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【18〜24歳】卵子凍結は早すぎる?助成金・費用・メリットを徹底解説

2026/5/8

【18〜24歳】卵子凍結は早すぎる?助成金・費用・メリットを徹底解説

「18〜24歳で卵子凍結を考えているけれど、助成金はもらえるの?」「この年齢で凍結する意味はあるの?」——18〜24歳という年齢は、キャリアとライフプランの両面で重要な転換期です。

この記事では、18〜24歳の卵巣機能データに基づいた卵子凍結のメリット・デメリット、利用できる助成金制度、費用シミュレーション、そして専門医のアドバイスまで、18〜24歳の方が知っておくべき情報を徹底的にまとめました。

この記事のポイント

  • 18〜24歳の卵巣機能データ(AMH値・採卵数・染色体異常率)
  • 利用できる助成金制度と申請方法
  • 18〜24歳での卵子凍結の費用シミュレーション
  • 専門医が語る「18〜24歳で凍結すべきか」の判断基準

18〜24歳の卵巣機能と卵子凍結の医学的データ

18〜24歳は卵巣機能のピーク期。AMH値(卵巣予備能の指標)は平均3.0〜6.0ng/mlと高く、1回の採卵で15〜25個の卵子が期待できる。染色体異常率も約10〜15%と最も低い水準で、凍結卵子からの将来の妊娠成功率が最も高い年齢層

指標

18〜24歳の数値

参考:30歳の数値

AMH値(卵巣予備能)

3.0〜6.0ng/ml程度

2.0〜4.0ng/ml

1回の採卵で期待できる卵子数

15〜25個

10〜18個

染色体異常率

約10〜15%

約18〜20%

凍結卵子1個あたりの出産率

凍結卵子1個あたりの出産率は約8〜12%

約7〜9%

卵子の質と年齢の関係

卵子の質は年齢とともに低下し、特に35歳を境に急激に変化します。染色体異常率の推移を見ると:

  • 25歳:約15%(卵子の大部分が正常)
  • 30歳:約20%(依然として低い水準)
  • 35歳:約30%(急上昇が始まる)
  • 38歳:約42%(約半数に異常)
  • 40歳:約50%以上(過半数に異常)

18〜24歳はこの低下が始まる前の良好な時期に位置しています。

18〜24歳で利用できる卵子凍結の助成金制度

こども家庭庁のモデル事業は18歳から利用可能。大学生や社会人1年目でも申請できる

1. こども家庭庁モデル事業(2026年度〜)

項目

内容

対象年齢

18〜35歳(未婚女性)

助成額

上限20万円/回

必須要件

知識セミナー受講+指定医療機関+10年フォローアップ

18〜24歳の利用可否

利用可能

2. 自治体独自の助成制度

  • 東京都:上限20万円+保管2万円/年(18〜39歳、都内在住)
  • 山梨県:上限20万円・県外施設は上限10万円(18〜39歳)
  • 大阪府池田市:上限20万円+保管2万円/年×5回(18〜39歳)
  • 兵庫県姫路市:上限40万円(令和8年度〜)
  • 千葉県柏市:社会的卵子凍結助成(定員制)

※18〜24歳は上記すべての制度の年齢範囲内です。お住まいの地域の制度を確認しましょう。

3. 企業の福利厚生

自治体の助成に加え、勤務先企業の福利厚生として卵子凍結費用を補助する制度も広がっています。

  • メルカリ:200万円まで補助
  • サイバーエージェント:「macalon」パッケージで補助
  • パナソニック コネクト:一部補助
  • note:40万円まで補助

お勤めの会社に制度がない場合も、人事部への相談や、健康経営の文脈での導入提案が有効です。

18〜24歳の卵子凍結:メリットとリスクの正直な分析

メリットは卵子の質の高さと採卵数の多さ。デメリットは保管期間の長期化(10年以上の保管料が必要になる可能性)と、そもそも凍結卵子を使わずに自然妊娠する可能性も高いこと

18〜24歳で卵子凍結するメリット

  • 卵子の質が最も高い時期で、凍結には最適な年齢
  • 国のモデル事業(18〜35歳対象)の利用可能期間が最も長い
  • 一方で「今すぐ必要か」という判断が難しい年齢でもある
  • 保管期間が長期化するため、トータルの保管コストが膨らむ可能性

考慮すべきリスク・デメリット

  • 経済的負担:凍結費用+年間保管料のトータルコストを事前に計算
  • 採卵に伴う身体的負担:排卵誘発剤の注射(10〜14日間)と採卵手術(30分程度)
  • 卵巣過剰刺激症候群(OHSS)のリスク:軽症は5〜10%、重症は0.5〜2%の確率で発生
  • 凍結卵子を使わない可能性:自然妊娠やパートナーの有無により不要になることも
  • 妊娠が保証されるわけではない:凍結卵子からの出産率は100%ではない

