妊娠22週で、出血、繰り返す張りや痛み、いつもと違う腰痛、破水のような水分の流出がある場合は、通院先の産科へ速やかに連絡してください。回数や出血の色だけで安全を判断せず、週数と症状、始まった時刻を伝えます。強い痛み、大量の出血、失神などがある場合は、119を含め緊急の医療につながってください。
症状があるときの連絡と伝え方
| 気になる症状 | 対応と伝えること |
|---|---|
| 出血や繰り返す張り・痛み | 産科へ連絡し、量や変化、間隔、持続時間などを伝える |
| 水が出る・漏れる感じ | 破水か尿などかを自己判断せず、流出の始まりと様子を伝える |
| いつもと違う腰痛・不安な変化 | 産科へ相談し、普段との違いとほかの症状を伝える |
| 大量出血・強い痛み・失神など | 救急要請を含め緊急対応。自分で運転せず、移動方法も指示を受ける |
NHSは、37週未満での規則的な収縮、月経のような痛み、水分の流出、普段と違う腰痛を、産科へ連絡する症状として案内しています。NHS:早産の症状と受診
「1時間に何回未満なら大丈夫」「出血が少なければ翌日まで待つ」といった共通の安全基準にはしません。電話で指示された内容に沿って受診し、連絡後に症状が変わった場合は改めて伝えてください。
22週の医学上の区分と、死産届の条件は別です
慶應義塾大学病院の解説では、流産は妊娠21週6日以前の妊娠の中断、早産は妊娠22週以降から37週未満の分娩です。22週の出血や張りがあっただけで、流産や早産が確定するわけではありません。慶應義塾大学病院:妊娠・流産・早産の解説
一方、神奈川県の公式案内では、妊娠満12週以降の胎児を死産した場合は、死産から7日以内に市町村への届出が必要です。「22週未満なら届出不要」ではありません。必要な証書や具体的な手続きは、医療機関と届出先の市町村へ確認します。神奈川県:流産・死産後の手続きと支援
診察では何を確認するのか
張りや出血の原因、破水や感染の有無、母体と赤ちゃんの状態などを確認します。NHSも、破水、陣痛、感染の有無を調べ、状況に応じて内診や血液・尿検査などを行うと説明しています。すべての人に同じ検査を行うという意味ではありません。
子宮頸管が短いと言われた場合も、長さの数値だけで手術や入院を決めません。週数、症状、過去の妊娠歴、検査結果を合わせて、必要な管理とその理由を担当医に聞いてください。本記事で手術の方法・時期や薬を指定するものではありません。
早い出産が見込まれる場合の相談
早産が見込まれる場合は、母体と赤ちゃんの状態、出産する施設や新生児医療の体制、説明を受けられる時期を相談します。同じ週数でも状況が違うため、出典条件の分からない生存率を本人の見通しとして使いません。
説明を一度で整理しきれない場合は、聞きたいことをメモし、同席してほしい人や相談窓口について伝えて構いません。赤ちゃんを亡くした場合の身体のケア、悲しみへの支援、手続きも、病院や自治体へ相談できます。支援の対象や内容はそれぞれ確認してください。
出典と確認日
2026年10月27日に、NHSの早産症状、慶應義塾大学病院の医学上の区分、神奈川県の死産届・支援の採用節を確認しました。特定の新生児の予後や個人の治療方針を判定する記事ではありません。本記事の個別の医師監修はありません。

この記事を書いた人
EggLink編集部
医療・婦人科専門メディア
公的機関や医学会などの情報をもとに、女性の健康と医療の選択に役立つ情報を整理しています。