
アフターピルのオンライン処方とは
アフターピルのオンライン処方は、スマートフォンやPCで医師の診察を受け、緊急避妊薬を自宅や最寄りの薬局で受け取れるサービスで、避妊失敗から72時間以内の服用が重要です。
2023年以降、厚生労働省がオンライン診療でのアフターピル処方を正式に認め、対面と同等の医療として位置づけられています。時間が限られるアフターピルだからこそ、すぐに診察が受けられるオンライン処方の利便性が注目されています。
オンライン処方の流れ
オンライン処方は「予約→ビデオ診察(5〜10分)→処方→配送or薬局受取」の流れで、最短で当日中にアフターピルを入手できます。
- サービスに登録:公式サイトまたはアプリからアカウント作成
- 問診票の入力:最終月経日、避妊失敗の状況、アレルギー・既往歴等
- ビデオ診察:医師とオンラインで5〜10分の診察
- 処方・決済:診察後すぐに処方箋発行・決済
- 受取:配送(翌日届く場合が多い)or 提携薬局での即日受取
費用の目安と処方される薬剤
オンライン処方のアフターピルは、レボノルゲストレル(ノルレボ・ジェネリック)で7,000〜12,000円、エラ(ウリプリスタル)で9,000〜15,000円が目安です。
薬剤 | 有効成分 | 有効時間 | 避妊成功率 | 費用目安 |
|---|---|---|---|---|
ノルレボ(先発品) | レボノルゲストレル1.5mg | 72時間以内 | 約85%(24時間以内は95%) | 12,000〜15,000円 |
レボノルゲストレル(後発品) | 同上 | 72時間以内 | 同上 | 7,000〜10,000円 |
エラ | ウリプリスタル酢酸エステル30mg | 120時間以内 | 約98% | 9,000〜15,000円 |
※自由診療のため保険適用外。診察料・送料が別途1,500〜3,000円かかる場合があります。
オンライン処方サービスの選び方
対応時間(深夜・早朝対応か)、最短配送時間、提携薬局の有無、医師の資格表示が、サービス選びの4つのチェックポイントです。
- 対応時間:緊急性が高いため、深夜・休日対応のサービスが望ましい
- 受取方法:即日受取できる提携薬局があるかどうか
- 医師の資格:産婦人科医が診察しているか確認
- プライバシー:配送時の品名表記(「雑貨」等の配慮があるか)
- アフターフォロー:服用後の体調変化について相談できるか
オンライン処方の注意点
個人輸入サイトや処方箋なしで購入できるサイトは偽薬・粗悪品のリスクがあり、必ず日本の医師による処方を受けることが安全の大前提です。
- ❌ 個人輸入サイトでの購入 → 有効成分が不十分・偽薬の報告あり
- ❌ 診察なしで購入できるサイト → 違法の可能性
- ⚠️ BMI 30以上の方はレボノルゲストレルの効果が低下する可能性 → エラが推奨
- ⚠️ 授乳中の方は医師に必ず伝える
服用後の注意点と体調変化
アフターピル服用後は吐き気(10〜20%)、不正出血、次の月経の乱れが起こることがあり、服用後3週間を過ぎても月経が来ない場合は妊娠検査が必要です。
- 吐き気:服用後2時間以内に嘔吐した場合は再服用が必要(医師に連絡)
- 不正出血:数日後に少量の出血が見られることがある
- 次の月経:通常通り〜1週間程度のずれで来る
- 妊娠検査の目安:服用後3週間経過しても月経がない場合
今後の低用量ピルへの切り替え
アフターピルはあくまで緊急避妊であり、継続的な避妊には低用量ピルやIUS(ミレーナ)など日常的な避妊法への移行が推奨されます。
多くのオンラインクリニックでは、アフターピル処方と同時に低用量ピルの相談も可能です。繰り返しアフターピルに頼ることは身体的・経済的な負担が大きいため、継続避妊法を検討しましょう。
よくある質問(FAQ)
Q. 未成年でもオンライン処方は受けられますか?
多くのサービスでは16歳以上から対応しています。ただし、親権者の同意が必要な場合があるため、サービスごとの規定を確認してください。
Q. アフターピルは何回まで飲んでいいですか?
医学的に回数制限はありませんが、頻回使用は推奨されません。月経周期の乱れや身体への負担を考慮し、継続避妊法への移行を検討しましょう。
Q. 72時間を過ぎてしまいました。もう遅いですか?
レボノルゲストレルは72時間まで、エラ(ウリプリスタル)は120時間(5日)まで有効です。72時間を超えた場合でもエラの処方が可能か医師に相談してください。
Q. パートナーや家族にバレずに受け取れますか?
多くのサービスでは品名を「サプリメント」「雑貨」等で配送し、差出人もクリニック名が分かりにくい表記にしています。提携薬局での受取も選択できます。
Q. オンライン処方と対面処方で薬の効果は同じですか?
処方される薬剤は同一です。オンラインも対面も医師の診察を経た正規の処方であり、効果に違いはありません。
まとめ
アフターピルのオンライン処方は、時間的制約のある緊急避妊において有効な選択肢です。信頼できるサービスを選び、72時間以内(エラは120時間以内)に服用することが重要です。服用後は月経の確認を忘れずに行い、今後の避妊計画について医師に相談しましょう。
緊急避妊や今後の避妊方法についてお悩みの方は、当院のオンライン診療をご利用ください。
この記事を書いた人
EggLink編集部
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