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アフターピルが間に合わない?72時間超でもできる対策を解説

2026/5/4

アフターピルが間に合わない?72時間超でもできる対策を解説

「もう72時間を過ぎてしまった…アフターピルは間に合わない?」と絶望的な気持ちになっている方へ。72時間を過ぎてもすぐに諦める必要はありません。エラワン(ウリプリスタル酢酸エステル)は行為から120時間(5日)まで有効とされています。また、銅付きIUD(子宮内避妊具)の緊急挿入という方法もあります。この記事では、72時間を過ぎた場合の選択肢を具体的に解説します。

この記事のポイント

  • エラワンなら行為から120時間(5日)以内で効果が期待できる
  • 銅付きIUDの緊急挿入は120時間以内で約99%の避妊効果
  • 72時間を過ぎても「何もしない」が最も危険な選択

72時間を過ぎても使える緊急避妊法

レボノルゲストレル(一般的なアフターピル)の有効時間は72時間ですが、それを過ぎた場合でも以下の方法が残されています。経過時間に応じて最適な方法を選びましょう。

方法

有効時間

避妊成功率

費用目安

エラワン(ウリプリスタル酢酸エステル)

120時間以内

約98%(72h以内)/ 約85%(72-120h)

8,000〜16,000円

銅付きIUD(緊急挿入)

120時間以内

約99%

30,000〜50,000円

レボノルゲストレル

72時間以内

約85%

6,000〜15,000円

エラワンとは?120時間対応のアフターピル

エラワンはウリプリスタル酢酸エステルを有効成分とするアフターピルで、行為から120時間(5日)以内の服用で避妊効果が期待できます。レボノルゲストレルよりも有効時間が長く、72時間を過ぎた場合の重要な選択肢です。

エラワンの特徴

  • 有効時間が120時間と長い
  • 72時間以内の服用で約98%の避妊成功率(WHO報告)
  • BMIが高い方でも効果が維持されやすい
  • 日本では産婦人科またはオンライン診療で処方可能

エラワンの注意点

  • 試験販売薬局では購入不可(医師の処方箋が必要)
  • レボノルゲストレルより費用が高い
  • 授乳中の方は服用後一定期間の授乳制限がある
  • すべてのオンライン診療サービスで取り扱っているわけではない

銅付きIUDの緊急挿入という選択肢

銅付きIUD(子宮内避妊具)の緊急挿入は、行為から120時間以内であれば約99%の避妊効果があるとされ、最も確実な緊急避妊法です。薬の服用とは異なるアプローチで避妊を実現します。

銅付きIUDの仕組み

銅付きIUDは子宮内に挿入する小さなT字型の器具で、銅イオンが精子の運動を抑制し、受精卵の着床を防ぎます。緊急避妊だけでなく、挿入後そのまま5〜10年間の長期避妊具としても機能します。

メリットとデメリット

メリット

デメリット

避妊成功率が約99%と最も高い

産婦人科での挿入が必要

120時間を過ぎても対応できる場合がある

費用が高い(3〜5万円)

そのまま長期避妊具として使える

挿入時に痛みを伴うことがある

ホルモン剤ではないため副作用が少ない

生理痛や出血が増える場合がある

経過時間別の対処法|今何をすべきか

行為からの経過時間に応じた最適な行動を示します。

72〜96時間の場合

エラワンの効果がまだ十分に期待できる時間帯です。エラワンを処方してもらえる産婦人科またはオンライン診療をすぐに探しましょう。

96〜120時間の場合

エラワンの有効時間内ではありますが、効果は時間の経過とともに低下します。銅付きIUDの挿入も併せて検討してください。産婦人科に直接相談するのが最善です。

120時間を超えた場合

緊急避妊薬やIUDの効果は期待しにくくなりますが、産婦人科に相談することは重要です。医師が個別の状況を評価し、可能な対応を提案してくれます。

エラワンを処方してもらえる場所の探し方

エラワンはレボノルゲストレルに比べて取り扱い医療機関が少ないため、事前の確認が必要です。

探し方

  • 電話で直接確認:「エラワン(ウリプリスタル酢酸エステル)の処方は可能ですか」と聞く
  • オンライン診療:サービスの取り扱い薬剤一覧でエラワンの有無を確認
  • 「緊急避妊 エラワン 〇〇市」で検索:地域名を入れて検索

処方を断られた場合

1つの医療機関で断られても諦めないでください。複数の産婦人科やオンライン診療サービスに問い合わせましょう。エラワンの在庫がないだけで、取り寄せに対応してくれる場合もあります。

「間に合わなかった」ときの心のケア

72時間を過ぎてしまったことで強い不安や自責の念を感じている方もいるでしょう。まず、自分を責めないでください。避妊の失敗は誰にでも起こりうることです。

今できること

  • エラワンまたは銅付きIUDの処方を今すぐ探す
  • 3週間後に妊娠検査薬でチェック
  • 低用量ピルなど、日常的な避妊法への切り替えを相談

相談窓口

  • #8891:性暴力被害の場合の相談
  • よりそいホットライン(0120-279-338):24時間対応
  • 産婦人科のカウンセリング:医師に精神的な不安も伝えてOK

よくある質問(FAQ)

Q. 72時間を少し過ぎた程度でもレボノルゲストレルは効きますか?

72時間を過ぎるとレボノルゲストレルの効果は大幅に低下します。72時間超の場合はエラワンの処方を受けるべきです。

Q. エラワンとレボノルゲストレルを両方飲むことはできますか?

医学的に推奨されません。併用すると効果が打ち消し合う可能性があるため、どちらか一方を医師の判断で服用してください。

Q. 銅付きIUDは未経産婦でも使えますか?

使用可能です。ただし、挿入時にやや痛みを感じやすいとされています。医師に相談して判断しましょう。

Q. 120時間を完全に過ぎました。もう何もできませんか?

緊急避妊法の有効期間は過ぎていますが、産婦人科に相談することは有益です。今後の対応(妊娠検査のタイミング、避妊法の見直し)を一緒に考えてもらえます。

Q. 妊娠してしまった場合はどうすればいいですか?

妊娠が判明した場合は、産婦人科で今後の選択肢について相談してください。日本では母体保護法に基づく人工妊娠中絶が法的に認められています。

まとめ

72時間を過ぎても緊急避妊の手段はあります。エラワンは120時間まで有効であり、銅付きIUDの緊急挿入は約99%の避妊効果が報告されています。「間に合わない」と思った瞬間こそ、すぐに行動してください。120時間を超えた場合でも、産婦人科への相談は必ず意味があります。

次のステップへ

今すぐエラワンを処方してもらえる産婦人科またはオンライン診療サービスを探してください。1分1秒が大切です。

※本記事は一般的な情報提供を目的としており、医学的アドバイスに代わるものではありません。個別の状況については必ず医師に相談してください。

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この記事を書いた人

EggLink編集部

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公開:2026/5/4更新:2026/5/4