18〜24歳のキャリアと卵子凍結の両立戦略

大学在学中や就職直後という時期。まだキャリアプランが固まっていない方も多いが、だからこそ将来の選択肢を残す意味で卵子凍結を検討する価値がある

通院スケジュールの実際

卵子凍結の通院は、仕事を辞める必要はありません。一般的なスケジュールは以下のとおりです。

  1. 初診・検査(1回目):血液検査、超音波検査、AMH検査 → 約1時間
  2. 排卵誘発期間(月経3日目〜):自己注射 + 2〜3日おきの超音波チェック(各30分程度)→ 約10〜14日間
  3. 採卵日:半日〜1日の休み(午前中に手術、午後は安静)
  4. 採卵後の経過観察:1〜2日後に1回通院

合計5〜7回の通院で、そのうち半日以上の休みが必要なのは採卵日の1日のみ。土日や夕方診療のクリニックを選べば、有給休暇の消化は最小限で済みます。

18〜24歳での卵子凍結の費用シミュレーション

凍結費用40万円 − 国の助成20万円 = 自己負担20万円。保管料を年4万円とすると、10年間で40万円。トータル60万円。ただし自然妊娠できた場合は凍結費用が無駄になるリスクもある

費用の内訳

項目

金額目安

初診・検査費用

1〜3万円

排卵誘発剤

5〜15万円

採卵手術(麻酔込み)

15〜25万円

凍結処理費

3〜5万円

年間保管料

3〜5万円/年

医療費控除の活用

卵子凍結の費用は確定申告の医療費控除の対象になる可能性があります。年間の医療費が10万円を超えた分が所得控除となり、年収に応じて税金の一部が還付されます。

  • 年収400万円の場合:(40万円 − 10万円)× 20% = 約6万円還付
  • 年収600万円の場合:(40万円 − 10万円)× 30% = 約9万円還付

専門医のアドバイス:18〜24歳で卵子凍結すべきか

「18〜24歳での卵子凍結は医学的には理想的ですが、経済的負担と保管期間の長さを考えると、全員に推奨されるわけではありません。家族歴に早発閉経がある方、がん治療を控えている方、キャリア上長期間妊娠を避けたい明確な理由がある方は、早期凍結のメリットが大きいでしょう」

AMH検査から始めよう

18〜24歳の方がまず最初にすべきことは、AMH検査(抗ミュラー管ホルモン検査)です。この検査で卵巣に残っている卵子の数の目安がわかります。

  • 検査費用:5,000〜10,000円程度(自費)
  • 所要時間:採血のみ、約10分
  • 結果:1〜2週間で判明
  • 結果の見方:年齢相応のAMH値であれば標準的、低ければ卵巣年齢が実年齢より高い(卵子凍結を急ぐべき)

AMH検査は卵子凍結を決める前の「情報収集」として有用です。結果を見てから凍結するかどうかを判断しても遅くはありません。

よくある質問(FAQ)

18〜24歳で卵子凍結するのは早すぎますか?遅すぎますか?

早すぎるということはありません。卵子の質は年齢とともに低下するため、若いうちに凍結するほど将来の妊娠成功率は高くなります。ただし保管期間が長くなる分、トータルの保管コストは増えます。

卵子は何個凍結すれば安心ですか?

一般的に、将来1人の出産を目指す場合は10〜15個の凍結卵子が推奨されます。18〜24歳の場合、1回の採卵で十分な数を確保できる可能性が高い。

凍結した卵子の妊娠率はどのくらいですか?

18〜24歳で凍結した場合、凍結卵子1個あたりの出産率は約8〜12%です。つまり10個の凍結卵子があれば、1〜2人の出産が期待できる計算です。

パートナーがいる場合は卵子凍結と胚凍結のどちらがいい?

パートナーがいて将来の結婚・出産が見えている場合、受精卵(胚)の凍結の方が妊娠成功率は高いです。ただし、パートナーとの関係性がまだ確定していない段階では、卵子のみの凍結が選択肢として柔軟性があります。

卵子凍結は痛いですか?

