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産後ケアホテルの費用相場|自治体助成で1泊1,000円〜も可能

2026/5/4

産後ケアホテルの費用相場|自治体助成で1泊1,000円〜も可能

産後ケアホテルが注目を集めていますが、気になるのはやはり費用。産後ケアホテルの利用料金は1泊あたり3万〜10万円が相場で、自治体の助成を利用すれば1泊1,000〜5,000円で利用できるケースもあります。この記事では、産後ケアホテルの費用相場、自治体助成金の活用法、主要施設の比較情報をまとめました。

この記事のポイント

  • 産後ケアホテルの自費利用は1泊3〜10万円が相場
  • 自治体の産後ケア事業を利用すれば大幅に安くなる(1泊1,000〜5,000円も)
  • 主要施設の費用・サービス内容を比較表で紹介

産後ケアホテルとは|産後ケア施設の種類と違い

産後ケアホテルは、助産師や看護師が常駐し、産後のママと赤ちゃんのケアを24時間体制で行う宿泊型施設です。従来の「産後ケアセンター」や「産後院」をホテルライクな空間で提供するのが特徴。

産後ケア施設の種類

種類

概要

費用感

産後ケアホテル

ホテル型の個室、高級感あるサービス

3〜10万円/泊(自費)

産後ケアセンター

助産院・病院併設の宿泊施設

1〜5万円/泊(自費)

産後ケア(デイケア型)

日帰りで食事・休息・相談

5,000〜1万円/日(自費)

訪問型産後ケア

自宅に助産師が訪問

3,000〜8,000円/回(自費)

産後ケアホテルの費用相場|1泊3〜10万円

産後ケアホテルの自費利用料金は施設のグレードや立地によって大きく異なりますが、1泊3〜10万円が主流。1週間滞在すると20〜70万円になります。

費用に含まれるもの

  • 個室利用(ベビーベッド付き)
  • 助産師による24時間サポート(授乳指導・沐浴指導)
  • 3食+おやつ(管理栄養士監修の産褥食)
  • 赤ちゃんの預かり(ママの休息時間確保)
  • 施設によって: アロマトリートメント、骨盤ケア、母乳相談

主要施設の費用比較

施設名

所在地

1泊料金(自費)

特徴

マームガーデンHAYAMA

神奈川県葉山町

約7〜10万円

オーシャンビュー、ラグジュアリー

マームガーデンMISE

東京都港区

約5〜8万円

都心アクセス良好

Helica(ヘリカ)

東京都港区

約5〜7万円

ホテルニューオータニ内

Boshimo(ボシモ)

大阪府大阪市

約4〜6万円

関西エリアの代表格

Angel Resort

神奈川県藤沢市

約3〜5万円

比較的リーズナブル

自治体の助成金を活用|費用を大幅に抑える方法

2024年の母子保健法改正により、すべての市区町村が産後ケア事業を実施する努力義務を負っています。自治体の助成を利用すれば、1泊1,000〜5,000円程度で産後ケアを受けられるケースも

助成金の仕組み

自治体が指定する施設を利用した場合、費用の一部(場合によっては大部分)を自治体が負担。自己負担額は自治体ごとに異なります。

自治体助成の例

自治体

宿泊型自己負担

利用可能日数

東京都世田谷区

1泊3,000円

最大7日間

東京都港区

1泊5,000円

最大7日間

横浜市

1泊3,000円

最大7日間

大阪市

1泊2,500円

最大7日間

名古屋市

1泊2,000円

最大7日間

助成を受けるための手続き

  1. 住んでいる自治体の母子保健課に問い合わせ
  2. 利用申請書を提出(妊娠中から申請可能な自治体が多い)
  3. 利用決定通知を受領
  4. 指定施設を予約し、利用

産後ケアホテルの選び方|5つのポイント

高額な投資だからこそ、自分のニーズに合った施設を選ぶことが重要です。

ポイント1: 助産師・看護師の常駐体制

24時間常駐か、日中のみかで安心感が異なります。夜間の赤ちゃん預かりを希望するなら24時間体制の施設を。

ポイント2: 食事の質

産褥期の栄養管理は回復に直結。管理栄養士監修の食事が提供されるか確認しましょう。

ポイント3: アクセスと面会ルール

パートナーや上の子の面会が可能かどうか。自宅からの距離も退院後の通院を考慮して。

ポイント4: 追加サービス

アロマトリートメント、骨盤矯正、母乳相談、育児講座など、施設ごとにオプションが異なります。

ポイント5: 予約時期

人気施設は妊娠中に予約が埋まることも。妊娠7〜8ヶ月頃には問い合わせ・予約を完了させておくのが安心です。

産後ケアホテルvs実家帰省vs自治体サービス|費用比較

産後の過ごし方として代表的な3択の費用とメリットを比較しました。

選択肢

1週間の費用

メリット

デメリット

産後ケアホテル(自費)

20〜70万円

プロのケア、24時間サポート

費用が高い

産後ケアホテル(助成あり)

7,000〜3.5万円

プロのケア+費用軽減

自治体の指定施設のみ

実家帰省

0〜数万円

費用が安い、安心感

親との関係性による

自治体の訪問型ケア

数千〜数万円

自宅で受けられる

利用回数に制限

よくある質問

Q. 産後何日目から利用できる?

多くの施設で退院直後(産後3〜5日)から利用可能。帝王切開の場合は退院時期に合わせて調整してくれます。

Q. 赤ちゃんを預けて寝てもいい?

はい。「ママの休息」が産後ケアの重要な目的の一つ。夜間に赤ちゃんを預けてまとまった睡眠を取ることが推奨されています。

Q. パートナーも一緒に泊まれる?

施設によって異なります。追加料金で同室宿泊が可能な施設もあれば、面会のみの施設も。事前に確認を。

Q. 上の子がいても利用できる?

一部の施設では上の子の同伴が可能ですが、多くは原則としてママと新生児のみ。上の子の預け先を別途手配する必要がある場合が多いでしょう。

Q. 医療行為は受けられる?

産後ケアホテルは医療機関ではないため、医療行為は基本的に行われません。体調不良時は提携医療機関への紹介を受けられます。

Q. 確定申告で医療費控除は使える?

産後ケアは現時点では医療費控除の対象外とされるケースが多いですが、自治体の産後ケア事業として利用した場合は一部対象になる可能性も。税務署に確認を。

まとめ

産後ケアホテルの費用は自費で1泊3〜10万円が相場ですが、自治体の助成を活用すれば1泊1,000〜5,000円で利用できるケースもあります。まずはお住まいの自治体に産後ケア事業の内容を確認し、人気施設は妊娠7〜8ヶ月頃に予約を。産後の回復を支える投資として、検討してみてください。

次のステップへ

産後の過ごし方や体の回復について不安がある方は、Women's Doctorのオンライン相談で産婦人科医にご相談ください。

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この記事を書いた人

EggLink編集部

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公開:2026/5/4更新:2026/5/4