妊活中、ストレスで買い物や食事の用意が難しいときは、毎食を完璧に作ろうとせず、用意する負担と食べられるものを分けて考えられます。食べられない状態や体重の変化が続く場合は、食事の工夫だけで解決しようとせず医療者へ相談してください。
まず、買う・作る負担を減らす
| 負担になっていること | 選べる工夫の例 |
|---|---|
| 作る気力がない | 総菜や冷凍食品、配食などを利用し、食べられる組み合わせを選ぶ |
| 何を選ぶか決められない | 主食・主菜・副菜のうち、足しやすいものを一つ考える |
| 買い物や片づけがつらい | 誰かに頼む、配達を使う、手間の少ない方法へ変える |
これは準備の負担を減らすための例で、ストレスや不妊を治す献立ではありません。予算、食べやすさ、アレルギーや治療上の制限に合わせて選んでください。
一つの食品に偏らず、組み合わせを考える
農林水産省の食事バランスガイドは、主食、副菜、主菜、牛乳・乳製品、果物の五つの区分で食事を考えます。例えば、ごはんなどの主食に、十分に加熱した卵や魚などの主菜と、野菜の副菜を組み合わせる方法があります。
すべてを一度にそろえることを新しい負担にせず、まず食べられるものを用意し、足せそうなものを考えられます。必要な量は年齢や活動量などで異なり、妊娠・授乳中は適量が変わります。持病や体重、妊娠の状況を含む調整は医師や管理栄養士へ相談してください。
食事やサプリだけを、心の治療にしない
特定の食品やサプリをとれば、必ず気分や妊娠の結果がよくなるとはいえません。治療先から説明された食事やサプリの指示は確認し、薬の代わりに置き換えたり、いくつも自己追加したりしないでください。妊娠の可能性や服薬は、医師・薬剤師へ伝えます。
食べられない状態や生活への影響を伝える
食事や水分をとることが難しい、体重が大きく変わる、吐き気などの体調不良が続く場合は、治療先やかかりつけ医へ相談してください。何をどのくらい食べられたか、いつから変わったか、薬の変更があったかを伝えます。
眠れない、気分の落ち込みや不安で仕事や生活を保ちにくい場合も、食事だけで我慢せず相談できます。自分を傷つけそう、身の安全を保てないときは一人にならず、周囲や救急の助けを求めてください。自己判断で処方薬を中止せず、薬が必要か、どう使うかは医師と相談します。
まずは準備の手間を一つ減らす、食べられるものを用意する、困っている変化を相談するうち、今できることを選べます。食事が整わないことを、自分の努力不足と決めつけないでください。
参考にした資料
2026年10月28日、下記資料の関連節を確認して編集しました。医師や栄養士への独自取材記事ではなく、個別の医師監修はありません。例は本人の診療や栄養指導に代わるものではありません。

この記事を書いた人
EggLink編集部
医療・婦人科専門メディア
公的機関や医学会などの情報をもとに、女性の健康と医療の選択に役立つ情報を整理しています。