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38歳で初めての不妊検査|何を調べる?

2026/4/19

38歳で初めての不妊検査|何を調べる?

「38歳で初めて不妊検査を受けようと思っているが、何をどこで調べればいいのかわからない」——そんな不安を持つ方に向けて、検査の全体像を解説します。結論として、38歳ではまず産婦人科・不妊専門クリニックを受診し、ホルモン検査・AMH検査・卵管造影・精液検査の4つを優先的に受けることが推奨されます。

この記事のポイント

  • 38歳の不妊検査:AMH・ホルモン・卵管・精液の4検査が基本セット
  • 2022年以降、多くの検査が保険適用(初診から)で受けられる
  • 初診から結果説明まで約2〜4週間が目安

38歳の不妊検査:何がわかる?全体像

不妊検査は「妊娠しにくい原因を特定する」ためのものです。38歳という年齢では、卵巣予備能の低下・卵管の問題・子宮の状態・パートナーの精子の状態を総合的に確認することが特に重要です。検査で異常が見つかれば適切な治療法が、異常がなければ「機能性不妊」として治療方針が立てられます。

不妊の主な原因と割合

原因

割合

主な検査

排卵因子

約25%

ホルモン検査・超音波

卵管因子

約25%

子宮卵管造影(HSG)

男性因子

約40〜50%

精液検査

子宮因子

約10%

子宮鏡・超音波

原因不明(機能性)

約10〜20%

全検査正常の場合

受けるべき検査の詳細リスト

初回の不妊検査では以下の検査を受けることが一般的です。多くは生理周期に合わせて検査タイミングが決まるため、月経開始日を記録しておくと受診がスムーズです。

血液検査(ホルモン・AMH)

  • AMH(抗ミュラー管ホルモン):卵巣に残っている卵子の数の目安。月経周期に関係なく測定可能
  • FSH・LH・エストラジオール:月経2〜5日目に採血。排卵機能の基本指標
  • プロゲステロン:排卵後の黄体機能を確認
  • 甲状腺機能(TSH・FT4):甲状腺異常は不妊・流産の原因となるため必須

超音波検査

経腟超音波で子宮・卵巣の形態を確認します。子宮筋腫・卵巣嚢腫・子宮内膜症の有無、卵胞の数(AFC)などを評価します。

子宮卵管造影(HSG)

卵管の開存性(詰まっていないか)を確認する検査です。月経終了直後(生理8〜11日目ごろ)に実施します。造影剤を注入するため、多少の痛みを伴う場合があります。保険適用で約5,000〜1万円(3割負担)が目安です。

精液検査(パートナー)

男性不妊は不妊カップルの約40〜50%に関与します。初回検査から精液検査を必ず受けることが重要です。精子濃度・運動率・形態を評価します。

検査の流れとスケジュール

初診から全検査完了まで、月経周期に合わせて約2〜4週間かかります。

時期

検査内容

月経2〜5日目(初診)

ホルモン検査(FSH・LH・E2)、AMH、超音波(AFC)、甲状腺検査

月経8〜11日目

子宮卵管造影(HSG)

排卵後5〜7日目

プロゲステロン測定(黄体機能確認)

いつでも

精液検査(パートナー)

全検査後

結果説明・治療方針の相談

費用と保険適用

2022年4月から不妊検査・治療への保険適用が拡大されました。初診からAMH・ホルモン検査・精液検査・卵管造影など主要検査に保険が適用されます(3割負担)。

検査

費用目安(3割負担)

初診料+基本検査セット

約3,000〜8,000円

AMH検査

約1,000〜3,000円

子宮卵管造影(HSG)

約5,000〜1万円

精液検査

約1,000〜3,000円

合計目安

約1〜2万円(一連の基本検査)

結果の読み方:数値の目安

検査結果が出たら担当医から説明がありますが、主な指標の目安を知っておくと理解が深まります。

AMH値の目安(38歳)

AMH値

評価

次の対応

1.0ng/mL以上

年齢平均的または良好

タイミング法や人工授精から検討可

0.5〜1.0ng/mL

やや低下

早めのステップアップを検討

0.5ng/mL未満

低値(卵巣予備能低下)

体外受精を早期に検討

よくある質問

Q. 不妊検査は産婦人科とレディースクリニック、どちらがよいですか?

A. 不妊専門クリニック(生殖医療専門医在籍)が最も体系的な検査・治療が受けられます。ただし一般婦人科でも基本検査は受けられます。体外受精まで視野に入れるなら専門クリニックへの受診をお勧めします。

Q. 初診時に全ての検査を一日で終えられますか?

A. 採血(ホルモン・AMH)と超音波検査は初診当日に可能です。卵管造影は月経周期に合わせるため別日になります。

Q. 検査の結果が全て正常でも妊娠できないことはありますか?

A. あります。「原因不明不妊(機能性不妊)」と呼ばれ、全不妊の約10〜20%を占めます。この場合も体外受精・顕微授精で妊娠できるケースが多くあります。

Q. HSG(卵管造影)は痛いですか?

A. 個人差がありますが、造影剤注入時に生理痛に似た痛みを感じる方が多いです。検査前に鎮痛剤を処方してくれる施設もあります。事前に相談しておくと安心です。

Q. 38歳で検査結果が良好でも、すぐにステップアップしたほうがいいですか?

A. AMHが高くても年齢による卵子の質の低下は避けられません。担当医と相談しながら、タイミング法を3〜6周期試して効果がなければステップアップを検討するのが一般的です。

まとめ

38歳での初めての不妊検査は、AMH・ホルモン検査・卵管造影・精液検査の4つが基本セットです。保険適用で一連の検査が1〜2万円程度で受けられるようになりました。検査結果を基に担当医と治療方針を相談し、必要なら早期のステップアップを検討することが、38歳での妊活において最も重要なアプローチです。

次のステップ

「まず何をしたらよいかわからない」という方は、不妊専門クリニックへの初診予約から始めましょう。月経2〜5日目が検査に適したタイミングです。パートナーと一緒に受診することで、双方の検査を同時に進められます。

※本記事は医療情報の提供を目的としており、診断・治療を行うものではありません。気になる症状がある場合は、必ず専門の医療機関を受診してください。

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この記事を書いた人

EggLink編集部

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公開:2026/4/19更新:2026/5/2