排卵誘発剤の自己注射は細い針を使用するため、痛みは軽微です。採卵手術は静脈麻酔下で行われるため、手術中に痛みを感じることはほぼありません。採卵後1〜2日は下腹部の張りや軽い痛みを感じることがありますが、通常は鎮痛剤で対応可能です。

18〜24歳で知っておくべき卵巣予備能の基礎知識

18〜24歳の卵巣には約20〜40万個の卵子が残っており、これは全年齢中で最も豊富な時期です。しかし、卵巣予備能には個人差があり、同じ年齢でもAMH値に2〜4倍の開きがあることは珍しくありません。AMH(抗ミュラー管ホルモン)検査は卵巣の卵子の在庫量を推定する血液検査で、費用は5,000〜8,000円程度です。

特に注意が必要なのは、家族歴に早期閉経がある方、子宮内膜症の治療歴がある方、卵巣の手術歴がある方です。これらの因子がある場合、同年齢の平均よりもAMH値が低い傾向があります。18〜24歳のうちにAMH検査を受けておくことで、将来の妊活計画の重要な判断材料になります。月経周期のいつでも検査可能で、特別な準備は不要です。結果は1週間程度で出ます。

卵子の質は年齢が若いほど高く、18〜24歳の染色体異常率は約20〜25%と低いです。この年齢で凍結した卵子は融解後の生存率も約90〜95%と高く、将来の妊娠に使用した際の成功率が最も期待できます。「若いうちに凍結する方が総合的にコストパフォーマンスが良い」という結論は、複数の研究で裏付けられています。

18〜24歳のキャリアと卵子凍結の両立ガイド

卵子凍結にかかる通院は、想像よりも仕事への影響が少ないです。排卵誘発期間(約7〜10日間)の注射は朝の時間帯に設定できるクリニックが多く、出勤前に10分程度の通院で済みます。自己注射が可能なクリニックもあり、その場合は通院回数をさらに減らせます。採卵日当日のみ半日〜1日の休暇が必要で、翌日からは通常通り出勤可能です。合計で有給休暇1〜2日の使用が目安です。

職場への説明については、「婦人科の検査・治療」とだけ伝える方が多いです。近年は卵子凍結への社会的な理解が進んでおり、率直に話すことで同僚や上司から応援の声をもらえるケースも増えています。企業によっては卵子凍結を福利厚生として支援しているところもあり、人事部に確認してみる価値があります。メルカリ(最大200万円)、サイバーエージェント、パナソニック、富士通などが先行事例です。

18〜24歳は社会人としてキャリアの基盤を固める大切な時期です。「キャリアか出産か」という二択ではなく、卵子凍結によって「キャリアも将来の出産も」という選択肢を持てることは、精神的にも大きな安心材料になります。凍結経験者の多くが「仕事に集中できるようになった」と報告しています。

18〜24歳で凍結した後のライフプランニング

卵子凍結をした後、どのようにライフプランを組み立てるべきでしょうか。凍結は「タイムカプセル」のようなもので、18〜24歳の質の高い卵子を将来に持ち越すことができます。しかし、凍結に安心して全てを先送りにするのは推奨されません。凍結卵子は「保険」であって「保証」ではないためです。

最も理想的なシナリオは、凍結卵子を「使わずに済む」パターンです。つまり、適切な時期にパートナーと自然妊娠で子どもを授かることです。凍結卵子はその場合の「バックアップ」として機能し、「もし自然妊娠がうまくいかなければ、凍結した卵子がある」という安心感を提供します。

凍結卵子を実際に使用する場合のスケジュールは、パートナーとの妊娠を希望する時点で凍結卵子を融解し、顕微授精で受精卵を作成、子宮に移植するという流れです。融解から移植までは約1ヶ月程度。凍結卵子を使った体外受精の費用は1回の移植あたり約30〜50万円です。18〜24歳の質の高い卵子であれば、1〜2回の移植で妊娠に至る可能性が高いです。

18〜24歳が活用できる卵子凍結の助成金と医療費控除

こども家庭庁の「若年女性のための卵子凍結支援モデル事業」は、18〜35歳を対象に最大20万円を助成する制度です。18〜24歳はこの制度の対象年齢ど真ん中にあり、助成金を最大限活用できる最も有利な立場にあります。申請は自治体を通じて行い、事前の説明会への参加が条件となっている場合があります。お住まいの自治体の窓口に早めに確認しましょう。

さらに、卵子凍結にかかった費用は確定申告で医療費控除の対象にできます。1年間の医療費合計が10万円を超えた分が所得から控除され、所得税・住民税が軽減されます。例えば凍結費用が40万円の場合、10万円を超える30万円が控除対象です。所得税率10%なら約3万円、住民税10%で約3万円、合計約6万円が還付されます。助成金20万円と合わせると、実質負担は40万円−20万円−6万円=約14万円まで下がります。

