
「不育症の専門病院はどこにある?」「信頼できる施設を選ぶには?」——繰り返す流産に悩み、専門医療機関を探している方へ。この記事では、不育症専門病院の選び方の基準と、全国の専門施設にアクセスする方法を詳しく解説します。
この記事でわかること
- 不育症専門病院の選び方の基準
- 全国の専門施設を探す方法
- 初診時に準備しておくこと
- 受診にかかる費用の目安
不育症専門施設の種類と特徴
不育症の診療を行う施設にはいくつかの種類があります。
施設の種類 | 特徴 | 適したケース |
|---|---|---|
大学病院・総合病院の不育症外来 | 高度な検査・治療が可能、多科連携 | 複雑な原因・重症例 |
不妊・不育症専門クリニック | 待ち時間短・専門性高い | 検査・治療を早く始めたい方 |
一般産婦人科(不育症対応) | 地域密着・通いやすい | 初期スクリーニングに |
生殖医療専門センター | PGT-Aなど高度生殖医療に対応 | 体外受精と不育症治療を並行 |
まずは「日本不育症学会」の公式ウェブサイトで認定施設を確認することをお勧めします。認定施設は一定の診療水準を満たしており、信頼性の指標となります。
全国の専門施設を探す方法
不育症専門施設を探す主な方法をまとめました。
- 日本不育症学会 認定施設一覧:公式サイト(http://www.fuikusho.jp/)で都道府県別に検索可能
- 日本産科婦人科学会 施設検索:生殖医療専門医のいる施設を検索できます
- かかりつけ産婦人科からの紹介:担当医から専門外来への紹介状を発行してもらう
- 不育症支援ネットワーク:患者向け情報提供を行うNPO団体を通じて情報収集
施設選びで大切にしたこと(経験者の声)
専門施設を受診した方の声です(個人差があります)。
- 「近くの産婦人科から大学病院の不育症外来に紹介してもらいました。専門性の高さと丁寧な説明に安心できました」
- 「不育症学会の認定施設を選んだことで、最新の治療を受けることができました」
- 「初めて不育症外来を受診した時、先生が流産の経緯を丁寧に聞いてくれたことが心強かったです」
初診・検査の費用目安
不育症専門施設での初診・検査にかかる費用の目安です。
項目 | 費用の目安 | 保険適用 |
|---|---|---|
初診料 | 2,000〜5,000円程度 | あり |
不育症スクリーニング検査 | 3〜8万円程度 | 一部適用 |
夫婦染色体検査 | 2〜5万円程度 | あり |
子宮形態検査(MRI等) | 1〜3万円程度 | あり |
自治体によっては不育症検査への助成制度があります。居住する市区町村の窓口や公式ウェブサイトで確認してください。
専門施設を選ぶポイント
施設選びで確認しておきたい項目があります。
- 日本不育症学会の認定・認定医在籍:専門性の担保として重要
- 検査メニューの充実度:抗リン脂質抗体・染色体・子宮形態検査が揃っているか
- 心理的サポートの有無:カウンセラーや相談窓口があるか
- 通いやすさ:治療が長期に渡るため、通院しやすい立地であることも重要
- 説明の丁寧さ:検査結果や治療方針を納得できるまで説明してもらえるか
初診の準備と受診の流れ
不育症外来の初診では、以下の情報を整理して持参すると診察がスムーズになります。
- 流産の回数・週数・処置内容(手術または自然流産)
- 月経周期の状態(基礎体温記録があれば持参)
- 既往症・服用中の薬
- 過去の検査結果(あれば)
かかりつけ産婦人科から紹介状を発行してもらうことで、受診がよりスムーズになります。
よくある質問
Q. 不育症学会の認定施設でないと治療を受けられませんか?
A. 認定施設以外でも検査・治療を受けることはできます。ただし、専門性の担保という意味で認定施設の受診が推奨されます。
Q. 地方在住で近くに専門施設がありません。
A. オンライン診療を実施している施設も増えています。また、遠方でも紹介状があれば大学病院の専門外来を受診できます。
Q. 初診時に何か準備することはありますか?
A. 流産の経緯(週数・処置内容)、月経周期、既往症、服用薬を整理しておくと診察がスムーズです。
Q. 夫も一緒に受診する必要がありますか?
A. 染色体検査など夫の検査が必要なケースがあります。可能であれば初診から夫婦で受診することをお勧めします。
Q. 不育症の自治体助成制度はどこで調べられますか?
A. 居住する市区町村の公式ウェブサイトや、厚生労働省の不育症関連情報ページで確認できます。
まとめ
不育症の専門施設選びは、治療の質と自分の安心感の両面から検討することが大切です。日本不育症学会の認定施設を基準に、通いやすさや医師との相性も考慮して選びましょう。
一人で悩まず、まずは相談することから始めてください。
【免責事項】本記事は医療情報の提供を目的としており、特定の診断・治療を推奨するものではありません。実際の治療方針については必ず担当医にご相談ください。
この記事を書いた人
EggLink編集部
医療・婦人科専門メディア
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