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銅付加IUDとノバT380|販売状況・ミレーナとの違いと使用中の確認

2026/4/19

更新:2026/10/26

銅付加IUDは、子宮の中に留置して使う、ホルモンを含まない避妊用具です。ただし、日本の製品「ノバT380」について、メーカーの現行公開ページには、在庫がなくなり次第販売を中止する旨が記載されています。

現在もどの施設でも新しく装着できる前提では選べません。使用中の方と、これから希望する方では、確認することが異なります。

これから使いたい方・使用中の方の確認

状況確認・行動
新しく銅付加IUDを希望する施設へ実際の取り扱い、製品名、代替の避妊法と費用を確認する
ノバT380を使用している装着日と交換・除去予定を確認する。販売中止の案内だけで自分で抜去しない
糸が分からない・脱出や位置のずれが心配自分で引っ張らず施設へ連絡する。確認までの避妊も相談する
妊娠反応、強い腹痛、発熱を伴う腹痛、多い出血などがある速やかに産婦人科へ。激しい痛み・失神などは直ちに救急の診療へ

ノバT380の販売状況は、現在の取り扱いと分けて確認します

2026年10月26日に確認したバイエルの製品基本情報は、ノバT380を「在庫がなくなり次第、販売を中止」と案内しています。これは、各施設の現在庫や新規装着の可否を確認できたという意味ではありません。

国内で使える製品は二つだけ、どこでも購入できる、といった説明はできません。バイエル:ノバT380の製品基本情報

使用中の場合は、販売の案内と、自分の装着期間・位置・症状を分けて考えます。交換時に同じ製品が選べるとは限らないため、予定日前から次の避妊法を相談してください。

国内添付文書は、装着後5年を超えないうちの交換を示しています。海外の別製品の10年などの期間を、そのまま延長の根拠にはできません。ノバT380添付文書(2019年10月改訂)

銅付加IUDと、ホルモンを放出するIUSは異なります

比べること銅付加IUDレボノルゲストレル放出IUS(ミレーナなど)
成分・主な作用銅が精子の働きや受精を妨げる。ホルモンを含まない黄体ホルモンを放出し、頸管粘液や子宮内膜などに作用する
月経への影響経血量・月経痛が増す場合がある経血量が減り、出血しなくなる場合がある
選ぶ際の確認貧血・過多月経、銅アレルギーなどと、製品の取り扱い使用できない病気やホルモン関連の注意、治療・避妊の目的
共通する点医療者による装着・除去と経過確認が必要。性感染症は防げない医療者による装着・除去と経過確認が必要。性感染症は防げない

WHOは、どちらも長期間使える可逆的な避妊法と説明しています。一方、ホルモンを含まないことは、副作用や処置のリスクがないこととは別です。種類・製品・評価期間の異なる妊娠率を並べて、自分の安全性や最適な方法を決めないでください。WHO:子宮内避妊用具(2026年1月22日)

出産歴・授乳・病歴は、製品ごとの条件で相談します

ノバT380の国内添付文書は、未経産婦を第一選択としないことや、過多月経・貧血・月経痛がある場合の注意を示しています。妊娠の可能性、感染、原因未確認の出血、子宮の形、銅アレルギーや銅代謝異常なども診察で確認します。自分で禁忌の一覧だけを見て判断するより、病歴と希望を伝えることが大切です。

授乳中だから必ず銅付加IUDがよい、ホルモンを含む方法は使えない、とは言えません。国内ノバT380の添付文書には、授乳中の装着で穿孔のリスクが高くなる注意や、分娩後は子宮の回復を待つ説明があります。出産からの時期や授乳も伝え、国内の製品条件に沿って相談してください。

痛み・出血や、位置の変化を我慢しません

装着・除去に伴う痛み、出血、気分不良のほか、脱出、穿孔、感染などが起こる場合があります。痛みは必ず数分で治まると決めず、不安や以前の処置の経験を事前に伝え、痛みへの対応と連絡先を聞きましょう。受診・定期確認は施設の指示に従います。

月経が来ない、妊娠検査で陽性、発熱を伴う腹痛、強い・増える痛み、多い出血などは連絡・受診の理由になります。使用中に妊娠した場合は、妊娠の場所を含む診察が必要です。糸を自分で引いて抜こうとせず、医師と対応を相談してください。

抜去・MRI・緊急避妊には、それぞれ確認が必要です

妊娠を今は希望しない場合、抜去前の性交や、次の避妊法へ切り替える時期を事前に相談します。「希望すれば今日いつ抜いても避妊の空白がない」とは限りません。製品名と装着日を記録しておくと、交換や検査の際にも役立ちます。

MRIを受ける際は、装着している製品名を検査施設へ必ず伝え、製品情報と撮影条件を照合してもらいます。添付文書の非臨床試験の説明を、一律「1.5テスラ以下なら本人判断でよい」などの撮影許可として使いません。

WHOには銅付加IUDによる性交後5日以内の緊急避妊の説明がありますが、国内施設で今すぐ提供できることや、手元の製品の適用を保証しません。緊急避妊が必要な場合は、在庫探しだけに時間を使わず速やかに対応する医療機関などへ相談してください。

費用は、診察から除去・切り替えまで確認します

新規装着を受けられるか、診察・検査・処置、定期確認、除去に何が含まれるかを施設へ確認します。全国一律3〜5万円、必ずミレーナより安い、とは説明できません。ホルモンを放出するIUSについても、避妊と疾患治療の目的、保険の条件を分けて相談しましょう。

出典と確認日

2026年10月26日にメーカー現製品情報、同ページから案内される国内添付文書の採用箇所、WHOの説明を確認しました。海外の期間・承認や各施設の現在庫を国内全体へ一般化していません。医師による本記事の個別監修はありません。

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EggLink編集部

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公開:2026/4/19更新:2026/10/26