
低用量ピルの価格帯
低用量ピルの費用は自費処方で1シート2,000〜3,500円、保険適用(LEP製剤)で1シート600〜1,500円(3割負担)が目安であり、先発品とジェネリックで大きく異なります。
日本で処方される低用量ピルは、避妊目的(OC:自費)と治療目的(LEP:保険適用)に分けられ、それぞれ費用体系が異なります。
主な低用量ピルの価格一覧
代表的な低用量ピルの価格を自費と保険適用に分けてまとめました。ジェネリック医薬品は先発品の40〜70%程度の価格になります。
製品名 | 種類 | 自費価格(1シート) | 保険3割(1シート) |
|---|---|---|---|
トリキュラー | 先発品・OC | 2,500〜3,000円 | — |
ラベルフィーユ | トリキュラーのGE | 2,000〜2,500円 | — |
マーベロン | 先発品・OC | 2,500〜3,000円 | — |
ファボワール | マーベロンのGE | 2,000〜2,500円 | — |
ヤーズ | 先発品・LEP | — | 約1,300〜1,500円 |
ヤーズフレックス | 先発品・LEP | — | 約2,000〜2,500円 |
ルナベルLD | 先発品・LEP | — | 約1,200〜1,500円 |
フリウェルLD | ルナベルLDのGE | — | 約600〜900円 |
ジェミーナ | 先発品・LEP | — | 約1,500〜2,000円 |
ドロエチ | ヤーズのGE | — | 約800〜1,200円 |
※価格は医療機関や薬局によって異なります。上記は目安です。
自費と保険適用の違い
避妊目的のピル(OC)は全額自費、月経困難症・子宮内膜症の治療目的のピル(LEP)は保険適用(3割負担)で処方されます。
項目 | 自費(OC) | 保険適用(LEP) |
|---|---|---|
目的 | 避妊 | 月経困難症・子宮内膜症 |
診察料 | 自由設定(1,000〜3,000円) | 3割負担(数百円) |
ピル代 | 2,000〜3,500円/シート | 600〜2,500円/シート |
検査費用 | 自費 | 3割負担 |
月額合計 | 約3,000〜5,000円 | 約1,500〜3,000円 |
ジェネリック(後発品)の選び方
ジェネリック医薬品は先発品と同じ有効成分・効果を持ちながら40〜70%の価格で入手でき、経済的な負担を大きく軽減できます。
- トリキュラー → ラベルフィーユ・アンジュ:レボノルゲストレル含有の三相性
- マーベロン → ファボワール:デソゲストレル含有の一相性
- ルナベルLD → フリウェルLD:ノルエチステロン含有(保険適用)
- ヤーズ → ドロエチ:ドロスピレノン含有(保険適用)
ジェネリックに切り替える際は医師に相談してください。添加物が異なるため、ごくまれに副作用の出方が変わることがあります。
年間コストの比較
ピルの年間コストは自費で約3.6万〜6万円、保険適用ジェネリックなら約1万〜1.5万円と、選び方で大きな差が生まれます。
パターン | 月額 | 年間コスト |
|---|---|---|
自費・先発品(対面) | 約4,000〜5,000円 | 約4.8万〜6万円 |
自費・ジェネリック(オンライン) | 約2,500〜3,500円 | 約3万〜4.2万円 |
保険・先発品 | 約2,000〜3,000円 | 約2.4万〜3.6万円 |
保険・ジェネリック | 約1,000〜1,500円 | 約1.2万〜1.8万円 |
費用を抑えるポイント
保険適用の活用、ジェネリックの選択、オンライン処方の定期配送割引、まとめ買いが費用削減の主な方法です。
- 保険適用を確認:月経痛がある場合は月経困難症の診断でLEP処方が可能
- ジェネリックを選ぶ:先発品の約半額
- オンライン処方の定期プラン:3か月・6か月まとめ割で1シートあたり安くなる
- 院内処方の医療機関:薬局の調剤料がかからない分、やや安いことがある
よくある質問(FAQ)
Q. 一番安い低用量ピルはどれですか?
保険適用のフリウェルLD(ルナベルLDのジェネリック)が最も安く、3割負担で1シート約600〜900円です。
Q. 避妊目的でも保険は使えますか?
残念ながら避妊目的の処方は保険適用外です。ただし月経痛やPMSの症状がある場合は治療目的として保険適用になる場合があります。
Q. オンライン処方と対面処方ではどちらが安いですか?
診察料の設定によります。オンラインは診察料が安い傾向がありますが、送料が加わる点に注意。自費の場合は大きな差はありません。保険適用ならどちらでも同じです。
Q. ジェネリックの効果は先発品と同じですか?
有効成分と含有量は同一であり、効果に違いはありません。ごくまれに添加物の違いで副作用の出方が異なることがありますが、切り替え後に問題なければ安心して使用できます。
Q. ピルの費用に医療費控除は使えますか?
治療目的(月経困難症等)の処方であれば医療費控除の対象になります。避妊目的の場合は原則として対象外です。
まとめ
低用量ピルの費用は自費か保険か、先発品かジェネリックかで大きく異なります。月経困難症の診断がある方は保険適用のジェネリック(フリウェルLD等)が最も経済的です。自費の場合もジェネリックやオンライン定期配送の活用で費用を抑えることが可能です。
ピルの費用や保険適用について詳しく知りたい方は、当院までお気軽にご相談ください。
この記事を書いた人
EggLink編集部
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