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アフターピルの失敗確率は?避妊に失敗するケースと対策を解説

2026/5/4

アフターピルの失敗確率は?避妊に失敗するケースと対策を解説

「アフターピルを飲んだのに妊娠することってあるの?」と心配している方へ。アフターピルの避妊成功率は高いものの、100%ではありません。レボノルゲストレルの場合、24時間以内の服用で約95%、72時間以内で約85%の成功率とされており、裏を返せば5〜15%程度の失敗確率が存在します。この記事では、失敗する原因と確率、失敗リスクを下げる方法を解説します。

この記事のポイント

  • レボノルゲストレルの失敗確率は24h以内で約5%、72h以内で約15%
  • 服用タイミングの遅れ・嘔吐・排卵後の服用が主な失敗原因
  • 失敗リスクを下げるには「早い服用」が最も重要

アフターピルの避妊成功率と失敗確率

アフターピルの効果は「服用するタイミング」と「薬の種類」で大きく変わります。以下のデータを確認しておきましょう。

薬剤

服用タイミング

避妊成功率

失敗確率

レボノルゲストレル

24時間以内

約95%

約5%

レボノルゲストレル

24〜48時間

約85%

約15%

レボノルゲストレル

48〜72時間

約58%

約42%

エラワン

72時間以内

約98%

約2%

エラワン

72〜120時間

約85%

約15%

「失敗確率」の正しい読み方

上記の失敗確率は「アフターピルを飲まなかった場合の妊娠確率」と比較した数値です。たとえば排卵日前後の性行為では、避妊なしの妊娠確率が約20〜30%とされています。レボノルゲストレルを24時間以内に服用すると、この確率が約0.4%まで低下するということです。

アフターピルが失敗する主な原因

アフターピルの避妊が失敗するケースには、いくつかの共通した原因があります。

1. 服用タイミングの遅れ

最も大きな失敗原因は服用の遅れです。72時間以内であっても、48時間を過ぎると成功率は約58%にまで低下します。「明日でいいか」と先延ばしにすることが失敗につながります。

2. 服用後の嘔吐

服用後2時間以内に嘔吐すると、薬が十分に吸収されない可能性があります。このケースでは再服用が必要ですが、再服用しなかったことで失敗するケースがあります。

3. すでに排卵後だった

レボノルゲストレルは排卵を抑制・遅延させることで効果を発揮します。服用時にすでに排卵が完了していた場合、効果は限定的です。

4. BMIの影響

BMI26以上の方では、レボノルゲストレルの効果が低下する可能性が報告されています。BMIが高い方にはエラワンが推奨される場合があります。

5. 併用薬の影響

一部のてんかん薬や抗HIV薬、セントジョーンズワートはアフターピルの効果を減弱させます。

失敗確率を最小限にする方法

アフターピルの失敗リスクを下げるために、以下のポイントを押さえてください。

  1. できるだけ早く服用する:24時間以内が理想。1時間でも早い方が効果は高い
  2. 嘔吐に注意する:服用後2時間は安静に。吐き止めの事前服用も有効
  3. 排卵日が近い場合はエラワンを検討:LHサージ後でも効果が期待できる
  4. BMIが高い場合はエラワンを選択:医師に体重を伝えて相談
  5. 併用薬を正直に伝える:薬の相互作用を医師が判断できるようにする

アフターピルが「効かなかった」場合の兆候

アフターピルが効かず妊娠した場合、以下の兆候が現れることがあります。

  • 予定の生理が1週間以上遅れる
  • いつもと異なる出血パターン(量が極端に少ない等)
  • 吐き気が服用後1週間以上続く
  • 乳房の張りや下腹部の違和感が持続する

確認方法

兆候だけでは判断できません。服用後3週間を目安に市販の妊娠検査薬を使用してください。陽性の場合は速やかに産婦人科を受診しましょう。

排卵日とアフターピルの効果の関係

アフターピルの効果は月経周期のどの時期に服用するかで大きく変わります。排卵との関係を理解しておくことで、失敗リスクの見通しが立てやすくなります。

月経周期の時期

排卵状況

アフターピルの効果

卵胞期(排卵前)

排卵前

高い(排卵を抑制できる)

排卵期(LHサージ直前〜直後)

排卵直前〜直後

レボノルゲストレルは低下。エラワンは維持

黄体期(排卵後)

排卵済み

限定的(着床への作用のみ)

失敗した場合の選択肢

万が一アフターピルが失敗して妊娠が判明した場合、以下の選択肢があります。

産婦人科での相談

まず産婦人科を受診し、正確な妊娠判定と今後の選択肢について相談してください。医師は中立的な立場から情報を提供してくれます。

選択肢

  • 妊娠の継続:出産に向けた妊婦健診の開始
  • 人工妊娠中絶:母体保護法に基づき、妊娠22週未満まで可能。早い段階ほど身体的負担が少ない

相談窓口

  • #8891:性暴力被害の場合
  • よりそいホットライン(0120-279-338):24時間対応
  • にんしんSOS:各地域の相談窓口

よくある質問(FAQ)

Q. アフターピルを飲めば100%妊娠しませんか?

100%ではありません。最も効果が高い条件(24時間以内+エラワン)でも約98〜99%であり、わずかな失敗確率は存在します。

Q. 2回飲めば効果は上がりますか?

追加服用は推奨されません。効果が上がるというエビデンスはなく、副作用のリスクが増すだけです。

Q. アフターピルで失敗して妊娠した場合、胎児に影響はありますか?

アフターピル服用後に妊娠が継続した場合でも、胎児への催奇形性は報告されていません。安心して妊婦健診を受けてください。

Q. 銅付きIUDの方が確実ですか?

銅付きIUDの緊急挿入は約99%の避妊効果があり、アフターピルより確実です。産婦人科で相談できます。

Q. 危険日に行為をした場合の失敗確率は?

排卵日前後は妊娠確率が最も高い時期です。この時期にレボノルゲストレルを服用しても排卵抑制ができない場合があり、エラワンの方が適しています。

まとめ

アフターピルの失敗確率は服用タイミングと薬の種類によって異なり、レボノルゲストレルは24h以内で約5%、72h以内で約15%です。失敗の主な原因は服用の遅れ・嘔吐・排卵後の服用です。失敗リスクを最小限にするには「とにかく早く飲む」ことが最も重要です。

次のステップへ

不安な場合は服用後3週間を目安に妊娠検査薬でチェックしてください。陽性の場合は速やかに産婦人科を受診しましょう。

※本記事は一般的な情報提供を目的としています。個別の状況については医師にご相談ください。

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この記事を書いた人

EggLink編集部

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公開:2026/5/4更新:2026/5/4