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カウンセリングの探し方と選び方|オンラインカウンセリングも

2026/4/19

カウンセリングの探し方と選び方|オンラインカウンセリングも

カウンセリングが必要なサイン|「ちょっとつらい」の段階で相談してよい

カウンセリングは精神疾患の治療だけでなく、日常のストレスや悩みの整理にも有効です。以下のサインが2週間以上続く場合は、カウンセリングを検討する目安です。

  • 気分の落ち込みや不安が続き、日常生活に支障が出ている
  • 眠れない、または過剰に眠ってしまう
  • 食欲の著しい変化(食べすぎまたは食べられない)
  • 仕事や家事に集中できず、ミスが増えた
  • 妊活や不妊治療のストレスで夫婦関係がぎくしゃくしている
  • 誰にも相談できず、孤立感を感じている

日本では「カウンセリング=深刻な精神疾患」というイメージがまだ根強いですが、欧米では予防的なメンタルケアとしてカウンセリングを利用することが一般的です。「ちょっとつらいかも」の段階で相談することが、症状の重症化を防ぐ最も効果的な方法です。

カウンセリングの種類|目的に合った手法を選ぶ

種類

特徴

向いている方

1回あたりの費用目安

認知行動療法(CBT)

思考パターンと行動パターンを修正する構造化された手法

不安障害、うつ、ネガティブ思考のループに陥りやすい方

5,000〜10,000円

来談者中心療法

傾聴を重視し、相談者自身の気づきを促す

自分の気持ちを整理したい方、話を聴いてほしい方

5,000〜8,000円

精神分析的心理療法

無意識の心理パターンを探索する

繰り返す対人関係の問題、根深い悩みがある方

8,000〜15,000円

カップルカウンセリング

パートナー間のコミュニケーション改善を支援

妊活・不妊治療で夫婦関係に困難を感じている方

10,000〜20,000円

マインドフルネスベース

瞑想や呼吸法を活用したストレス低減

ストレス管理、自律神経の調整をしたい方

3,000〜8,000円

妊活中のメンタルケアには、認知行動療法(CBT)またはカップルカウンセリングが特に推奨されます。不妊治療に伴う不安や焦りは「認知の歪み」が関与していることが多く、CBTで具体的な対処スキルを身につけられます。

カウンセラーの資格と選び方|信頼できる専門家を見分けるポイント

日本ではカウンセラーの資格制度が複数あり、資格によって専門性と信頼性が異なります。

資格名

種別

特徴

公認心理師

国家資格

2018年開始の国家資格。医療・教育・福祉分野で活動

臨床心理士

民間資格(高い信頼性)

大学院修了が条件。30年以上の歴史があり医療現場で広く認知

産業カウンセラー

民間資格

職場のメンタルヘルスに特化

○○カウンセラー(民間認定)

民間資格(多種多様)

養成期間が短いものも。質にばらつきがある

選ぶ際のポイントは以下の5つです。

  1. 公認心理師または臨床心理士の資格を持っているか:この2つのいずれかを持つカウンセラーを優先的に選ぶ
  2. 得意分野を確認する:不妊・妊活・女性のメンタルヘルスの経験があるか
  3. 初回相談の仕組みがあるか:相性を確認できるお試しセッションがあると安心
  4. 守秘義務の説明があるか:初回に守秘義務と例外(自傷他害のリスク時)を説明してくれるか
  5. 通いやすさ:自宅や職場から無理なく通える距離。通えない場合はオンラインを検討

オンラインカウンセリングのメリット・デメリット

コロナ禍以降、オンラインカウンセリングのサービスが急速に普及しました。対面とオンラインそれぞれの特徴を比較します。

項目

対面カウンセリング

オンラインカウンセリング

アクセス

通院が必要

自宅から利用可能

対応時間

営業時間内

夜間・早朝対応のサービスもあり

費用

5,000〜15,000円/回

3,000〜10,000円/回

匿名性

低い(来院が必要)

高い(顔出し不要のサービスもあり)

非言語情報

表情・姿勢から読み取れる

限定的(ビデオONなら一部可能)

