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不妊治療中に食べられないとき|早く連絡したい症状と相談の準備

2026/4/22

更新:2026/10/30

不妊治療中に食事が取れなくなったら、原因をストレスや薬の副作用と決めつけず、治療先へ相談してください。特に排卵を促す治療・採卵の後や、妊娠している場合は、腹痛や嘔吐、水分が取れるかなども確認が必要です。食欲が戻るまで2週間待つ、という案内にはしません。

食欲と一緒に、体の症状を伝えます

今の状態対応の考え方
息苦しい・胸が痛い・気が遠くなる速やかに医療対応を求め、強い症状は救急へ連絡する
お腹の張りや痛み、嘔吐がある治療の内容・時期を伝え、早く治療先へ連絡する
水分も保てない、尿が少ない・濃い脱水などの評価が必要なため、食事の工夫だけで待たず相談する
体重が落ち、食べられない状態が続く経過を医師へ伝え、身体と栄養の評価を相談する
気分が落ち込み、生活も難しい身体の診療と合わせ、こころの不調への支援も相談する

治療後の症状を、心因性と片づけないでください

卵巣を刺激する治療では、卵巣過剰刺激症候群(OHSS)などへの注意が必要です。NHSのIVF案内は、腹痛・膨満、吐き気や嘔吐などがある場合の早い連絡と、息苦しさ・胸痛・脱水などの強い症状への緊急対応を案内しています。

食欲だけでOHSSとは診断できませんし、薬の副作用として必ず自然に治るともいえません。治療した施設名、薬や注射、採卵・移植などの日付と症状を伝えてください。時間外の連絡先や、つながらない場合の受診先も確認します。NHS:IVF後の合併症の症状と連絡(採用節)

妊娠中に吐いて飲食が保てない場合も、早く相談します

妊娠中の強い吐き気・嘔吐で、食事や水分が保てない状態には、脱水などへの治療が必要になる場合があります。尿が少ない、色が濃い、立つとふらつく、体重が減るといったことも伝えてください。妊娠悪阻以外の原因を調べる必要がある場合もあります。

「不安で食べられないだけ」「つわりだから仕方がない」と本人だけで区別しないでください。妊娠前の食欲低下と妊娠中の嘔吐を、同じ原因や対処法にまとめるものでもありません。NHS:妊娠中の嘔吐で医療へ相談する症状、NHS:強い嘔吐・脱水と早期の支援

薬の時間や量は、自分で変更せず確認します

薬を使い始めた時期、服用・注射の時刻と、症状が始まった時刻を記録すると相談に役立ちます。吐いて内服できなかった場合も、追加で飲むか、どう対応するかを処方元へ確認してください。

食後・就寝前にすればよい、終了から数日〜1週間で必ず改善する、と一律には案内できません。自己中止・増減や、吐き気止め・サプリメントの追加は避け、薬の名前を示して相談します。

食事の工夫は、受診を遅らせる方法にしません

妊娠中の軽いつわりでは、食べやすいものを少量ずつ分ける、においを避ける、水分を少しずつ取るなどの工夫が紹介されています。ただし、飲食が保てない場合や強い症状がある場合には、医療への相談を先にしてください。

食べる量や食品を完璧にそろえることを負担にせず、食事の用意や買い物を周囲へ頼む方法もあります。飲料・補水用の製品やサプリだけで食事の栄養を全て補えると考えず、食べられない状態が続く場合の支援を医療者へ確認します。NHS:軽いつわりで試す生活上の工夫と、治療が必要な場合

相談のために残したい記録

  • 治療の段階、使った薬・注射・サプリと、直近の処置日
  • いつから食べられないか、嘔吐、飲食や尿のおおよその状態
  • 腹痛・張り・息苦しさ・発熱など、ほかの症状
  • 体重の変化、眠りや気分、日常生活への影響

食べられないことで自分や治療結果を責める必要はありません。身体の評価と合わせ、気分や食行動の困りごとも医師へ伝えてください。消えたい、自分を傷つけたいという気持ちは期間を待たず助けを求め、安全を保てない場合は119番などで救急につなぎます。厚生労働省:早く支援を求める案内

出典と確認日

2026年10月30日に採用箇所を照合しました。NHSのIVFは2025年4月、妊娠中の嘔吐は2024年4月のレビュー、強い嘔吐は2023年1月の公開レビューです。海外の薬剤・用量を処方するものではなく、個別の医師監修は行っていません。

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この記事を書いた人

EggLink編集部

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公開:2026/4/22更新:2026/10/30