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卵子凍結を福利厚生で支援する企業|活用方法と問い合わせの仕方

2026/5/14

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【この記事のポイント】

  • メルカリ・サイバーエージェント・楽天など、卵子凍結を福利厚生で補助する企業が拡大中
  • 補助額は数十万円〜100万円規模、対象年齢・支給条件は会社により異なる
  • 自治体助成と企業福利厚生を組み合わせると自己負担を大幅に削減できる場合がある

「うちの会社でも卵子凍結補助があるかも」「人事に聞きづらい」——本記事では卵子凍結を福利厚生として導入している企業例、確認方法、補助金最適化の考え方を整理します。


卵子凍結を福利厚生にする動きの背景

近年、女性のキャリア継続支援・ダイバーシティ推進の一環として、卵子凍結費用を補助する企業が増えています。

増加の理由

  • 優秀な女性人材の確保・定着
  • ライフプラン選択肢の拡大支援
  • ダイバーシティ&インクルージョン施策
  • 海外グローバル企業の先行事例(Google・Apple・Facebook等)

日本での導入時期

2017〜2020年頃から先進企業が導入を開始し、2022〜2025年で拡大しています。


主な導入企業(2026年時点の公開情報ベース)

以下は公開報道・企業プレスリリースで確認できる事例です。最新の制度内容は各企業の人事窓口で確認してください。

IT・テック系

  • メルカリ
  • サイバーエージェント
  • 楽天グループ
  • DeNA
  • マネーフォワード
  • サイボウズ

大手企業

  • リクルート
  • ソニーグループ(一部)
  • パナソニックグループ(一部)

外資系

  • Google日本法人
  • Meta(Facebook)日本法人
  • 大手コンサルティングファーム

その他、スタートアップでも導入する例が増えています。


補助の形態

タイプA: 直接補助

卵子凍結費用の一定額を会社が補助

タイプB: 健康保険組合の付加給付

組合健保が独自に給付項目を設けるパターン

タイプC: 不妊治療・妊孕性温存サポート

広義の妊孕性温存サポートとして包括的に支援

タイプD: 提携クリニック割引

特定クリニックでの優待価格適用


補助金額の目安

公開情報ベースでの相場:

企業規模・タイプ

補助額目安

大手IT・テック

50〜100万円

中堅IT・ベンチャー

30〜50万円

健保付加給付タイプ

10〜30万円

提携割引のみ

費用の10〜20%割引

正確な金額は各社で異なります。


確認方法のステップ

Step 1: 社内規程の確認

  • 福利厚生規程
  • 健康保険組合の給付規程
  • 育児・キャリア支援関連規程

Step 2: イントラ・社内Wiki検索

キーワード: 「卵子凍結」「妊孕性」「ファミリープランニング」「ライフプラン」「ウェルネス」

Step 3: 人事への問い合わせ

直接聞きづらい場合は、以下のテンプレートを参考に。

Step 4: 健保への問い合わせ

組合健保独自の付加給付がある可能性も確認。


人事への問い合わせテンプレート

匿名性を保ちたい場合、以下のような問い合わせ方が有効です。

件名: 福利厚生制度について(妊孕性温存関連)

人事部 ご担当者様

お疲れさまです。福利厚生制度について確認したいことがあり、ご連絡いたしました。

近年、女性のキャリア継続支援として卵子凍結や妊孕性温存への補助制度を導入する企業が増えていると伺いました。

弊社における以下の制度の有無について教えていただけますでしょうか:

1. 卵子凍結や妊孕性温存に対する補助制度
2. 不妊治療への補助制度
3. 健康保険組合の独自給付における該当項目

確認のための問い合わせですので、利用予定の有無は問いません。
よろしくお願いいたします。

[氏名・所属]

「制度の有無を知りたい」というニュートラルな問い合わせなら心理的負担も少ないです。


自治体助成との組み合わせ最適化

東京都民・大企業勤務の場合

  • 東京都助成: 30万円
  • 企業福利厚生: 50万円
  • 採卵費用60万円 → 自己負担 0円(差額が出ても少額)

地方在住・大企業勤務の場合

  • 自治体助成: 0円
  • 企業福利厚生: 50万円
  • 採卵費用60万円 → 自己負担 10万円

地方在住・中小企業勤務の場合

  • 自治体助成: 0円
  • 企業福利厚生: 0円
  • 採卵費用60万円 → 自己負担 60万円

居住地と勤務先で総額に大きな差が出ます。


企業に福利厚生制度がない場合

アクション

  1. 健康保険組合の独自給付を確認
  2. 人事に「制度導入の検討状況」を聞く
  3. 同僚と一緒に要望を出す
  4. 副業・ボーナス活用での自己資金準備

制度導入を提案する場合のポイント

  • 競合他社の導入事例を提示
  • 女性人材定着率への効果データを示す
  • 健保組合経由でも導入可能であることを示唆

人事は「他社事例」を参考にすることが多いため、業界他社の導入状況をまとめて提示すると話が進みやすいです。


注意点

利用申請時の機密性

卵子凍結利用を申請する際、機密保持は企業によって異なります。気になる場合は事前に「申請情報の取扱い」を確認しましょう。

配偶者の福利厚生は使えない?

本人が制度対象であることが基本です。配偶者の福利厚生で卵子凍結を補助する制度は限定的。

退職後の保管料

在職中の補助は受けられても、退職後の保管料は自己負担になることが多いです。

制度変更の可能性

福利厚生は会社の方針で変更されます。長期保管前提なら、制度継続性も確認を。


FAQ

Q1. 中小企業でも福利厚生がある可能性は?

A. あります。健保組合経由や、ベンチャー・スタートアップで独自制度を持つ会社が増えています。確認してみる価値があります。

Q2. 派遣社員・契約社員でも使える?

A. 雇用形態によって対象が異なります。正社員のみ対象の制度も多いため、自社規程で確認を。

Q3. 補助金は給与扱い?課税される?

A. 福利厚生費として処理される場合は非課税ですが、給与として処理されると課税対象になります。会社の運用次第。

Q4. 提出書類は?

A. 領収書・診療明細書・凍結証明書等。会社により異なります。

Q5. 制度がなくても要望を出せる?

A. 出せます。匿名で人事に要望を伝える、社内サーベイで意見を出す等の方法があります。


まとめ

卵子凍結への企業福利厚生は拡大トレンドにあります。自社に制度があるかをまず確認し、自治体助成との組み合わせで自己負担を最小化しましょう。制度がない場合は、健保や提案ルートも検討してみてください。


次のステップ

免責事項: 各社の制度詳細は会社窓口で確認してください。 監修: PLACEHOLDER(生殖医療専門医) 最終更新日: 2026-05-15

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この記事を書いた人

EggLink編集部

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公開:2026/5/14