判定と、確定していないこと。
- 次の検査・診察日と確認する内容。
- 薬ごとの継続・終了・変更の指示。
- 時間外も含む、症状が変わったときの連絡先。
参照した医療情報
- Cambridge University Hospitals:胚移植後の案内
- Guy's and St Thomas':IVF後の妊娠検査と結果後の相談
- NICE NG126:妊娠の場所・経過とhCGの評価
- PMDA:ルテウム腟用坐剤 添付文書
- NHS:異所性妊娠の症状
2026年10月23日確認。施設固有の薬の終了週数や、次回治療までの期間は一律に転用していません。

この記事を書いた人
EggLink編集部
医療・婦人科専門メディア
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