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不妊検査がつらいときに|負担の整理・相談先・休む前の確認

2026/4/19

更新:2026/10/30

不妊検査では、痛みや結果待ち、仕事の調整、費用、先の見えなさ等が負担になる場合があります。「前向きでいなければ」「ストレスがあるから妊娠しない」と、自分の責任にする必要はありません。

つらさへの対処は、検査・治療を続けるために我慢することだけが目的ではありません。生活と安全を守るために、何が負担かを医療者や相談先へ伝え、調整できることを一緒に考えてください。

負担を小さく分けて、必要な支援を聞きます

確認したいこと診療で相談すること
採血・内診等の痛みや怖さがある過去につらかった経験と、説明・休憩・痛みへの対応を相談する
結果待ちが頭から離れない結果説明の日時・連絡方法と、待つ間の相談先を確認する
仕事・通院・費用の調整が難しい必要な受診と変更可能な予定、費用の内訳を聞く
パートナーや周囲の言葉がつらい話したい範囲・望む支援を伝え、第三者への相談も考える
眠れない・食べられない等で生活が難しい期間だけで我慢せず、診療先や心の専門支援へ早めに相談する

「リラックスすれば妊娠できる」と約束しません

ASRMの患者向け説明は、ストレスが妊娠にどう影響するかは明確でなく、ストレスが減ること自体で妊娠につながるとは限らないとしています。ストレス対処は生活の質や本人の健康を支えるためのものです。

妊娠できない理由を気持ちに結びつけたり、呼吸法や心理相談で妊娠率が上がると約束したりしません。休めない、落ち込む、対処法を続けられないことを、新たな失敗にしないでください。ASRM:ストレスと不妊(2023年改訂)

検査の前に、痛みと説明の希望を伝えます

「どこまで行う検査か」「何が分かるか」「どのような痛みがあり、つらいときどう伝えるか」を先に聞きます。過去に失神した、内診が怖い、特定の姿勢が難しい等の経験も、話せる範囲で伝えてください。

HSGや子宮鏡等で強い痛みがある場合は、その場で医療者へ伝えます。検査後の強い痛みや発熱等も、気持ちの問題と決めつけず受診先へ連絡してください。詳しい準備はHSGの説明と注意点、子宮鏡と痛み・同意の相談も参考にできます。

対処法は、合うものを少しだけ試せます

音楽を聴く、気持ちを短く書く、情報を見る時間を減らす、信頼できる人に話す等、本人が負担なく選べる方法を考えます。SNSを見ない、話したくない話題から距離を置くことも選択肢です。

深く呼吸する方法を試す場合も、長く息を止めたり苦しくなるまで続けたりせず、つらければやめてください。運動やマッサージ等は治療中の制限がありうるため、採卵前後等の状態に合うかを受診先で確認します。すべてを一度に習慣にする必要はありません。

パートナーとの話し合いは、時間や回数を義務にしません

「いまは解決策より話を聞いてほしい」「予約や家事を分担してほしい」など、望む助けを具体的に伝えます。相手にも話したくない日があることを含め、本人同士の負担を確認してください。

毎週必ず話す、治療の話を週1日禁止する等を一律のルールにする必要はありません。二人だけで話すのが難しい場合は、医療者や相談員を交えて説明を聞く方法もあります。

生活に影響するつらさは、2週間待たず相談できます

悲しみや不安が強い、眠り・食欲が変わった、人と会えない、仕事や日常生活を続けるのが難しい場合等は、診療先や心の専門支援へ相談してください。症状の一覧だけで診断はできませんが、相談を始めるために一定の日数が過ぎるのを待つ必要はありません。

自分を傷つけそう、安全を保つことが難しいときは、一人で抱えず、身近な人や医療機関・救急にすぐ助けを求めてください。ASRM:不妊のカウンセリングと支援(2023年改訂)

相談先と、休止する場合の確認

こども家庭庁は、不妊症・不育症等の悩みを相談できる「性と健康の相談センター事業」を案内しています。心の相談には電話・SNS等の窓口もあります。利用対象、予約、費用、受付時間や秘密の扱いは各窓口で確認してください。こども家庭庁:相談窓口、厚生労働省:困った時の相談方法・窓口

検査や治療を休みたいときは、その希望自体を伝えます。全員が1〜2周期休めば回復するとは限りません。処方薬の扱い、必要な診察、再開の相談時期を医師と確認し、自己判断で薬や連絡を止めないでください。

出典と確認日

2026年10月30日に、ASRM2023のストレス・相談支援の採用節、こども家庭庁・厚生労働省の相談窓口説明、HSG・子宮鏡に関する同日確認済みの節を確認しました。心理支援による妊娠率改善や個人の診断を保証するものではありません。

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EggLink編集部

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公開:2026/4/19更新:2026/10/30