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妊活中に風邪を引いた時の対処法|風邪薬は飲んでOK?

2026/4/19

妊活中に風邪を引いた時の対処法|風邪薬は飲んでOK?

妊活中に風邪を引いた時の対処法|風邪薬は飲んでいいか

妊活中に風邪を引いた場合、多くのケースでは安静・水分補給・十分な睡眠が最も有効な対処です。市販の風邪薬の多くは複数成分の配合剤で、妊活中(特に排卵期・黄体期)には注意が必要な成分が含まれる場合があります。症状別の単剤使用とカロナール(アセトアミノフェン)への置き換えが基本方針です。

市販の風邪薬に含まれる成分と妊活への影響

パブロン・ルル・葛根湯などの市販薬は複数成分の配合剤です。それぞれの成分の妊活期への影響を理解して選択することが重要です。

成分名

主な作用

含む代表的薬剤

妊活中の注意点

アセトアミノフェン

解熱・鎮痛

カロナール、タイレノール、パブロンゴールド(一部)

比較的安全。通常用量での短期使用は許容されることが多い

イブプロフェン・ロキソプロフェン

解熱・鎮痛・抗炎症

イブA錠、ロキソニンS

排卵期・黄体期の使用は注意。カロナールへの切り替えを検討

塩酸ブロムヘキシン・アンブロキソール

去痰

ムコダイン(処方)、一部の市販薬

妊活期の使用は少量・短期であれば問題少ないとされるが医師確認を推奨

d-クロルフェニラミンマレイン酸塩(第1世代抗ヒスタミン薬)

鼻水・くしゃみ止め

ポララミン、多くの配合風邪薬

眠気・精子運動率への影響の懸念が一部で報告。短期使用は許容されることが多い

マレイン酸カルビノキサミン等

抗ヒスタミン

コルゲンコーワ等

妊活期は最小限に留める。服用量・期間を最小限に

エフェドリン・dl-メチルエフェドリン

気管支拡張・鼻づまり緩和

一部の配合風邪薬

血圧上昇作用あり。妊活中の継続使用は避けた方が無難

妊活中の風邪治療の基本方針

妊活期(妊娠確定前)の風邪対処は、「薬で症状を抑える」より「体の自然回復を助ける」アプローチを優先することをお勧めします。以下の順番で対応を考えてください。

  • まず非薬物療法:安静・十分な睡眠(7〜9時間)・水分補給(1日1.5〜2L以上)・保温
  • 食事療法:消化の良い食事(おかゆ・スープ)、タンパク質確保(豆腐・白身魚)、ビタミンC(柑橘類・パプリカ)
  • どうしても薬が必要な場合:カロナール(アセトアミノフェン)を症状別・最小用量で使用
  • 高熱・重症感・1週間以上の継続:医療機関を受診する

症状別・妊活中の対処法

風邪の症状によって対処法が異なります。できる限り薬に頼らない方法と、使用する場合の薬の選び方を整理します。

発熱(37.5℃以上)

  • 38℃未満:無理に下げず、安静・水分補給・保温で様子を見る
  • 38.5℃以上:カロナール(アセトアミノフェン)500mgを服用、改善しなければ医療機関へ
  • 39℃以上・高熱が続く:医療機関受診(インフルエンザ・肺炎等の鑑別が必要)

のどの痛み

  • うがい(水またはうがい薬)を1時間ごとに実施
  • はちみつレモン(のど粘膜保護)
  • マスク着用で湿度を保つ
  • トローチ(イソジンクリア等)は少量であれば問題ないことが多い

鼻水・鼻づまり

  • 温かい蒸気吸入(洗面台に湯を張って蒸気を吸う)
  • 生理食塩水での鼻洗浄
  • どうしても眠れない場合:第2世代抗ヒスタミン薬(眠気が少ない)を選択

咳・たん

  • 水分を多く摂って粘膜を保湿
  • はちみつ(1歳未満には禁忌だが成人は問題なし)
  • 強い咳が2週間以上続く場合は医療機関受診(マイコプラズマ・百日咳の鑑別)

医療機関受診が必要なケース

以下の場合は市販薬での自己対処ではなく、速やかに医療機関を受診してください。

  • 39℃以上の高熱・高熱が3日以上続く
  • 息苦しさ・胸の痛み(肺炎の可能性)
  • 意識がもうろうとする・高度の倦怠感
  • インフルエンザが疑われる場合(発症48時間以内に受診すると抗ウイルス薬が有効)
  • 体外受精の採卵・移植が近い時期に風邪の症状が出た場合(クリニックに連絡)

免疫力を維持する妊活中の生活習慣

そもそも風邪を引きにくい体づくりが最も効果的な対策です。妊活中の免疫力維持に役立つ生活習慣を取り入れましょう。

  • 十分な睡眠:7〜8時間確保。睡眠不足はNK細胞(自然免疫)活性を低下させる
  • ストレス管理:妊活中のストレスはコルチゾール分泌を高め免疫を抑制する
  • 適切な栄養:ビタミンC・D・亜鉛は免疫機能の維持に重要
  • 適度な運動:激しすぎる運動は免疫低下につながる
  • 手洗い・うがい:最も有効な感染予防策

よくある質問

Q. パブロンゴールドを妊活中に飲んでしまいました。大丈夫ですか?

妊娠確定前の妊活期であれば、1〜2回の通常量服用で過度に心配する必要はないことが多いです。ただし今後は排卵期・黄体期はカロナールを使用するようにしてください。心配な場合は不妊クリニックまたは産婦人科に相談してください。

Q. インフルエンザになったら妊活はお休みすべきですか?

インフルエンザ中は高熱・全身倦怠感が強く、性交渉・通院とも一時中断が現実的です。不妊治療を受けている場合はクリニックに連絡してください。インフルエンザ治療薬(タミフル等)は妊活期の使用についても担当医に確認してください。

Q. 体外受精の採卵直前に風邪を引きました。採卵は延期すべきですか?

高熱がある状態での採卵は体への負担が大きいため、担当クリニックに即座に連絡してください。クリニックによっては延期の判断をする場合があります。軽い鼻水程度であれば続行できる場合もあるため、まず電話で状況を伝えることが重要です。

Q. 漢方薬(葛根湯等)は妊活中に安全ですか?

葛根湯は一般的に安全性が高いとされていますが、妊娠中の使用については注意が必要な漢方薬もあります。「自然由来だから安全」とは限りません。妊活中の漢方薬使用は、漢方専門医または産婦人科に相談することをお勧めします。

Q. 市販薬より処方薬の方が安全ですか?

必ずしもそうではありません。医師の診察のもとで処方された薬は、患者の状態に合わせて選択・用量調整されているという点で適切ですが、「処方薬=妊活中に安全」というわけではありません。重要なのは「妊活中であること」を医師・薬剤師に伝えて適切な薬を選んでもらうことです。

まとめ

妊活中の風邪対処は、安静・水分補給・睡眠を最優先し、どうしても薬が必要な場合はカロナール(アセトアミノフェン)を症状に合わせて使用することが基本方針です。市販の配合風邪薬は排卵期・黄体期を避けるか、最小限の使用に留めることをお勧めします。高熱・重症感がある場合や不妊治療中の場合は医療機関・クリニックに相談してください。

免責事項

本記事は一般的な医療情報の提供を目的としており、特定の薬の使用可否を断定するものではありません。妊活中の薬の使用については、必ず担当医師・薬剤師にご相談ください。

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この記事を書いた人

EggLink編集部

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公開:2026/4/19更新:2026/5/2