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子宮頸管縫縮術(シロッカー・マクドナルド)

2026/4/19

子宮頸管縫縮術(シロッカー・マクドナルド)

子宮頸管縫縮術(シロッカー法・マクドナルド法)について、どのような手術か、どんな場合に行われるのかを詳しく知りたいと思っていませんか?この記事では、手術の概要から術後の管理まで解説します。情報取得日:2026年5月2日。

この記事のポイント

  • 子宮頸管縫縮術は子宮頸管無力症による後期流産・早産を予防する手術
  • シロッカー法は腹腔鏡・開腹で行う根治的な方法、マクドナルド法は経腟で行う一般的な方法
  • 妊娠14〜18週頃に実施されることが多く、入院が必要
  • 術後は安静が基本で、頸管の状態を定期的に管理する

子宮頸管縫縮術とは

子宮頸管縫縮術(けいかんほうしゅくじゅつ)は、子宮の出口(子宮頸管)が妊娠中に弱くなってしまう「子宮頸管無力症」によって引き起こされる後期流産(12〜22週)や早産を予防するために、頸管を縫い縮める手術です。

子宮頸管無力症は陣痛や出血などの自覚症状なく頸管が開いてしまう状態で、繰り返す後期流産・早産の原因の一つとなります。縫縮術によって頸管を物理的に補強することで、妊娠を継続させることが目的です。

シロッカー法とマクドナルド法の違い

術式

マクドナルド法

シロッカー法

アプローチ

経腟(膣側からの操作)

腹腔鏡または開腹

縫合部位

頸管の外側(外子宮口寄り)

内子宮口レベル(より高位)

実施時期

妊娠14〜18週頃

妊娠前または妊娠初期

抜糸の必要性

分娩前に抜糸が必要(経腟分娩可)

帝王切開が原則

適応

初回の縫縮術に多く使用

マクドナルド法が無効だった場合等

どちらの術式が選ばれるかは、これまでの妊娠・流産の経緯、頸管の状態、医療機関の方針によって異なります。担当医から十分に説明を受けた上で選択することが大切です。

手術の流れと入院期間

マクドナルド法の場合、妊娠14〜18週頃に経腟操作で頸管に縫合糸を巻き、絞り込む手術を行います。手術時間は30分〜1時間程度で、脊椎麻酔または全身麻酔下で実施されます。入院期間は施設によって異なりますが、術後2〜7日程度が一般的です。

手術前には感染症検査・超音波検査など複数の前処置が必要になる場合があります。術後は安静を指示されることが多く、出血・腹痛・発熱などの症状があれば速やかに担当医に報告することが大切です。

手術後の管理と注意点

術後は定期的に頸管の長さを超音波で確認しながら妊娠を管理します。頸管が再び短縮・開大傾向を示した場合は、安静強化や入院管理が必要になることがあります。

性生活の制限、激しい運動の禁止、長時間の立位・歩行の制限など、生活上の注意点は担当医から個別に指示されます。これらの制限は妊娠経過によって調整されることがあるため、定期受診を欠かさずに行うことが重要です。

手術の限界とリスク

子宮頸管縫縮術は後期流産・早産リスクを下げる可能性がありますが、すべての症例で妊娠継続が保証されるものではありません。感染・前期破水・子宮収縮などの合併症が起こることもあり、術前に担当医から十分なインフォームドコンセントを受けることが必要です。

また、子宮頸管無力症の診断自体が難しい場合もあります。過去の流産・早産の週数や経緯から診断・適応を慎重に判断することが重要で、不必要な縫縮術は避けることが推奨されています。

よくある質問

Q1. 1回の後期流産でも縫縮術を受けることはできますか?

A. 子宮頸管無力症が疑われる場合は1回の後期流産でも適応となることがあります。担当医に相談してください。

Q2. 縫縮術後も自然分娩できますか?

A. マクドナルド法であれば分娩前に抜糸し、経腟分娩が可能な場合があります。シロッカー法では帝王切開が原則です。

Q3. 縫縮術は保険適用ですか?

A. 子宮頸管縫縮術(シロッカー手術・マクドナルド手術)は保険診療の対象です。ただし施設や状況により費用は異なります。

Q4. 術後の安静はどのくらい必要ですか?

A. 施設・術式・個人の状態によって異なります。術後数日〜数週間の安静を指示されることが多く、詳細は担当医の指示に従ってください。

Q5. シロッカー法はどこの病院で受けられますか?

A. シロッカー手術は腹腔鏡や開腹手術の技術が必要なため、周産期医療に対応した病院・大学病院などで実施されます。かかりつけ医から紹介を受けることが一般的です。

まとめ

子宮頸管縫縮術(シロッカー法・マクドナルド法)は、子宮頸管無力症による後期流産・早産を予防するための手術です。術式や適応条件、術後管理の方針は個人の状態によって大きく異なるため、担当医との十分な話し合いが不可欠です。不育症・反復後期流産を経験している方は、専門的な評価と管理のもとで妊娠に臨むことをお勧めします。

※本記事の情報は2026年5月時点のものです。最新情報は公式サイトでご確認ください。また、本記事は一般的な情報提供を目的としており、個別の医療アドバイスではありません。

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この記事を書いた人

EggLink編集部

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公開:2026/4/19更新:2026/5/2