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魚の水銀含有量一覧|食べていい魚と控えるべき魚

2026/4/19

魚の水銀含有量一覧|食べていい魚と控えるべき魚

妊活中・妊娠中に魚を食べるとき、「水銀の多い魚はどれ?」「どれくらいなら食べても大丈夫?」という疑問は多くの方が抱えています。厚生労働省が公表している指針に基づいた食べていい魚と控えるべき魚の基準を、一覧表でわかりやすく解説します。

  • 水銀含有量が高い魚・低い魚の一覧(厚生労働省基準)
  • 妊娠週数・妊活状況別の安全な摂取頻度の目安
  • DHAを十分摂りながら水銀リスクを避けるための食事設計

魚の水銀が妊活・妊娠中に問題になる理由

海の食物連鎖の上位にいる大型魚ほど、メチル水銀が体内に蓄積されています。メチル水銀は胎盤を通過して胎児の神経系に影響を与える可能性があるため、妊娠中・妊活中の摂取量管理が重要です。

メチル水銀が問題になるメカニズム

  • 大型の魚(マグロ・サメ・メカジキ等)は小さな魚を大量に食べるため、水銀が高濃度に蓄積(生物濃縮)
  • メチル水銀は血液脳関門と胎盤を通過できるため、胎児の脳・神経発達に影響するリスクがある
  • 成人の場合は通常の食事量では問題ないが、妊婦は胎児への影響を考慮して基準が設定されている

控えるべき魚の一覧|週の上限量を必ず守る

厚生労働省の「妊婦への魚介類の摂食と水銀に関する注意事項」(2010年改定)に基づく摂取制限量を以下に示します。記載量は妊婦の1週間あたりの上限目安です(生重量換算)。

魚の種類

週の上限目安

注意ポイント

バンドウイルカ

10g以下(週1回を大幅に超えない)

最も水銀濃度が高い

コビレゴンドウ

40g以下

鯨・イルカ類

キンメダイ

80g以下(週1回程度)

深海魚・高濃縮

メカジキ

80g以下

刺身・切り身で注意

クロマグロ(本マグロ)

80g以下

天然・養殖問わず

メバチマグロ(目鉢)

80g以下

回転寿司での過食に注意

エスカベッシュ・ツチクジラ

40g以下

鯨類全般

マカジキ

80g以下

カジキ類は週1回以内

積極的に食べていい魚の一覧

以下の魚は水銀濃度が低く、DHAやEPAなどの良質な脂肪酸・タンパク質源として妊活・妊娠中に積極的に摂取できます。週2〜3回の目安で食事に取り入れましょう。

魚の種類

特徴

妊活・妊娠中のメリット

サバ(鯖)

水銀低・DHA豊富

DHA/EPA・ビタミンB12補給

サーモン(養殖アトランティック)

水銀低・オメガ3豊富

DHA・ビタミンD補給

イワシ

小型・水銀最低レベル

DHA・カルシウム・鉄分

アジ

安価・水銀低

DHA・タンパク質

サンマ

秋が旬・水銀低

DHA・ビタミンB12

シラス・ちりめん

小型・蓄積なし

カルシウム・鉄分補給

タラ(鱈)

低脂肪・水銀低

高タンパク・低脂質

ヒラメ・カレイ

白身・水銀低

消化しやすい良質タンパク

マグロの種類別に知っておくべき差

マグロは種類によって水銀濃度が大きく異なります。回転寿司や刺身でよく食べる方は特に確認してください。

マグロの種類

水銀濃度

妊婦の週上限目安

クロマグロ(本マグロ)

80g/週

メバチマグロ(めばち)

80g/週

キハダマグロ

160g/週(制限なし)

ビンナガマグロ(ビンチョウ)

低〜中

制限なし(週2〜3回OK)

ミナミマグロ(インドマグロ)

