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プラノバールの副作用|吐き気・頭痛と血栓症の受診目安

2026/4/12

更新:2026/10/27

プラノバール配合錠では吐き気、頭痛、不正出血などが起こることがあります。一方、血栓症が疑われる症状は、数日様子をみたり、吐き気止めで抑えて飲み続けたりせず、中止して医療機関へ連絡する必要があります。症状が軽いから必ず安全、短期間なら血栓症は起こらない、とはいえません。

まず症状に応じて行動を分けます

症状・状態必要な行動
突然の息切れ・胸痛、足の急な強い痛みや腫れ、激しい頭痛、まひ・言葉や視力の異常服用を中止し、すぐ救急医療機関へ。切迫している場合は119へ連絡する
血栓症が疑われる足の痛み・腫れ・しびれ、頭痛や吐き気・嘔吐、脱水など軽くても自己判断で継続せず中止して直ちに医師へ相談・受診する
そのほかの不調、飲み忘れ、飲んだ後の嘔吐いつ・何錠飲み、どの症状が出たかを処方元・薬剤師に伝える。自己流の増量・追加服用はしない

血栓症は、服用中いつでも注意が必要です

PMDAの添付文書は、年齢・喫煙・肥満・家族歴などのリスク因子の有無にかかわらず血栓症が起こることがあると説明しています。飲み始めだけに限った注意ではありません。

血栓症を疑う症状や、体を動かせない状態、脱水などでは、症状が軽くても中止して直ちに相談するよう記載されています。PMDA:プラノバール配合錠の添付文書

救急や別の医療機関では、プラノバールを使っていることと最後に飲んだ日時を伝えます。手術が必要になった場合や、動けない状態になった場合も、担当医に使用を知らせてください。

吐き気や頭痛を、一律の「慣れるまでの副作用」にしません

添付文書には吐き気・嘔吐、食欲不振、頭痛、乳房の張り、不正出血などが記載されています。ただし、同じ吐き気や頭痛でも血栓症を疑う症状に挙げられており、記事だけで原因を判断することはできません。

症状の始まった時刻、強さ、足や胸などほかの症状、水分をとれるかを伝えて医療者に判断を求めます。「三日間は我慢する」「誰でも半数に吐き気が出る」などの固定した基準で継続を決めないでください。吐き気止めや鎮痛薬を自分で追加して、受診が必要な症状を抑え続けることも避けます。

飲み忘れ・嘔吐では、二回分や追加の一錠を自己判断しません

PMDAの患者向医薬品ガイドでは、飲み忘れた場合、二回分を一度に飲まないこと、気づいた時に一回分を飲むこと、次の時間が近ければ一回とばすことを案内しています。処方された目的と指示も確認し、対応に迷う場合は処方元・薬剤師へ連絡してください。PMDA:患者向医薬品ガイド

飲んだ後に吐いた場合は、服用と嘔吐の時刻、回数、ほかの症状を伝え、追加服用の必要性を確認します。「二時間以内なら必ずもう一錠」など、すべての処方に共通する方法として使わないでください。嘔吐自体が続く場合や脱水、血栓症を疑う症状がある場合は、中止・受診の注意が優先します。

使う目的と、使えない条件を確認します

プラノバールはノルゲストレルとエチニルエストラジオールの配合剤で、月経の異常などの治療や、生殖補助医療での開始時期の調整に使われます。避妊や緊急避妊はこの添付文書の効能として記載されていないため、余った錠剤を避妊目的で自己使用したり、服用していれば必ず避妊できると考えたりしないでください。

血栓症の既往、重い肝障害、妊娠している可能性、原因がまだ分からない異常出血などは、使用の可否に関わります。ほかの処方薬、市販薬、サプリも申告してください。特にセント・ジョーンズ・ワートを含む食品には、薬の作用を弱めるおそれについて注意が記載されています。

不妊治療での時期調整では、治療成績への影響も含め、必要性を個別に判断する薬です。服用開始日・日数・中止後の予定を処方元に確認し、他人の月経移動の方法を流用しないでください。

出典と確認日

2026年10月27日に、PMDAの添付文書(2024年7月改訂)の禁忌・適応・重要な注意・副作用と、同索引の患者向医薬品ガイド(2020年7月更新)の採用部分を確認しました。古い患者ガイドの適応一覧を現行添文の代わりにはしていません。本記事の個別の医師監修はありません。

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EggLink編集部

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公開:2026/4/12更新:2026/10/27