不妊治療中に最悪の結果ばかり浮かぶときは、今分かっている事実と、まだ起きていない予測を分けて考える方法があります。不安を消せなくても構いません。生活に支障がある場合は、一人で対処を続けず医療者へ相談してください。
浮かんだ考えを、事実・予測・行動に分ける
| 分けること | 書き方の例 |
|---|---|
| 今分かる事実 | 「判定日はまだ来ていない」「医師から追加説明を受ける予定」 |
| 頭に浮かんだ予測 | 「今回もだめで、今後もずっとうまくいかない気がする」 |
| 今できること | 薬や受診予定を確認し、分からない点を一つ聞く |
これは考えを整理する例で、妊娠を予測する方法ではありません。不安が強いことを、治療がうまくいかない証拠にしないでください。
別の見方を探すときの質問
- その予測を確かめる情報は、今どこまであるか。
- まだ分からないことや、ほかの可能性はあるか。
- 同じことを友人が話していたら、何と伝えたいか。
無理に「絶対うまくいく」と置き換える必要はありません。「結果はまだ分からない。今は予定と相談先を確認する」という中立の言い方も選べます。書くほどつらさが増す場合は中断し、心理職に一緒に整理してもらえます。
検索や考え事から、少し離れる
症状や体験談の検索を繰り返して苦しくなるなら、画面を閉じ、休む・音楽を聴く・信頼できる人に話すなど、負担の少ない行動を選べます。体調に不安がある場合は、検索だけで結論を出さず治療先へ確認します。
頼み方の例:「今は解決策より、怖い気持ちを聞いてほしい」「次の診察で聞くことを一緒に考えてほしい」。
相談する目安と、薬の確認
眠れない、食べられない、考え事で仕事や生活を保ちにくいときは、治療先やかかりつけ医、心理相談へ伝えてください。自分を傷つけそう、身の安全を保てないときは一人にならず、周囲や救急の助けを求めます。
薬が必要かは、症状や妊娠の可能性を含めて医師と相談します。自己判断で処方薬をやめたり、サプリや市販薬を追加したりしません。
まず「事実と予測を分ける」「分からないことを一つ聞く」「つらさを相談する」のうち、今できそうな一つから選べます。すぐ考えを変えられなくても、自分を責める必要はありません。
参考にした資料
2026年10月28日確認。NHSの一般的な思考整理の考え方を参考に、不妊治療の結果を予測しない例として編集しました。心理療法の代行や個別の医師監修ではありません。

この記事を書いた人
EggLink編集部
医療・婦人科専門メディア
公的機関や医学会などの情報をもとに、女性の健康と医療の選択に役立つ情報を整理しています。