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ミレーナ(IUS)とは?効果・費用・装着の流れを徹底解説

2026/4/19

ミレーナ(IUS)とは?効果・費用・装着の流れを徹底解説

「ミレーナって何?どんな効果があるの?」——ミレーナ(IUS:子宮内避妊システム)は子宮内に装着する小さなT字型のデバイスで、避妊だけでなく月経困難症・子宮内膜症の治療にも保険適用があります。ミレーナ(IUS)は低用量の黄体ホルモンを子宮内に直接放出するため、全身への影響が少なく、長期間(5年間)効果が持続する選択肢です。

この記事のポイント

  • ミレーナの仕組み・効果・保険適用の条件
  • 装着の流れ・痛み・注意事項
  • 費用の目安(保険適用あり・なし)

ミレーナ(IUS)とは

ミレーナはレボノルゲストレル(黄体ホルモン)を放出する子宮内システムです。T字型の枠の中に5年間、毎日少量のホルモンを局所放出します。以下の効果があります。

  • 避妊:99.8%以上の避妊効果(低用量ピル以上)
  • 月経量の減少:使用1年後に約80〜90%減少。無月経になる方も
  • 月経痛の軽減:内膜の増殖抑制で痛みが軽減
  • 子宮内膜症・子宮腺筋症の治療:保険適用あり

保険適用の条件

ミレーナは2014年から月経困難症(月経痛・過多月経)に対して保険適用となっています。避妊目的での使用は自費です。

使用目的

保険適用

費用の目安(3割負担)

月経困難症・過多月経

あり

約3,000〜5,000円(装着費含む)

子宮内膜症・腺筋症

あり

約3,000〜5,000円

避妊目的

なし(自費)

約3〜5万円(クリニックによる)

装着の流れ

装着は婦人科外来で行います。所要時間は5〜15分程度です。月経中〜直後(内頸部が開いている時期)に装着することが多いです。

  1. 内診・子宮の大きさ・向きを確認
  2. 膣鏡を挿入し、子宮頸部を消毒
  3. 細い挿入器でT字型のミレーナを子宮内に留置
  4. 細い糸(チェッカーストリング)が膣内にわずかに残る
  5. 装着後30分〜1時間の安静

装着の痛みについて

装着時は子宮頸部が一時的に刺激されるため、生理痛のような痛みが起きます。個人差が大きく、ほとんど気にならない方もいれば、強い痛みを感じる方もいます。未経産婦は子宮頸部が硬く痛みが強い傾向があります。必要に応じて術前の鎮痛薬処方を相談してください。

よくある副作用・注意事項

  • 装着後3〜6ヶ月:不正出血・スポッティングが続くことがある(正常な反応)
  • 頭痛・ニキビ・気分変化(ホルモン影響、通常は軽微)
  • 卵巣嚢胞の形成(多くは自然消失)
  • まれに子宮穿孔(装着1,000件に1〜2件程度)
  • 自然脱落(数%):糸の確認で定期チェック

ミレーナが向かない方

  • 妊娠を希望している(ただし抜去後すぐに妊活再開可能)
  • 子宮の変形(大きな筋腫など)がある
  • 原因不明の性器出血がある
  • 活動性の骨盤内感染症がある
  • レボノルゲストレルへのアレルギー

よくある質問

Q. ミレーナを入れたまま妊娠したらどうなりますか?

A. ミレーナの避妊失敗率は0.2%と非常に低いですが、妊娠した場合は子宮外妊娠のリスクが高いため、すぐに産婦人科を受診してください。

Q. ミレーナを外したらすぐ妊娠できますか?

A. 抜去後、多くの場合1〜3ヶ月以内に月経が戻り、妊娠が可能になります。抜去後の妊孕性への長期的な影響はないとされています。

Q. MRI検査を受ける際にミレーナは大丈夫ですか?

A. ミレーナはMRI対応(MRIセーフ)です。1.5TおよびよりMRIは安全に使用できます。事前に担当医に相談することを推奨します。

Q. パートナーにミレーナの糸が当たって気になると言われます。

A. 糸の長さは医師が調整できます。気になる場合はクリニックに相談して糸を短くカットしてもらいましょう。

まとめ

ミレーナは月経困難症・過多月経・子宮内膜症に保険適用されている子宮内黄体ホルモン放出システムです。5年間の長期使用が可能で、月経量の大幅な減少が期待できます。装着時の痛み・初期の不正出血などの注意点はありますが、多くの方が継続使用できる安全性の高い治療法です。月経痛・経血量でお悩みの方は、婦人科での相談をお勧めします。

【免責事項】本記事は一般的な医療情報の提供を目的としており、特定の診断・治療を推奨するものではありません。治療は必ず医師の指示に従ってください。

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この記事を書いた人

EggLink編集部

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公開:2026/4/19更新:2026/5/2