向いている相談

重度の症状、トラウマ治療

軽〜中度の悩み、初めてのカウンセリング

代表的なオンラインカウンセリングサービスには、cotree(コトリー)、うららか相談室、KIRIHARE(キリハレ)などがあります。いずれも公認心理師・臨床心理士が在籍しています。

カウンセリングの費用と保険適用|負担を減らす方法

カウンセリングの費用は保険適用の有無で大きく異なります。

  • 保険適用あり(3割負担):精神科・心療内科に通院し、医師の指示のもと公認心理師が行うカウンセリングは保険適用になる場合がある。1回1,500〜3,000円程度
  • 保険適用なし(自費):カウンセリング専門機関や開業カウンセラーは自費。1回5,000〜15,000円

費用負担を軽減する方法は以下の通りです。

  1. 精神科・心療内科経由で保険適用のカウンセリングを受ける:まず精神科を受診し、医師の判断でカウンセリングが処方される
  2. 自治体の無料相談窓口を利用:保健所、精神保健福祉センター、女性相談センターなどで無料相談が可能
  3. EAP(従業員支援プログラム):勤務先がEAPを導入している場合、年数回のカウンセリングが無料で利用できる
  4. 不妊専門相談センター:各都道府県に設置されており、不妊に関する心理相談を無料で受けられる

カウンセリングを効果的に活用するコツ

  • 初回で全てを解決しようとしない:カウンセリングは1回で劇的に変わるものではない。4〜8回の継続で効果を判断する
  • 事前に話したいことをメモする:50分のセッションを有効に使うため、相談したいテーマを2〜3つ書き出しておく
  • カウンセラーとの相性を重視する:2〜3回受けても「話しにくい」「合わない」と感じたら、遠慮なく別のカウンセラーに変更してよい
  • セッション間の宿題に取り組む:CBTでは「思考記録表をつける」などの宿題が出ることがある。セッション間の実践が効果を高める
  • パートナーに共有する:可能であれば、カウンセリングで気づいたことをパートナーと共有する。夫婦の理解が深まる

よくある質問

カウンセリングと精神科の違いは何ですか?

精神科は医師が診断と薬物治療を行う医療機関です。カウンセリングは心理士が対話を通じて心理的支援を行います。薬が必要な場合は精神科、対話で悩みを整理したい場合はカウンセリングが適しています。両方を併用することも一般的です。

カウンセリングで話したことは外に漏れませんか?

カウンセラーには守秘義務があり、相談内容を第三者に漏らすことは法律で禁じられています。例外は、自傷や他害の緊急リスクがある場合のみです。初回セッションで守秘義務について説明があるはずですので、確認してください。

妊活中のカウンセリングは何を話せばよいですか?

治療への不安、先の見えないストレス、夫婦間の温度差、職場との両立の悩みなど、何でも話して構いません。「こんなことで相談してよいのか」と思う内容でも、カウンセラーにとっては重要な情報です。気軽に話してください。

夫婦で一緒にカウンセリングを受けられますか?

はい、カップルカウンセリングとして夫婦同席で受けられます。不妊治療に対する考え方の違い、コミュニケーションの改善、役割分担の見直しなど、二人の問題を第三者の視点で整理できます。

カウンセリングはどのくらいの頻度で受けるべきですか?

一般的には週1回〜隔週が推奨されますが、状態や目的に応じて調整します。急性期は週1回、安定してきたら月1〜2回に減らすのが一般的な流れです。費用と時間のバランスも考慮して、無理のない頻度を決めましょう。

まとめ

カウンセリングは「深刻な状態になってから行く場所」ではなく、「つらさを感じた時点で活用できるサポート」です。公認心理師または臨床心理士の資格を持ち、妊活・不妊治療の経験があるカウンセラーを選ぶことが重要です。対面が難しい場合はオンラインカウンセリングも有効な選択肢です。費用面では、精神科経由の保険適用、自治体の無料相談、EAPの活用で負担を軽減できます。まずは不妊専門相談センター(無料)への電話相談から始めてみてください。

※本記事はメンタルヘルスに関する一般的な情報提供を目的としています。緊急の場合や自傷・他害のリスクがある場合は、すぐに医療機関または「いのちの電話(0570-783-556)」に連絡してください。

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この記事を書いた人

EggLink編集部

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公開:2026/4/19更新:2026/5/4