RCOGは、妊娠中の性行為が流産の原因になるという根拠はないと説明しています。性行為をしたという理由で、自分やパートナーを責めないでください。ただし、この説明は、出血や痛みがあるときに受診が不要という意味ではありません。RCOG:早期流産の原因と症状への対応
いまの状況ごとに確認すること
| 状況 | 確認と対応 |
|---|---|
| 症状も医師からの制限もない | 本人の気持ちと体調を優先し、無理をしない |
| 性行為の後に出血・痛みがある | 接触出血と決めつけず、性行為を控えて産科へ相談する |
| 水が流れるなど破水が疑われる | 性行為を避け、速やかに産科へ連絡する |
| 医師から制限がある | 避ける行為の範囲、期間、再確認する時期を聞く |
出血の色・量だけで、接触出血と流産を見分けません
性行為の後の出血でも、原因は記事の表や見た目だけでは判定できません。RCOGは、妊娠初期の出血や痛みは必ずしも問題を意味しない一方、流産などの警告の場合もあり、医療者の助言を受けるよう案内しています。RCOG:妊娠初期の出血と痛み
出血や痛みがあれば、通院先に妊娠週数、症状とその変化を伝えます。大量の出血、強い腹痛、肩の痛み、めまいや失神などは緊急の医療が必要な症状です。119を含め緊急対応し、自分で運転するのは避けてください。「翌日には止まるか」「一時間続くか」を待つ安全基準にはしません。
医師から控えるよう言われる場合があります
妊娠情報を提供するTommy’sは、低置胎盤・前置胎盤や破水などでは、挿入を伴う性行為を避けるよう助言される場合があると説明しています。出血があれば確認を受けるまで性行為を控え、医療者へ連絡するよう案内しています。Tommy’s:妊娠中の性行為について
医師から「控える」「安静」と言われた場合は、挿入、オルガズム、その他の行為のどこまでか、いつ再評価するかを確認します。病名だけで全員共通の禁止範囲や再開日を決めず、現在の診療上の指示に従ってください。制限を受けた場合、記事を理由に解除しません。
医学的な制限がなくても、したくないときは断れます
体調や気持ちは日によって変わります。本人が望まない、痛い、不安が強い場合に、性行為を続ける必要はありません。パートナーも、安心させようとして無理に勧めず、相手の希望を確かめます。
触れ合い方は性行為だけではありません。会話や、本人が心地よいと感じる関わり方を選びます。不安が続く場合は、診察で質問を用意し、必要な制限とその理由を一緒に確認できます。
性感染症の心配も別に相談します
流産との関係だけに注目せず、本人や相手に感染症の症状・可能性がある場合は、性行為を避けて医療機関へ相談してください。コンドームを使えばすべての感染や症状を防げるという意味でもありません。検査の種類や治療、再開の条件は個別に確認します。
出典と確認日
2026年10月27日に、保存RCOGの早期流産・出血の採用節と、Tommy’sの妊娠中の性行為の採用節を確認しました。確認できない個別研究の結果や、固定の再開時期は掲載していません。本記事の個別の医師監修はありません。

この記事を書いた人
EggLink編集部
医療・婦人科専門メディア
公的機関や医学会などの情報をもとに、女性の健康と医療の選択に役立つ情報を整理しています。