EggLink

妊娠初期の食欲・好みの変化|検査の時期と、食べられないときの相談

2026/4/19

更新:2026/10/26

食欲が落ちた、においが気になる、食べたいものが変わったという変化は妊娠中に起こることがあります。ただし、食欲の変化だけで妊娠や栄養不足は判定できません。妊娠の確認は検査薬の説明に沿って行い、食べられない・飲めないつらさは早めに相談してください。

妊娠の確認は、症状より検査の時期を確かめます

味の変化やにおいへの敏感さ、好みの変化は、妊娠の初期にみられることがあります。現れ方には個人差があり、症状がある・ないという違いだけで、妊娠の成立や赤ちゃんの状態は分かりません。NHS:妊娠初期の症状と確認

たとえば「チェックワンS」は生理予定日の1週間後から、予定日が分からない場合は性交日から3週間以降に使う製品です。別の製品や医療機関の判定日と混ぜず、手元の説明書を確認します。陽性でも正常な妊娠かどうかは判定できないため、医療機関へ相談してください。アラクス:チェックワンSの検査時期と結果

水分が保てない・尿が少ないときは、受診を相談します

困っていること次にすること
飲食しても吐いてしまう、尿が少ない、強いふらつき診療先へ早めに連絡し、飲めた量・尿・体調を伝える
食べる量が減り、生活や仕事が難しい食事の工夫だけで抱えず、治療や休み方を相談する
少量なら飲食できる食べられるものを少しずつ。悪化や体重の変化も記録する

妊娠悪阻では、強い吐き気や嘔吐で普段どおりの飲食が難しくなり、脱水などを起こす場合があります。一定の体重減少や嘔吐回数に達するまで待つ必要はありません。意識が遠のくなど状態が悪いときは、救急受診を含めすぐに助けを求めます。RCOG:つわり・妊娠悪阻と相談

食べられるものを、少量ずつ試します

一度に食べるとつらい場合は量を少なくし、食べられるときに分けて試せます。RCOGは、米や麺、じゃがいも、クラッカーなど食べやすいものを少量ずつとり、症状を誘う食べ物やにおいを避ける工夫を案内しています。

  • ご飯や麺がよいときは、少量のおにぎりやうどんなどから試す。
  • 温かい料理のにおいがつらいときは、調理を代わってもらい、食べやすい温度を探す。
  • 飲み物は一度にたくさん飲まず、少しずつ試す。水分も保てない場合は診療先へ連絡する。

料理や食品は十分に加熱するなど、表示に沿って調理・保存します。食べられる物が限られることを責めず、「何なら食べられたか」を診療先へ伝える材料にしてください。

好みが変わったことだけで、亜鉛不足とは決めません

妊娠中の吐き気にはホルモンなどが関わりますが、個人の食欲や味の変化を一つの原因だけで説明することはできません。亜鉛や鉄、ビタミンを自己判断で追加して、症状を治そうとしないようにします。

葉酸などを既に案内されていても、飲むと吐いてしまう、飲み込みがつらい場合は、飲み方や対応を医師・薬剤師へ相談できます。ほかのサプリとの成分の重複も伝えます。治療薬が必要か、点滴などが必要かは、症状と診察を踏まえて判断されます。

診察には、飲めた量と生活への影響をメモします

いつから始まったか、食べたり飲んだりできるもの、吐く頻度、尿の変化、体重、薬やサプリを整理します。「仕事に行けない」「調理のにおいがつらい」など、日常で困ることも伝えて構いません。家族には、調理や買い物など頼みたいことを具体的に相談できます。

関連する疑問を読む

つわりで食べにくいときの食事の例/妊娠検査の後、診察で確認すること

出典と確認日

2026年10月26日に上記の症状・検査時期・食事と受診の該当節を確認しました。検査薬の日程は製品固有の例で、薬や栄養素の用量を全員へ示すものではありません。医師による本記事の個別監修はありません。

目次に戻る
EggLink編集部のアイコン

この記事を書いた人

EggLink編集部

医療・婦人科専門メディア

公的機関や医学会などの情報をもとに、女性の健康と医療の選択に役立つ情報を整理しています。

公開:2026/4/19更新:2026/10/26