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妊娠中の体重管理と食事|BMI別の目安と、増減したときの相談

2026/4/19

更新:2026/10/30

妊娠中の体重管理は、増やさないことを競うものではありません。お母さんの体調と赤ちゃんの発育を健診で確認し、妊娠前の体格や経過に合わせて食事・活動を相談します。目安からの差を自分の責任と捉え、急に食事を減らしたり増やしたりしないことが大切です。

体重の数字だけでなく、体調の変化を伝えます

気になる状況対応・確認すること
体重の増加が目安から外れて不安妊娠前の体格、今の週数、食事と経過を健診で相談する
急なむくみ、強い頭痛、視覚異常、肋骨の下の強い痛み等がある次の健診や体重の記録を待たず、直ちに産科へ連絡する
吐いて水分を保てない、尿が少ない、体調が悪い体重が一定量減るまで待たず、早めに産科へ連絡する
妊娠糖尿病・持病がある、双胎等である一般の表をそのまま使わず、医師・管理栄養士に個別の計画を確認する
食事制限が怖い・体重の測定や食事が大きな負担つらさも医療者へ伝え、記録や食事の進め方、支援を相談する

急な顔・手・足の腫れ、強い頭痛や目の見え方の変化等は、妊娠中だけでなく産後にも急ぎの確認が必要です。体重が何g増えたか、家庭血圧が一度正常だったかだけで受診を待たないでください。NHS:妊娠中・産後の子癇前症の症状

BMI別の増加量は、個人差を踏まえた指導の目安です

こども家庭庁が現在掲載する2021年3月の指針概要では、妊娠前の体格に応じた増加量の目安を示しています。BMIは、妊娠前の体重kgを身長mで2回割って求めます。こども家庭庁:体重増加指導の目安

  • BMI18.5未満:12〜15kg
  • BMI18.5以上25.0未満:10〜13kg
  • BMI25.0以上30未満:7〜10kg
  • BMI30以上:個別対応。上限5kgまでが目安として記載

資料には、厳格な増加量指導の根拠の限界を認識し、個人差を考慮する趣旨の注記もあります。全員が毎週0.3〜0.5kg増えなければならない、表の範囲なら体調不良も安全、という意味ではありません。双胎や持病、つわり等の経過がある場合も、個別に確認してください。

食事は量とバランスを、無理なく調整します

食生活指針のリーフレットは、主食・主菜・副菜を組み合わせ、乳製品や果物等も含めた食事を案内しています。単一の食品やサプリだけに頼らず、今どのように食べられているかを見直す手がかりにできます。こども家庭庁:妊産婦のための食生活指針リーフレット

必要な量は妊娠時期や体格・活動、健康状態等で変わります。図の料理例やエネルギー量を全員の処方とせず、必要な調整を相談します。体重を減らすために食事を極端に抜くことや、後から一気に取り戻そうとすることを自己判断で行わないでください。

食事を用意する負担も相談の対象です。ご本人だけで管理を抱えず、買い物や調理の手伝い、食事相談の利用を家族・地域の支援者へ相談できます。

食べられない・体重が減る場合も早めに相談します

つわりで食事が難しい場合は、食べられるものや時間、水分のとれ方を伝えます。吐いて水分を保てない、尿が少ない等は、一般の体重表で様子を見るのでなく産科へ連絡してください。NHS:妊娠中の強い吐き気・嘔吐

体重増加が少ない場合も、食事量だけを原因と決めず、体調と赤ちゃんの発育を診てもらいます。食事の量や回数、栄養を補う方法、治療が必要かを、産科や管理栄養士と相談しましょう。

持病・血糖管理と減塩は、個別の診療計画に合わせます

妊娠糖尿病等で食事療法を受ける場合は、医師・管理栄養士から示された量や配分等を確認します。「妊娠中は食事量の調整を絶対にしてはいけない」と、一律に診療上の食事療法まで否定するものではありません。薬やサプリも含めて相談し、極端な糖質制限等を自己判断で始めないでください。

食塩について、厚生労働省の現行解説は食事摂取基準2025年版の成人女性の目標量を6.5g/日未満と説明しています。妊娠中のむくみや高血圧が食事だけで治る、全員が同じ制限をすれば予防できるという意味ではありません。

持病や診療上の指示がある場合は、その内容を確認します。厚生労働省e-ヘルスネット:ナトリウム

活動と、健診での相談を続けます

運動は体調や妊娠経過に応じて無理なく行い、新しく始める場合や不安がある場合は産科へ確認します。毎日の体重の増減だけで運動を増やすのではなく、健診での評価と合わせて考えてください。相談時には、体重の推移、食べられる量、むくみ・頭痛等の変化、使用薬をわかる範囲で伝えます。

出典と確認日

2026年10月30日にこども家庭庁の2021年指針概要全1頁・リーフレット全2頁、厚生労働省のナトリウム解説(2026年5月15日更新)、NHSの採用節を確認しました。食事摂取基準2025年版全体の照合、個別の食事処方や医師監修を行った記事ではありません。

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この記事を書いた人

EggLink編集部

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公開:2026/4/19更新:2026/10/30