
(情報取得日:2026年5月2日)長崎県で男性不妊の検査・治療を受けたい方に向けて、受診できる泌尿器科・男性不妊外来の概要・費用・アクセスを整理しました。精液検査から精索静脈瘤手術まで、長崎で受けられる診療内容と受診のポイントをエビデンスに基づいて解説します。
この記事のポイント(要約)
項目 | 内容 |
|---|---|
受診科 | 泌尿器科(男性不妊外来)・不妊治療クリニック |
主な検査 | 精液検査・ホルモン血液検査・陰嚢超音波検査 |
主な治療 | 精索静脈瘤手術・薬物療法・ART連携(IVF/ICSI) |
費用目安 | 精液検査3,000〜5,000円、精索静脈瘤手術は保険適用 |
注意点 | 専門施設は予約必須。高度手術は福岡との連携も選択肢 |
長崎で男性不妊の検査・治療ができる医療機関の特徴
長崎県は人口約120万人の県で、長崎大学病院(文教キャンパス)をはじめとした医療施設が集積しています。男性不妊の診察は、長崎大学病院泌尿器科や長崎市内の泌尿器科クリニック、一部の不妊治療クリニックで受けることができます。
- 長崎大学病院(泌尿器科):精索静脈瘤手術・高度検査に対応する基幹施設
- 長崎市内の泌尿器科クリニック:精液検査・初期診療・薬物療法に対応
- 不妊治療専門クリニック:男女一体的な診療・保険適用ART実施施設
- mTESE等の高度精子採取術は、長崎大学病院または福岡の専門施設を紹介するケースが多い
※医療機関情報は変更になる場合があります。受診前に必ず各施設の最新情報を確認してください。
基本情報:精液検査を受ける流れ
ステップ | 内容 |
|---|---|
①予約 | 泌尿器科または不妊治療クリニックに電話・Web予約 |
②採精準備 | 禁欲2〜7日。採精容器を事前に受け取る |
③自宅採精・持参 | 採精後2時間以内・体温で保温して持参 |
④検査・結果 | 精子濃度・運動率・形態・pH等を測定。当日〜後日に結果説明 |
⑤治療方針 | ホルモン・エコー等と合わせて方針を決定 |
診療内容の特徴
長崎の医療機関で受けられる男性不妊の主な診療内容です。
- 精液検査:WHO基準に基づく精子濃度・運動率・形態・液化時間・pH
- 血液検査(ホルモン):FSH・LH・テストステロン・プロラクチン・甲状腺ホルモン
- 陰嚢超音波検査:精巣容積の測定、精索静脈瘤・精巣腫瘍の確認
- 精索静脈瘤手術:長崎大学病院等で顕微鏡下手術(保険適用)が受けられる
- 薬物療法:ホルモン剤・抗生剤・抗酸化サプリメント等
- ART連携:精子採取後のICSIは不妊治療クリニックとの連携で実施
費用の目安
診療内容 | 費用目安 | 保険適用 |
|---|---|---|
初診・問診 | 1,000〜3,000円 | 保険適用 |
精液検査(基本) | 3,000〜5,000円 | 一部適用 |
ホルモン血液検査 | 3,000〜5,000円 | 保険適用 |
陰嚢超音波検査 | 3,000〜5,000円 | 保険適用 |
精索静脈瘤手術(顕微鏡下) | 20〜40万円(三割:6〜12万円) | 保険適用 |
TESE(精巣精子採取) | 5〜15万円(三割:1.5〜4.5万円) | 保険適用(要件あり) |
高額療養費制度の活用で月の自己負担上限を超えた分は還付されます。申請方法は加入する健康保険組合に確認してください。
受診時のポイント
- 事前確認:「男性不妊外来の有無」「精索静脈瘤手術の対応可否」を電話・HPで確認する
- 禁欲期間:採精前2〜7日間(短すぎると精子量が少なく、長すぎると古い精子が増える)
- 問診で伝えること:おたふく風邪の既往・精巣の手術歴・性感染症歴・服薬中の薬剤・職業
- 複数回検査:精液パラメータは体調・禁欲期間により変動するため2〜3回の検査が推奨
- パートナーとの同時受診:女性パートナーの卵巣予備能(AMH値)・年齢も治療方針に影響する
アクセス情報
- 長崎大学病院:長崎市坂本1-7-1。JR長崎駅からバスで約15〜20分、または路面電車で約15分。駐車場完備(混雑時あり)
- 長崎市内クリニック:長崎駅周辺・思案橋エリアに複数の泌尿器科・不妊クリニック。電車・バスでアクセス可
- 長崎空港からのアクセス:長崎空港から長崎市内まで約40〜60分(バス)
- 島嶼部・対馬・壱岐からの受診:フェリーまたは航空機で長崎市内へ。事前予約と日程調整が重要
よくある質問(FAQ)
Q1. 長崎で精液検査だけ受けることはできますか?
可能です。長崎市内の泌尿器科クリニックや大学病院の泌尿器科外来で対応しています。予約時に「精液検査のみ受診したい」と明示することをお勧めします。
Q2. 長崎大学病院の泌尿器科は予約なしで受診できますか?
長崎大学病院の初診は原則紹介状・予約が必要です。紹介状がない場合は特定療養費(5,000円程度)が別途かかります。市内クリニックを経由して紹介状を得る方が費用を抑えられます。
Q3. 長崎で保険適用の体外受精・顕微授精を受けられますか?
長崎市内の不妊治療専門クリニックで保険適用のIVF・ICSIに対応している施設があります。施設によって対応範囲が異なるため、受診前に電話またはウェブサイトで確認してください。
Q4. 対馬・壱岐・五島列島に住んでいる場合、受診はどうすればいいですか?
島嶼部からの受診は長崎市内への移動が必要です。精液検査は自宅採精後2時間以内の持参が必要なため、採精のタイミングと移動時間を事前に施設と調整することが重要です。初診はオンライン診療で対応している施設もあります。
Q5. 長崎から福岡の男性不妊専門施設に通うのは現実的ですか?
長崎から福岡まで高速バスで約2時間半、新幹線(武雄温泉乗換)で約1時間半です。mTESE等の一度の手術であれば通院は現実的です。術前・術後のフォローは長崎市内で受けられるよう施設間で調整することを推奨します。
まとめ
長崎県での男性不妊検査・治療は、長崎大学病院や市内の泌尿器科・不妊クリニックで受けることができます。まず精液検査から始め、結果に応じて精索静脈瘤手術・薬物療法・体外受精へとステップを踏むことが一般的です。高度な精子採取術(mTESE)が必要な場合は福岡の専門施設との連携も選択肢です。妊活中で半年以上自然妊娠しない場合は、男性も早めに受診することが治療成功の近道です。
【免責事項】本記事の医療機関情報は参考情報であり、特定のクリニックを推奨するものではありません。受診前に必ず各医療機関の最新情報をご確認ください。掲載情報は2026年5月時点のものです。
この記事を書いた人
EggLink編集部
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