不妊検査の初診は、今までの経過を整理し、必要な検査の順番を決める機会です。その日に検査をすべて終えることや、治療方法を決めることが目的とは限りません。「相談から始めたい」「検査を進めたい」のどちらかを予約時に伝えると、受診内容を合わせやすくなります。
最初に伝えたいのは、妊娠を希望している期間です
最終月経の開始日、普段の月経周期、妊娠を希望している期間、これまでの妊娠・出産や治療の経験をメモします。日付が曖昧なら、分かる範囲で構いません。服薬、手術歴、月経痛などの症状も、受診の目的とは別だと思わず伝えましょう。
不妊の評価では、女性側だけでなく男性側の評価も並行して考えます。女性の検査が終わるまで男性が待つ必要があるとは限りません。ASRM:不妊評価の進め方
持ち物は、予約先の案内を基準にそろえます
| 持ち物 | 準備する理由 |
|---|---|
| マイナ保険証または資格確認書、本人確認書類 | 受付と保険資格の確認 |
| お薬手帳、サプリの名称が分かるもの | 処方薬以外も含めて服用状況を伝える |
| 過去の検査結果、紹介状 | 再検査の要否を相談する |
| 月経日や体調の記録 | 周期と症状の経過を説明する |
| 聞きたいことを3つ程度書いたメモ | 短い診察でも優先したい疑問を聞く |
基礎体温の記録がなくても、それだけで予約を先延ばしにする必要はありません。必要な記録や検査は施設に確認します。服装は着替えやすいものを選び、内診への不安があれば診察前に伝えてください。
二人で行けないときは、別日受診の方法を聞きます
初診に二人で来院する必要があるか、男性の検査だけ別日に予約できるかは施設によって異なります。仕事の都合が合わない場合は、二人の予約を別にする方法や、持参できる検体の条件を聞きましょう。女性の名前で予約した枠に男性の検査も含まれるとは限りません。
予約時には「初診の所要時間」「当日の費用の目安」「生理中でも受診できるか」「検査前の食事や採取の準備」を確認します。予定が詰まった日に、受付から会計まで短時間で終わると想定しない方が安心です。
帰る前に、次の受診条件を確認します
次回の来院日が暦の日付なのか、月経開始から数えた日なのかを確認してください。検査結果はいつ、誰が、どの方法で説明するのかも聞きます。初診で疑問がすべて解決しなくても、次に行う検査と連絡方法が分かれば、受診の準備は前に進んでいます。
施設を選ぶときは、婦人科という診療科名だけでなく、不妊検査の初診受付と男性の検査に対応しているかを確認しましょう。
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この記事を書いた人
EggLink編集部
医療・婦人科専門メディア
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