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エストラーナテープの使い方・貼り替え方・注意点

2026/4/19

エストラーナテープの使い方・貼り替え方・注意点

エストラーナテープは不妊治療・更年期治療で広く使われる経皮エストロゲン製剤です。エストラーナテープはお腹や腰・臀部の皮膚に貼ることでエストロゲンを補充し、経口薬より肝臓への負担が少ないという特徴があります。正しい貼り方・貼り替えタイミングを守ることが治療効果を最大化します。

この記事のポイント

  • エストラーナテープの正しい貼り方と貼り場所
  • 貼り替えタイミングと1枚あたりの使用時間
  • かぶれ・剥がれなどトラブルへの対処法

エストラーナテープとは

エストラーナテープ(一般名:エストラジオール経皮吸収型製剤)は、合成エストラジオールを皮膚から吸収させる貼り薬です。不妊治療(凍結胚移植の準備・黄体期サポート)と更年期症状の治療の両方に使われます。0.72mg(エストラーナ0.72mg)と1.44mg(エストラーナ1.44mg)の2種類があり、医師の指示に従って使用します。

正しい貼り方

貼る場所はお腹(おへその下から下腹部)・腰・臀部(お尻)が標準的です。乳房・顔・デリケートゾーンには貼らないでください。

貼り方の手順

  1. 貼る部位の皮膚を清潔にし、完全に乾かす(石けんの残りを取り除く)
  2. 透明フィルムの剥離紙を半分めくり、粘着面に触れないようにする
  3. 貼る部位にテープを当てて残りの剥離紙を外しながら貼り付ける
  4. 手のひらで30秒ほど押さえて密着させる
  5. 次回は前回と異なる場所に貼る(同じ場所に連続して貼るとかぶれやすい)

貼り付けを成功させるコツ

  • 体毛が少ない部位を選ぶと粘着力が高い
  • 入浴後1時間以上たってから貼る(皮膚が完全に乾いた状態で)
  • 冬は貼る前に手で少し温めると密着しやすい
  • 水泳・激しい運動の前は貼り替えるか固定テープで補強

貼り替えのタイミング

エストラーナテープは通常、2日ごと(48時間ごと)の貼り替えです。処方された枚数・部位・タイミングは医師の指示に従ってください。不妊治療では移植前後のスケジュールが決まっているため、貼り忘れ・貼り誘発しないよう注意が必要です。

状況

対応

貼り替えを忘れた(12時間未満)

気づいたときにすぐ新しいテープを貼る

貼り替えを忘れた(12時間以上)

クリニックに連絡して指示を仰ぐ

入浴・プールで剥がれた

乾いたら新しいテープを貼る。次の貼り替えは予定通り

かぶれ・肌トラブルへの対処

経皮製剤で最も多いトラブルは貼付部位のかぶれ(接触性皮膚炎)です。以下の対策が有効です。

  • 毎回異なる部位に貼る(ローテーション:右腹→左腹→右腰→左腰など)
  • かぶれが起きた部位は2週間以上休ませる
  • 軽いかぶれには市販のステロイドクリームを短期間使用(医師に相談)
  • かぶれがひどい場合はジェルタイプへの変更を相談(ディビジェル等)

使用上の注意点

  • MRI検査前は外す(金属成分が含まれているため)
  • 日光に当たる部位は避ける(色素沈着の可能性)
  • 子供・ペットが触れないよう管理する
  • 使用済みテープは折り畳んでゴミ箱へ(エストロゲンが残っている)

よくある質問

Q. エストラーナテープは何枚まで使えますか?

A. 処方医の指示に従って使用してください。不妊治療では1〜4枚程度を貼る場合があります。自己判断で枚数を増減しないでください。

Q. 温泉・プールに入っても大丈夫ですか?

A. 短時間の入浴は問題ありませんが、長時間の水中活動(水泳・プール)では剥がれやすくなります。重要な治療スケジュール中は剥がれに注意し、剥がれた場合はすぐ新しいものを貼ってください。

Q. かぶれがひどい場合は使用を中止すべきですか?

A. かぶれがひどい場合は必ずクリニックに連絡してください。ジェルタイプ(ディビジェル)への変更や、貼り場所の見直しで対処できることが多いです。勝手に中止すると治療に影響します。

Q. エストラーナテープは冷蔵保存が必要ですか?

A. 直射日光・高温多湿を避けて室温保存です。冷蔵庫保存は不要ですが、夏場は涼しい場所に保管してください。

まとめ

エストラーナテープはお腹・腰・臀部に2日ごとに貼り替える経皮エストロゲン製剤です。正しい貼り方・貼り場所のローテーション・入浴後の乾燥確認を守ることで、かぶれを防ぎ安定した薬効を維持できます。貼り忘れ・剥がれが起きた場合は自己判断せず、クリニックに連絡して指示を仰いでください。

【免責事項】本記事は一般的な医療情報の提供を目的としており、特定の診断・治療を推奨するものではありません。使用方法は処方医の指示に従ってください。

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この記事を書いた人

EggLink編集部

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公開:2026/4/19更新:2026/5/2