不妊治療中、クリスマスの家族向けの広告や子どもの写真、集まりの予定がつらく感じられることがあります。楽しめない自分を責めず、参加や連絡の仕方を調整できます。普段どおり過ごすことも、別の過ごし方を選ぶこともできます。
つらい場面を一つ選び、負担を減らす
| 今、負担なこと | 調整の例 |
|---|---|
| 家族の集まり | 短時間だけ参加する、別の日に会う、欠席を検討する |
| 写真や投稿を見ること | 通知や閲覧時間を減らす、今は見ないものを選ぶ |
| 近況を聞かれること | 「今日は治療の話を控えたい」と短く伝える |
全てを避けるか、全てに参加するかの二択にする必要はありません。仕事や家事など調整しにくい予定もあるため、一つだけ変えられることを探す方法があります。
断る理由を、詳しく説明し続けなくてもよい
「今年は静かに過ごしたいので、会う日は別に相談させてね」のように、伝えられる範囲で返答できます。治療の経過や判定日まで知らせる必要はありません。既に話した相手にも、今は報告を控えたいと伝えられます。
パートナーや信頼できる人に頼めるなら、「集まりで妊活の話が出たら話題を変えてほしい」など、具体的な手助けを一つ相談できます。相手の期待に合わせて楽しそうに振る舞うことを、自分の義務にしないでください。
お祝いの気分と、必要な予定を分ける
特別な予定を作る、普段の食事にする、好きなことを少しするなど、落ち着ける方法は人によって違います。何かを楽しめた日と、悲しくなる日があっても、どちらかを否定する必要はありません。
休みたい場合も、処方薬や判定日、受診などの指示は自己判断で変えず、必要な連絡を確認してください。家事や連絡が重ければ、誰に何を頼めるかを分けて考えられます。
行事が終わるまで、一人で耐えなくてもよい
眠れない、食べられない、つらさで生活を保ちにくいときは、通院先やかかりつけ医、心理職へ相談できます。決まった日数まで我慢する必要はありません。自分を傷つけそう、身の安全を保てないときは一人にならず、周囲や救急の助けを求めてください。
心の不調に薬が必要かは、妊娠の希望・可能性と使用中の薬も含めて医師に相談します。自己判断で処方薬を中止・増減しません。
今日は参加・連絡・情報のどれか一つを調整するところからで構いません。行事を楽しめるかどうかと、自分の大切さや治療への思いを結びつけなくてよいのです。
参考にした資料
2026年10月28〜29日に関連節を確認して編集しました。行事ごとの過ごし方・文例は編集部の提案で、行事に特化した治療効果や回復の期限を保証するものではありません。個別の医師監修はありません。

この記事を書いた人
EggLink編集部
医療・婦人科専門メディア
公的機関や医学会などの情報をもとに、女性の健康と医療の選択に役立つ情報を整理しています。