80g/週

缶詰のツナはほとんどがキハダ・ビンチョウ使用で水銀濃度が低く、妊娠中でも週3〜4缶程度は問題ないとされています。

DHAを十分摂りながら水銀リスクを避ける食事設計

水銀を気にするあまり魚を一切食べないと、DHA・EPAの摂取が不足し、胎児の脳・神経発達に必要な脂肪酸が不足します。「低水銀・高DHA」の魚を選ぶことが最も合理的な戦略です。

1週間の魚食モデルプラン

  • 月・木:サバの味噌煮またはサーモンのムニエル(DHA補給の主軸)
  • 火・金:イワシの缶詰またはアジの開き(安価・低水銀)
  • :ツナ缶(キハダ)のサラダ(手軽なDHA源)
  • 土日:外食時にキハダマグロの寿司や刺身(適量)
  • クロマグロ・メカジキは月に1〜2回程度に抑える

魚が食べられない場合のDHAサプリ活用法

つわりで魚が食べられない妊娠初期、または魚が苦手な方はDHAサプリ(フィッシュオイル・藻類由来)で補うことができます。選び方のポイントを確認してください。

  • 水銀フリー(Heavy Metal Tested)の表記があるものを選ぶ
  • 妊婦・妊活向けに設計されたサプリはDHA+EPA+葉酸のセット製品が多い
  • 藻類由来のDHAサプリは水銀ゼロで、魚アレルギーの方にも対応
  • DHA推奨摂取量:200〜300mg/日(妊娠中)

よくある質問(FAQ)

Q1. 妊活中(まだ妊娠していない)でも制限が必要ですか?

厚生労働省の正式ガイドラインは妊婦向けですが、妊娠に気づく前の初期段階が最も神経形成に重要な時期です。妊活中から同様の基準を意識して食べることを多くの産婦人科医が推奨しています。

Q2. スーパーで売っているマグロは何マグロですか?

スーパーの刺身・寿司ネタはメバチマグロまたはキハダマグロが多いです。パッケージの原材料名を確認してください。「まぐろ」のみの表記の場合は店員に確認するか、週80g以内を目安に摂取すると安全です。

Q3. 魚の缶詰は水銀が多いですか?

国内で流通するツナ缶はほぼキハダマグロまたはビンチョウマグロ使用で水銀濃度が低く、妊娠中でも週複数回食べられます。サバ缶・イワシ缶も水銀は低く、DHA補給に最適です。

Q4. 日本人は魚を多く食べますが、問題はないですか?

日本の食文化では魚の消費量が多いため、厚生労働省も妊婦向けに具体的なガイドラインを設定しています。制限対象となっているのは一部の大型魚に限られており、青魚・小型魚は積極的に食べることが推奨されています。

Q5. 夫(男性)も同じ制限をする必要がありますか?

厚生労働省のガイドラインは妊婦向けですが、男性の精子形成にもメチル水銀が悪影響を与えるという研究もあります。妊活中のパートナーも週80g以内の目安を参考にして過剰な摂取を避けることが望ましいとされています。

まとめ|低水銀・高DHAの魚を週3〜4回食べることが最善

妊活・妊娠中の魚食のポイントは「全て控える」ではなく「賢く選ぶ」ことです。

  • クロマグロ・メカジキ・キンメダイは週80g以内(週1回以下)を守る
  • サバ・サーモン・イワシ・アジは制限なく積極的に摂取できる
  • ツナ缶(キハダ・ビンチョウ)は水銀が低く手軽なDHA源として活用できる
  • 魚が食べられない時期は水銀フリーのDHAサプリで補う

魚の種類を把握して上手に取り入れることで、水銀リスクを避けながらDHA・EPAをしっかり摂取できます。不安な点は産婦人科または管理栄養士にご相談ください。

【免責事項】本記事は厚生労働省のガイドラインをもとに作成した情報提供を目的としており、個別の医療相談・診断を行うものではありません。

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この記事を書いた人

EggLink編集部

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公開:2026/4/19更新:2026/5/2