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精液検査の受け方|予約・禁欲期間・採取と提出・結果説明の確認点

2026/4/11

更新:2026/10/30

精液検査は、指定の容器に精液を採取し、量や精子の数・運動・形等を調べる検査です。正しく評価するためには、予約先の採取・提出方法を確認することが大切です。自宅採取の可否、運搬条件や禁欲期間は、予約時に説明を受けてください。

予約から結果説明まで、確認すること

気になる状況対応・確認すること
初めて受ける予約の要否、診察の流れ、採取方法、費用と結果説明の日を確認する
自宅で採取したい可否、専用容器、採取から提出までの時間・温度等の指示を聞く
禁欲期間が指示と違った最後に射精した日時を伝え、受け付けや日程の扱いを施設へ確認する
こぼした・すべて採れなかった隠さず伝える。自分で別の検体を足したり、数値だけで判断したりしない
採取や射精が難しい予約先へ事前相談する。無理に自己流の容器や方法へ変更しない

受診先と、相談のタイミング

不妊の評価では女性側の検査だけを先に終えるのでなく、男性側も病歴の確認と精液検査等を進めます。精液所見の異常や病歴等に応じて、泌尿器科、可能であれば男性不妊の診療に経験のある医師と連携します。日本泌尿器科学会:男性側の初期評価

検査への抵抗感、仕事・移動の制約、採取が難しいことも相談できます。採取室や自宅採取、結果を誰と聞くか等の取り扱いは施設で確認し、すべての施設に同じ体制があるとは考えないようにします。

検査前の禁欲期間と、伝えておく情報

WHO第6版は、精液検査に用いる検体を、射精しない期間が2〜7日の条件で採取するよう示しています。予約先が示す期間を確認し、最後の射精日時を記録します。この期間は検査条件のためのもので、妊活中の性交頻度を一律に制限する指示ではありません。WHO:採取前の説明と検体採取

最近の発熱等の体調、持病や手術、勃起・射精の困りごと、薬・サプリも伝えます。検査前に薬を自己中止したり、数値のためにサプリを追加したりせず、扱いを医療者へ確認してください。

採取は、指定された容器と方法で行います

WHOは通常、マスターベーションによる採取と、精子に影響しないことが確認された容器を示しています。市販の一般コンドームや潤滑剤を、施設の確認なしに採取へ使わないでください。特別な方法が必要なら、事前に相談します。

精液は全体を採取することが重要です。特に最初の部分を取りこぼすと結果に影響し得ます。こぼした場合は採取時刻や採れなかったことを伝え、検査や再採取の扱いを確認します。成功しなかったことを責める必要はありません。

自宅採取は、提出までの条件も確認します

採取後の時間と温度は評価に影響します。国内指針は採取から観察まで60分以内を勧め、院外採取での運搬温度にも注意を求めています。ただし、これは全員が「60分以内に受付へ届ければよい」という約束ではありません。検査開始の準備もあるので、施設の提出期限と具体的な運搬方法を確認してください。

移動に時間がかかる場合は院内採取等を相談します。自宅で採ることと、自宅用の判定キットだけで診療上の評価を終えることも異なります。利用する検査の項目、結果の確認方法、必要な診療へのつながりを確認しましょう。

結果の説明と、再検査・追加診察

精液量、濃度と総精子数、総運動率と前進運動率等は異なる項目です。WHOの参照値は妊娠できる・できないの境界ではありません。値だけでなく、採取の条件や病歴等を合わせて説明を受けます。

結果は変動するため再検査が必要になることがあります。いつ・何回受けるか、身体診察や血液・画像等の追加評価が必要かを相談します。すべての人が、女性の月経日程に沿った一式の検査を受けたり、1〜2周期で全評価が終了したりするわけではありません。

費用は、検査と診療内容を分けて確認します

検査だけか、初診・結果説明・再検査が含まれるか、追加項目や容器・採取等に費用がかかるかを尋ねます。保険・自費の扱いは検査目的と適用条件を確認し、AMH等の別の検査料金や、他施設の金額を共通価格として使わないでください。

出典と確認日

2026年10月30日にWHO2021第6版の採取・評価に関する保存済み公式PDFの採用頁と、日本泌尿器科学会2024年指針の採用頁を確認しました。全施設の採取・料金規則、個別の診断・医師監修を確認した記事ではありません。

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EggLink編集部

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公開:2026/4/11更新:2026/10/30