東京都の卵子凍結助成は、採卵日に18〜39歳の都内在住女性などを対象とする制度です。2026年度に凍結する場合、実施年度の上限20万円と、要件を満たす後年の調査協力分を合わせて最大24万円という案内です。
昔の記事の「最大30万円」をそのまま当てはめないでください。以下は2026年9月27日の公式案内を確認した内容です。東京都:卵子凍結に係る費用の助成
年齢だけでなく、住民登録と開始前の手順が条件です
対象条件には、説明会参加、調査事業への協力申請・承認、登録医療機関での実施などがあります。説明会申込日から助成申請日まで都内の住民登録が継続していることも必要です。
既に不妊症の診断を受け、その治療目的で採卵・凍結する場合や、別の医学的な妊孕性温存助成の対象となる場合は扱いが異なります。東京都:卵子凍結に係る費用の助成
初診や検査を受ける前に、「助成を使いたい」と医療機関へ伝え、どの行為から制度上の医療行為開始に当たるか確認します。説明会前に採卵準備を始めても後から必ず対象にできる、とは考えないようにしましょう。
説明会、協力申請、助成金申請は別の手続きです
進め方は、公式ページで対象を確認し、本人が説明会へ参加し、協力申請を行ったうえで、登録施設での診療と助成金申請を進める流れです。説明会を予約しただけ、協力申請をしただけで、費用の申請まで完了したわけではありません。東京都:卵子凍結に係る費用の助成
自分用の管理メモには、手続き名、申込日、受付通知の保存先、次の期限を1行ずつ残します。問い合わせの際も「申請が済んだ」ではなく、「協力申請は提出済みで、費用の助成申請はこれから」と伝えると行き違いを減らせます。
2026年度の凍結では、終了日によって申請期限が変わります
| 卵子凍結に係る医療行為の終了日 | 申請期限 |
|---|---|
| 2026年4月1日〜12月31日 | 2027年3月31日 |
| 2027年1月1日〜3月31日 | 2027年6月30日 |
終了日は、原則として未受精卵子を凍結した日です。採卵日と異なる場合があるため、医療機関の証明内容で確認します。期限直前まで通知や書類を待っている場合も、公式の期限内申請の案内を確認し、窓口へ連絡してください。東京都:卵子凍結に係る費用の助成
受給後も調査協力や、将来の使用に条件があります
保管に関する調査は2028年度までの実施予定で、2026年度に凍結した人の後年分は最大4万円という計算になります。毎年2万円を無期限に受け取れる制度ではありません。東京都:卵子凍結に係る費用の助成
また、譲渡や海外移送、将来使用する精子などにも要件があります。転居や海外での利用を考えている場合は、受給前に相談してください。自分の将来計画と制度の条件が合うかまで確認してから申し込みます。
申し込み前に用意すると便利なメモ
誕生日、住民登録の状況、転居予定、初診予定、希望施設名、助成を使ったことがあるかをまとめます。医療上の相談は医療機関へ、対象判定や書類の判断は東京都の窓口へ聞き分けると効率的です。
制度を踏まえて、通院や費用の考え方を整理したい方はEggLinkで相談するをご利用ください。
関連する疑問を読む

この記事を書いた人
EggLink編集部
医療・婦人科専門メディア
公的機関や医学会などの情報をもとに、女性の健康と医療の選択に役立つ情報を整理しています。