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不妊の評価とMRI|子宮・卵巣の画像で分かることと限界

2026/4/19

更新:2026/10/27

MRIは子宮や卵巣などの形・病変を詳しく調べる画像検査です。不妊の評価では、超音波などで分かったことをさらに確認する目的などで、必要に応じて検討されます。全員に最初から必須という検査でも、画像一つですべての不妊原因や妊娠の可否が分かる検査でもありません。

MRIを提案されたら確認したいこと

確認項目主治医・検査担当への質問
検査の目的どの部位や病変を、これまでの検査から詳しく確認するのか
結果の活用治療や手術の相談にどう関係し、分からない点は何か
安全の確認妊娠の可能性、体内機器・金属、過去の造影剤の反応、持病を伝える
当日の準備と費用造影の有無、飲食・服薬の指示、所要時間と費用の内訳を確認する

超音波などで分かった所見を、さらに調べる場合があります

ASRMの2026年の不妊評価の見解は、子宮筋腫・内膜ポリープ・子宮腺筋症などの評価に超音波を挙げ、骨盤MRIや三次元超音波を追加評価に用いる場合があると説明しています。MRIが必要かは、症状やほかの検査の結果、治療の目的で変わります。ASRM:女性の不妊評価

例えば子宮の形や筋層、卵巣・周囲の病変を詳しく確認することなどが検討されます。一般的なMRIで、AMHや精液の評価、卵管の通りの確認をすべて代用できるわけではありません。

正常画像でも、すべての原因を否定できるとは限りません

画像検査には、見える病変や解釈の限界があります。NICEの内膜症診療の案内も、診察や超音波が正常でも内膜症を否定しないよう示しています。MRIを含め、どの画像で何を確認したのか、症状が続く場合に次に何をするのかを確認してください。NICE:内膜症の診断・画像評価

画像が正常なら妊娠できる、所見があれば必ずその病変が不妊原因、という一対一の判断はしません。症状や妊娠希望、これまでの経過を合わせて、観察・追加検査・治療を相談します。

妊娠の可能性や、体内の機器・金属を事前に伝えます

MRIは強い磁場などを使い、X線を用いる検査とは仕組みが異なります。体内の医療機器や金属がある場合は、機器の種類や条件を確認する必要があります。自己判断で「金属があるから絶対に不可」「過去に大丈夫だったから申告不要」とせず、必ず担当者に伝えてください。

ACR・RSNAの患者向け情報:腹部・骨盤MRI

妊娠の可能性、腎臓の病気、造影剤への反応、手術歴なども伝えます。造影剤が必要かは目的で異なり、妊娠中のガドリニウム造影剤は通常避け、必要性を慎重に検討します。妊娠中はMRIが一律禁止という意味でも、安全確認を省けるという意味でもありません。

検査を受けやすくする準備を相談します

狭い場所が苦手、音が不安、痛みでじっとしていられないなどの場合は、予約の段階で相談してください。体の動きなどで画像が不鮮明になる場合もあります。飲食・服薬、持ち込み物などは施設の指示に従い、自己流で薬を止めたり鎮静薬を追加したりしません。

所要時間や結果の説明日、保険の条件、造影を含む費用を受診先に確認します。不妊検査は全員一〜二周期で完了するという固定日程や料金表を、MRIの案内に当てはめないでください。

出典と確認日

2026年10月27日に、保存ASRM2026とNICEの採用部分、ACR・RSNAの2026年6月15日確認記事を読みました。画像診断や個別機器の適合性を本記事で判定していません。本記事の個別の医師監修はありません。

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この記事を書いた人

EggLink編集部

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公的機関や医学会などの情報をもとに、女性の健康と医療の選択に役立つ情報を整理しています。

公開:2026/4/19更新:2026/10/27