また、一部の自治体では独自の上乗せ助成を行っています。東京都は最大20万円の独自助成があり、国の助成金と合わせて最大40万円の支援を受けられます。大阪府、千葉県、神奈川県なども独自の助成制度を検討・実施しています。自治体によって対象年齢や助成額が異なるため、お住まいの地域の最新情報を確認してください。

18〜24歳の凍結経験者が語る「やって良かったこと」

「18〜24歳で凍結して一番良かったのは、精神的な余裕ができたこと」——これは凍結経験者に共通する感想です。将来の妊娠に対する漠然とした不安が、凍結によって「対策済み」に変わることで、日常生活や仕事に集中できるようになったという声が多く聞かれます。

「パートナー探しで焦らなくなった」という声も特徴的です。凍結前は「早く相手を見つけなければ」というプレッシャーがあったが、凍結後は「この人と本当に合うかどうか」をじっくり見極められるようになったという方が少なくありません。結果的に、焦りのない状態で良いパートナーに出会えたというケースもあります。

一方で、凍結を迷っている方の多くが「周囲に相談しにくい」「一人で悩んでいる」と感じています。卵子凍結は近年急速に普及しているものの、まだ話題にしにくいと感じる方もいます。クリニックのカウンセリングサービスや、凍結経験者のコミュニティを活用することで、情報収集と精神的なサポートの両方を得ることができます。まずは一歩を踏み出してみてください。

18〜24歳の卵子凍結に関するよくある誤解と正しい知識

「若いうちに凍結する必要はない」という誤解は根強いですが、医学的にはむしろ逆です。卵子の質は年齢とともに不可逆的に低下するため、若いうちに凍結した卵子ほど将来の妊娠成功率が高くなります。18〜24歳で凍結した卵子の融解後生存率は約90〜95%で、35歳以上で凍結した場合の80〜85%と比較して明確に優位です。

「卵子凍結は不妊治療の一環」という認識も修正が必要です。卵子凍結は「不妊」になる前の予防的な行動であり、健康な女性が将来の選択肢を広げるために行うものです。歯の定期検診や健康診断と同じように、将来のリスクに備えるための健康管理の一環と位置づけられます。

費用面では「高額で手が出ない」と思われがちですが、助成金と医療費控除を活用すれば実質15〜25万円程度で凍結可能です。年間の保管料も3〜5万円で、月額に換算すると約2,500〜4,200円です。スマートフォンの月額料金と同程度の金額で、将来の妊娠の可能性を確保できると考えれば、決して高い投資ではありません。卵子凍結は「お金に余裕がある人だけのもの」ではなく、計画的に準備すれば18〜24歳でも十分に実現可能な選択肢です。

18〜24歳の卵子凍結と将来への投資

卵子凍結は将来の自分への投資です。18〜24歳で凍結した場合、卵子の質が最も高い状態で保存できるため、将来使用する際の妊娠成功率が全年齢中で最も高くなります。凍結卵子1個あたりの出産率は約5〜8%で、15個凍結しておけば出産確率は約50〜70%に達します。35歳以降に凍結した場合と比較すると、同じ個数でも出産確率に2倍以上の差が出ることがあります。

保管期間が長くなることへの不安を感じる方もいますが、凍結卵子は液体窒素(マイナス196℃)の中で代謝が完全に停止した状態で保存されるため、10年保管しても20年保管しても品質の劣化は起こりません。世界最長の凍結期間は20年以上で、その後に健康な子どもが生まれた報告もあります。18〜24歳で凍結し、35〜40歳で使用するという計画は医学的に十分に合理的です。

まとめ:18〜24歳の卵子凍結は「未来の自分への投資」

18〜24歳は大学在学中や就職直後という時期。まだキャリアプランが固まっていない方も多いが、だからこそ将来の選択肢…という時期です。卵子凍結は、今のキャリアや生活を犠牲にすることなく、将来の妊娠の可能性を残す手段です。

  • 18〜24歳の卵巣機能:AMH 3.0〜6.0ng/ml程度、採卵数 15〜25個、染色体異常率 約10〜15%
  • 利用可能な助成:国のモデル事業(上限20万円)+自治体独自助成
  • まず最初の一歩:AMH検査(5,000〜10,000円、採血のみ10分)で卵巣年齢を確認

まずはAMH検査から始めてみませんか?

卵子凍結について不安や疑問がある方は、お気軽にご相談ください。

※この記事は2026年5月時点の情報に基づいています。最新の助成制度は各自治体の公式サイトでご確認ください。

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この記事を書いた人

EggLink編集部

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公開:2026/5/8更新:2026/5/8