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低用量ピル比較表|各ピルの特徴・価格・副作用を一覧で比較

2026/4/19

低用量ピル比較表|各ピルの特徴・価格・副作用を一覧で比較

低用量ピル比較表の見方

低用量ピルは「プロゲスチンの種類」「エストロゲン含有量」「服用スケジュール」「保険適用の有無」の4軸で比較するのが基本であり、目的と体質に合った選択が重要です。

日本で処方される低用量ピルには10種類以上のブランドがあり、初めての方には違いが分かりにくいものです。この比較表を参考に、医師と相談して最適なピルを見つけてください。

主要ピル一覧比較表

日本で処方される代表的な低用量ピルの特徴・費用・副作用を一覧で比較します。

製品名

世代/プロゲスチン

EE量

タイプ

保険

月額目安

トリキュラー

2世代/レボノルゲストレル

30-40μg

三相性21日

自費

2,500〜3,000円

ラベルフィーユ

同上(GE)

同上

同上

自費

2,000〜2,500円

マーベロン

3世代/デソゲストレル

30μg

一相性21日

自費

2,500〜3,000円

ファボワール

同上(GE)

同上

同上

自費

2,000〜2,500円

ルナベルLD

1世代/ノルエチステロン

35μg

一相性21日

保険

1,200〜1,500円

フリウェルLD

同上(GE)

同上

同上

保険

600〜900円

ルナベルULD

1世代/ノルエチステロン

20μg

一相性21日

保険

1,500〜1,800円

フリウェルULD

同上(GE)

同上

同上

保険

800〜1,100円

ヤーズ

4世代/ドロスピレノン

20μg

一相性24日

保険

1,300〜1,500円

ドロエチ

同上(GE)

同上

同上

保険

800〜1,200円

ヤーズフレックス

4世代/ドロスピレノン

20μg

連続120日

保険

2,000〜2,500円

ジェミーナ

2世代/レボノルゲストレル

20μg

連続77日

保険

1,500〜2,000円

目的別おすすめピル

「避妊」「月経痛」「ニキビ」「PMS」「月経回数の削減」など、目的によって最適なピルは異なります。

目的

おすすめピル

理由

避妊(コスト重視)

ラベルフィーユ、ファボワール

ジェネリックで低コスト

月経痛の軽減

フリウェルLD/ULD、ドロエチ

保険適用で経済的

ニキビ治療

ヤーズ、マーベロン

抗アンドロゲン作用

PMS・むくみ対策

ヤーズ、ヤーズフレックス

ドロスピレノンの利尿作用

生理回数を減らしたい

ヤーズフレックス、ジェミーナ

連続服用で年3〜5回

不正出血が気になる

トリキュラー(三相性)

自然なホルモン変動に近い

プロゲスチンの世代による違い

ピルに含まれるプロゲスチンは第1〜第4世代に分類され、世代が新しいほど副作用の改良が進んでいますが、血栓リスクには注意が必要です。

世代

プロゲスチン

特徴

血栓リスク

第1世代

ノルエチステロン

実績豊富、不正出血がやや多い

低い

第2世代

レボノルゲストレル

世界で最も使用実績、不正出血少ない

最も低い

第3世代

デソゲストレル

アンドロゲン作用が弱い(ニキビ向き)

やや高い

第4世代

ドロスピレノン

抗ミネラルコルチコイド作用(むくみ軽減)

やや高い

副作用の比較

主な副作用の出やすさはピルの種類によって異なり、自分に合ったピルを見つけるには2〜3か月の試用期間が目安です。

副作用

出やすいピル

出にくいピル

むくみ・体重増加

トリキュラー、ルナベル

ヤーズ(利尿作用)

不正出血

ルナベルULD、連続服用初期

トリキュラー(三相性)

吐き気

EE 30μg以上のピル

EE 20μgの超低用量

ニキビ悪化

レボノルゲストレル系

ドロスピレノン系

気分の落ち込み

個人差大(製品による差は少ない)

切り替え時の注意点

ピルの種類を変更する場合は、現在のシートを飲み切った翌日から新しいピルを開始するのが基本で、避妊効果は途切れません。

  • 同じ周期タイプ間の変更:休薬期間なしで切り替え
  • 21日タイプから連続タイプへ:休薬を入れずに次のシートを連続開始
  • 切り替え後1〜2か月は不正出血が出やすい(慣れの期間)

よくある質問(FAQ)

Q. 初めてのピルはどれを選べばいいですか?

月経痛があれば保険適用のフリウェルLD or ドロエチ、避妊目的ならラベルフィーユ or ファボワールが費用面で始めやすいです。

Q. 一相性と三相性はどちらが良いですか?

一相性は飲み順を気にしなくてよく管理が楽です。三相性は自然なホルモン変動に近く不正出血が少ない傾向がありますが、飲む順番を間違えないよう注意が必要です。

Q. ジェネリックは先発品と効果が同じですか?

有効成分と含有量は同一であり、臨床効果に差はありません。添加物の違いで副作用の感じ方が変わる方がまれにいます。

Q. ピルを変更したい場合は医師に相談すべきですか?

はい。変更の理由(副作用、費用、目的の変化等)を伝えることで、最適な代替品を提案してもらえます。

Q. 海外のピルと日本のピルは違いますか?

成分は共通するものが多いですが、海外では日本未承認の製品も多くあります。個人輸入は品質保証の面でリスクがあるためおすすめしません。

まとめ

低用量ピルは種類が多いですが、「目的」「体質」「費用」の3軸で絞り込むと選びやすくなります。月経痛には保険適用のジェネリック、ニキビ・むくみにはドロスピレノン系、生理回数を減らしたい方は連続服用タイプが適しています。合わなければ変更可能ですので、まずは始めてみることが大切です。

ピルの種類選びに迷ったら、当院の婦人科で一緒に最適なピルを見つけましょう。

E

この記事を書いた人

EggLink編集部

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公開:2026/4/19更新:2026/5/4