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流産後のメンタルケア|待たずに相談したい状態と、支えの選び方

2026/4/19

更新:2026/10/27

流産の後に感じる悲しみ、不安、怒り、自責感や、うまく言葉にならない気持ちは人によって違います。泣けない、気持ちが揺れる、誰にも話したくないこともあります。決まった段階をたどることや、一定期間で気持ちを切り替えることを求める必要はありません。

つらさが強いときは、2週間を待たず相談できます

今の状態相談・行動の目安
自分を傷つけそう、命の危険がある、すでに傷つけた一人で抱えず近くの人に助けを求め、切迫した状態では119や救急医療へ
死にたい・消えたい気持ちがある日数を待たず医療機関や相談窓口へ。つながらなければ別の窓口や身近な人に助けを求める
眠れない・食べられない、強い不安、生活や仕事が難しい産婦人科や精神科・心療内科などへ相談。診断を自分で決める必要はない

厚生労働省の「まもろうよ こころ」は、#いのちSOS:0120-061-338(無料・毎日24時間)や、電話・SNSの相談窓口を案内しています。電話が難しい場合は、公式サイトから話しやすい方法を探せます。

相談窓口は緊急の医療処置の代わりにはならないため、差し迫った危険がある場合は救急へ連絡してください。厚生労働省:まもろうよ こころ

「自然な悲しみだから我慢する」と考えなくて大丈夫です

悲しみがあることだけで病気と決まるわけではありませんが、支えを求めるのに診断名や一定の日数は必要ありません。夜がつらい、周囲の妊娠の知らせが苦しい、受診の場面を思い出して眠れないなど、今困っていることから話せます。

気持ちだけでなく、出血や痛み、疲労などの体の問題も伝えてください。流産後の体調不良をすべて心の影響と決めつけません。多い出血、強い痛み、発熱や具合の悪さがある場合は、産婦人科へ速やかに連絡します。

誰に、どこまで話すかを選べます

診療を受けた産婦人科で、「眠れていない」「気持ちがつらい」と伝える方法があります。必要に応じて専門的な相談や治療につなげてもらえるか聞いてください。地域の保健師や、流産・死産を経験した人への支援窓口も選択肢です。

こども家庭庁は、経験された方に向けた情報や自治体の相談窓口一覧を公開しています。受けられる支援、受付時間、費用、匿名で話せるかは窓口ごとに確認します。電話相談、心理相談、診療、経験者との交流は役割が異なり、どれか一つを選び続ける必要もありません。こども家庭庁:流産・死産等を経験された方へ

パートナーや身近な人とは、必要な支えを具体的に

同じ経験でも、話したい量や休み方は違います。性別だけで「本当はこう感じている」と決めず、「今日は話を聞いてほしい」「受診に付き添ってほしい」「家事を代わってほしい」「今は妊娠の話題を避けたい」など、今必要なことを伝えられます。

相手もつらい場合は、二人だけで解決しようとせず、それぞれが別の相談先を持ってもかまいません。周囲の人は理由を聞き出したり、次の妊娠で励ましたりするより、本人が望む支えを確かめます。

休息や気分転換は、できる範囲で選びます

食事や休息を取りやすくする、通知やSNSから離れる、安心できる人と過ごすなど、負担を減らす工夫を選べます。記録、手紙、供養なども本人が望む場合の選択肢であり、無理に取り組む必要はありません。

呼吸法や運動、カウンセリングが誰にでも同じように効くとは限りません。できないことを回復への努力不足と考えず、つらさが続く・悪くなる場合は支援を見直します。医療者と相談して心理的な支援や治療を選ぶこともできます。

仕事や、次の妊娠の話を急がなくてかまいません

仕事を休む・負担を減らす必要がある場合は、体調と診療上の必要性を担当医に伝え、職場の担当者と利用できる制度や手続きを確認します。流産したことを全員へ詳しく説明するのではなく、手続きに必要な情報と、周囲に共有したい範囲を相談できます。

次の妊娠については、体の回復と治療の確認に加え、話したい時期を自分で選べます。気持ちが完全に整理されないと相談してはいけないわけでもありません。つらい気持ちがあったから流産した、と自分を責める必要はありません。

出典と確認日

2026年10月27日に、厚生労働省の相談先案内、こども家庭庁の流産・死産後の支援案内と、医療機関の流産後の体調・心の支援の該当部分を確認しました。回復の割合や期間を一律に示していません。本記事の個別の医師監修はありません。

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EggLink編集部

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公開:2026/4/19更新:2026/10/27