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低用量ピルをやめたいとき|中止の相談・避妊・緊急症状

2026/4/19

更新:2026/10/24

低用量ピルをやめたいときは、薬の名前、避妊・月経痛などの服用目的、中止したい理由を処方元へ伝え、やめ方とその後の対応を確認してください。製品やシートの構成が違うため、「全員21錠目でやめるのが最適」という共通の手順にはできません。

ただし、血栓症が疑われる症状などがあるときは、シートを飲み切ったり予約日を待ったりしないでください。中止と緊急受診の案内は、通常の中止計画とは分けて確認することが大切です。

急な足の痛み・息切れ・胸痛などは中止して緊急受診する

エストロゲンを含むピルでは血栓症に注意が必要です。例えばトリキュラー錠28の患者向ガイドは、足の突然の痛み・腫れ、急な息切れや胸痛、激しい頭痛、脱力・まひ、しゃべりにくさ、突然の視力障害などが出た場合に、服用をやめてすぐ救急医療機関を受診するよう案内しています。

血栓症が疑われる症状や、体が動かせない・脱水などリスクが高まる状態では、軽くても中止して直ちに受診する案内があります。強い症状で動けない、意識が遠のく場合は119へ連絡し、ピルを使用していることを伝えてください。

妊娠が疑われる場合も、トリキュラー錠28のガイドでは使用中止と医師への確認が必要です。自分の製品の注意と処方元の案内を確認し、症状や妊娠の可能性を自己判断で放置しないようにしましょう。

通常の中止では、やめる理由と次の対応を決める

やめたい理由・状況相談すること
妊娠を希望している薬の中止と妊娠を考える時期、持病・ほかの薬、必要な妊娠前の準備を処方元へ相談する。
妊娠は希望していない次の避妊法と、いつからどのように使うかを中止前に確認する。中止後も避妊効果が続くとは考えない。
月経痛・出血などの治療で使っている抑えられていた症状への対応、代わりの治療が必要か、中止後の受診予定を確認する。
副作用・体調変化がつらい症状の始まり・強さ・生活への影響を伝える。緊急症状か、継続や変更を相談する状態かを確認する。

飲み忘れで中断した場合と、計画して治療や避妊を終える場合も同じではありません。飲み忘れの対応は製品の説明書に沿って確認し、不安な性行為があれば早めに医療者へ相談してください。自己判断で残薬を再開したり、別のピルへ切り替えたりしないことが大切です。

妊娠する力の回復と、自分が妊活を始める時期を分ける

WHOは、経口避妊薬を中止すると妊娠する力は速やかに戻ることを説明しています。「3か月は排卵しないから避妊不要」と考えないでください。月経や妊娠の可能性を、自分で決めた回復日数だけで判断しないようにします。

一方、日本のトリキュラー錠28の電子添文では、中止して妊娠を希望する場合、月経周期が回復するまで避妊することが望ましいとされています。妊娠する可能性が戻ることと、自分の治療・体調に合わせて妊娠を試みる時期は別の確認です。使用している薬と持病などを踏まえて処方元へ相談してください。

中止後の出血・月経・痛みは、決まった日数で予測しない

中止後の出血が全員2〜5日で起きる、排卵が全員1〜3か月で回復する、ニキビやPMSが一定の割合で戻るといった予測はできません。出血したことだけで排卵の回復や妊娠していないことを確定するものでもありません。

月経が来ない場合は、妊娠の可能性と検査薬の使用時期を確認し、処方元へ相談してください。3か月までは相談できないわけではなく、強い痛み、出血や気になる症状がある場合も早めに連絡します。

年齢だけで「40歳なら全員中止」「非喫煙なら50歳まで大丈夫」と決めず、症状や病歴、喫煙・手術予定などの変化も伝えてください。別の治療法や避妊法も、目的・適応・リスクが異なるため、自分に合う選択肢を医療者と相談しましょう。

確認した資料

2026年10月24日に確認。

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この記事を書いた人

EggLink編集部

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公的機関や医学会などの情報をもとに、女性の健康と医療の選択に役立つ情報を整理しています。

公開:2026/4/19更新:2026/10/24